【作ってみた】週末の家飲みタイムを手軽で極上に! 3ステップ以内で作れるおつまみレシピ

暮らし

2019/10/5

『ぼくのおつまみ天国』(ぼく/大和書房)

 居酒屋で、あるいは買ってきたお総菜など出来合いのものでラクに楽しむお酒もありがたいが、たまに自分で作ったおつまみをテーブルに並べて、好きなお酒とともに楽しむひとときには、ふだんと違う特別さがある。とはいえ、忙しい毎日の中でおつまみ作りに時間を費やすのはなかなか難しいものだ。

 そんなときに活用したい“お手軽自家製おつまみ”を教えてくれるレシピ本、『ぼくのおつまみ天国』(ぼく/大和書房)が発売されている。本書は、Twitterでフォロワー数22万人超えという大人気の著者が丁寧に教えてくれる、簡単おつまみのレシピ本。SNS上で話題となった人気メニューはもちろんのこと、この本のために作られた新作レシピもたっぷり! そこで、さっそく実際に作ってみた。

■「揚げない鶏のレモン南蛮漬け」(pp.12~13)

 1つ目は、揚げずに焼いて作る「揚げない鶏のレモン南蛮漬け」。鶏もも肉に塩こしょうと片栗粉をまぶしてフライパンで焼き、スライスしたセロリ、玉ねぎ、パプリカ、レモン、にんにくと醤油、砂糖、酢、和風だしの素、レモン汁を合わせたビニール袋に入れて半日ほど休ませると完成。

 レモンの風味が爽やかで、揚げ物のようなしつこさは感じない。手間のかかる調理作業といえばフライパンで肉を焼く程度なのに、手抜きっぽさは微塵も感じさせないクオリティの高さ。冷蔵庫で冷やして食べるメニューなので、作り置きにもぴったり!

■「鯖味噌納豆揚げ」(p.51)

 2つ目は、鯖の味噌煮缶と納豆で作る「鯖味噌納豆揚げ」。ボウルに納豆とねぎ、納豆のタレを入れてよく混ぜ、鯖味噌煮缶(具のみ)を加えてさらに混ぜる。縁を濡らした餃子の皮に具を乗せ、フォークの先を使ってしっかりと口を閉じたらあとは揚げ焼きするだけ。醤油とからしで食べる。

 鯖も納豆も苦手という人には少しクセのある食べ物かもしれないが、2つを組み合わせることで独特のクセを消し合ってくれるので、箸の進む食べやすい味に驚くだろう。普段鯖缶には見向きもしない家族も、「おいしい」「魚臭くない」といいながら完食していた。

■「枝豆のバター醤油焼き」(p.72)

 3つ目は、皮ごと炒める「枝豆のバター醤油焼き」。調理はとても簡単だ。冷凍枝豆は、さっと湯がくか流水解凍する。熱したフライパンにバターを溶かして枝豆を炒め、さやに焦げ目がついてきたら醤油を回し入れてなじむまで炒めれば完成。

 食べるときにバター醤油と身がほどよく合わさり、香ばしさも感じられて、手が止まらずいくらでも食べてしまいそう…。枝豆はおつまみの定番だが、いつも同じような味付けになってしまいがちなので、こういう変わり種はうれしい。

■「ごま味噌味玉」(p.85)

 最後は、味噌で漬ける味玉「ごま味噌味玉」。半熟ゆで卵を作って殻をむき、保存袋に味噌、醤油、砂糖、ごま油とともに入れて冷蔵庫で一晩漬ければ完成。

 甘辛い味噌の深くしっかりとした味にふわっとしたごま油の風味が加わり、ゆで卵を立派なおつまみに変身させてくれる。漬ける際ににんにくを加えたり、マヨネーズをつけて食べたりしてもおいしいそう。

 本書で紹介されているどのおつまみも、とっても簡単なのにおいしさにおいては一切妥協がないので、何度でも食べたくなるものばかり。ほかにも「レンジで鶏チャーシュー」「やみつきスパイシーボーン」「ラムキャラメルのフレンチトースト」「ブランデーボール」のように、ガッツリおつまみからスイーツまで、気になるレシピがたくさんある。

 さらに、巻頭と巻末には可愛らしいマンガが、またレシピ内にはイラストが描かれているので、ふだん料理があまり得意じゃなくて…という人でも楽しく読み進めることができる。今週はなんだか疲れてしまったな、という人も、この『ぼくのおつまみ天国』で、いつもの宅飲みを充実したひとときに変えてみては?

調理、文=きこなび(月乃雫)