意外と知らない「寝かしつけ」がラクになる基本セオリー!! 人が眠くなるタイミングは起床から14~16時間後

出産・子育て

2019/11/7

『マンガでわかる寝かしつけがラクになる本』(主婦の友社)

 子どもを抱っこで寝かしつけ、「やっと寝た」とそーっと布団に寝かせた途端に、ギャー!! と泣き出す。また抱き上げて抱っこの始まり…毎晩毎晩の無限ループに、心身ともにヘトヘト。「寝ない子」「夜中に起きて大泣きする子」に寄り添い続けるのは、想像以上の辛さだ。

 試験前の「一夜漬け」という話ではない。終わったら次の日たっぷり眠れる訳ではない。毎日続くのだ。何とかスムーズに寝てくれないものかと、育児中の親たちは毎日奮闘している。

 眠りにつくための「入眠儀式」も大切。「これで寝るんだ」という流れを、子どもの体に覚えさせるのだ。1日で成功することは限らないので、むしろ気長に、何日もかけて、親子でリズムを作っていく必要がある。

「眠りのセオリー」を理解すればラクになる!

●起きてから14~16時間後が「眠くなるタイミング」
●それにあわせて生活リズムを整えると、寝入りがスムーズに

 人が起きてから眠くなるタイミングは、14~16時間後と決まっていることが分かっている。そのタイミングを考えて「寝かせたい時間」から「起こす時間」を逆算すればいいのだ。つまり、夜の8時に寝かせたいのなら毎朝6時に起こす、ということになる。

「早く寝て欲しい!」と必死に抱っこなどしても、なかなか寝てくれない子どもに何時間も付き合うよりも、朝、眠がってもなんとか起こしてしまうほうが良いというわけだ。

 しかし、だからといって、いきなりふとんをひっぺがして起こす。というようなやり方では、起きてもグズグズが続いてしまう。子どもに寄り添いながら、目を覚ます手伝いをしてあげるという姿勢が大切だ。

目覚めをよくするアイディア集

●カーテンを開け、部屋を明るくする。太陽の光には目覚めさせる効果が
●目覚めの音楽を決めて、毎日それを流す
●手足をやさしくマッサージ。触覚刺激により目覚めやすくなる
●水かお湯でしぼったタオルで顔をふく

子どものころの睡眠は脳の発達にも重要

 子ども時代の睡眠は、その人の人生にも大きな影響をおよぼす。小さい頃に体内時計がきちんと動くように育てられた子は、大人になってからも体内時計の乱れに強いと言われている。つまり、少々の徹夜にも翌日には回復できるような強さを持つことができるのだ。そして、ガマンする、やりとげるなどの行為をつかさどる、脳の前頭前野は睡眠不足になるとがっくりと動きが落ちてしまう。脳の発育にも睡眠は非常に重要なのだ。

 雑誌『Baby-mo』、子育てサイト『Milly』に寄せられた読者の声を元に構成された『マンガでわかる寝かしつけがラクになる本』(主婦の友社)。寝かしつけに悩む子育て世代に必要な知識が、読みやすくまとまった1冊だ。