材料を入れてスイッチ「ピ!」で完成! 待っているだけで本格的な料理ができる“炊飯器で手ブラめし”【作ってみた】

暮らし

2019/7/19

 料理に時間はかけられないけれど、おいしいものを家族に食べさせたい…という矛盾と戦っている主婦は多いはず。『ぜ~んぶ入れてスイッチ「ピ!」炊飯器で魔法のレシピ100』(牛尾理恵/主婦の友社)は、そんな難しい願いを簡単に叶えてくれる魔法の料理本です。

『ぜ~んぶ入れてスイッチ「ピ!」炊飯器で魔法のレシピ100』(牛尾理恵/主婦の友社)

 使うのは、どこの家にもある炊飯器。材料をぜ~んぶ入れたら、あとは出来上がるのを待つだけ。放っておけば完成する「手ブラめし」は、ズボラ女子や忙しい女性の強い味方になってくれます。…というわけで、ズボラ女子代表の筆者が炊飯器レシピにチャレンジしてみました!

■シーフードミックスで簡単にできる「いためないシーフードピラフ」

 魚介の旨味が活かされたシーフードピラフは、お子さんウケもいい料理。しかし、えびやイカ、アサリといった具材をひとつずつ準備して作ろうと思うと費用もかさみ、手間もかかってしまいます。そのため、電子レンジで温められる冷凍のシーフードピラフが“我が家の味”になっているおうちも多いのでは? そんな悩みは、シーフードミックスと炊飯器を使うことで解決してみましょう。炊飯器をあけたときのフワッと香るバターの香りは感激!

 炊飯器でシーフードピラフを作る時は自然解凍ではなく、熱湯をかけてシーフードミックスを解凍するのが時短のポイント。人参やマッシュルームなども加えたら、早炊きモードを押して、放置するだけ。

 出来上がったシーフードピラフは生臭さがまったくなく、硬くなりがちなイカもやわらかいまま味わうことができました。

 にんにくの風味が食欲をそそる本品は、お酒との相性もよさそうです。

「手ブラめし」なら、炊飯中に副菜や汁物を作ることも可能。早炊きで素早く完成させられるシーフードピラフは、ご飯を炊き忘れてしまった時にも作りたくなる時短メニューです。

■コクのあるとろうまビーフシチューを手軽に

 実は、じっくり熱を入れる炊飯器はお肉料理が得意! 特別な日にはレトルトのルーを使用しない、ちょっぴり素敵なビーフシチューが作りたくなるもの。本書を活用すれば、炊飯器とフライパンだけで本格的なビーフシチューが作れます。

 作る時はお肉や玉ねぎ、マッシュルーム、にんにくをあらかじめフライパンで軽く炒めて内がまに入れるだけ!完全に火を通さなくてよいので、フライパン調理が面倒に感じられません。タイマーをセットすれば、帰宅後すぐに温かいビーフシチューを食べることができるのはうれしい点です。好みの柔らかさになるまで保温モードで様子をみて。

 赤ワインやトマトピューレなどを使用した本品は、レトルトルーにはない本格的で濃厚な味わいに。

 家族にふるまうだけでなく、おうち女子会やホームパーティーの時にも作りたくなる1品です。

■デザートだって炊飯器におまかせ

 メイン料理だけでなく、おいしいデザートも作れるのが炊飯器レシピの凄さ。一見、手が込んでいそうに見えるおしゃれなデザートも、材料を入れてスイッチを押すだけで完成させられます。

 収録されているデザートレシピの中でも、筆者が特に感動したのが「リンゴのコンポート」。

 シナモンの香りがたまらないこちらは、ほどよい甘みを噛みしめられる激うまデザート。

 りんごのコンポートは一般的な作り方だと、りんごを弱火で数十分煮込み続けなければなりませんが、炊飯器なら放置でOK。小さなお子さんがいて目が離せないママさんでも安心して作ることができます。

 この楽ちんさを知ってしまったら、鍋やフライパンと必死ににらめっこする生活にはもう戻れないかも…。本書に収録されている全100のレシピを見ると、そんな想いが込み上げてきます。

 忙しい毎日の中で自分にムチを打ちながら頑張っている世の女性は、おいしくて簡単な「炊飯器レシピ」で手軽に、明日のエネルギーを補給してみてください。

文=古川諭香