「バンドマンはモテる」ってホント? 世の中にあふれる“ウソ”の真実教えます

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公開日:2021/3/4

世の中、ウソばっかり! (PHP文庫)

著:
出版社:
PHP研究所
発売日:
世の中、ウソばっかり!
『世の中、ウソばっかり!』(竹内久美子/PHP研究所)

「バンドマンになればモテる!」

 そう思ってバンドを組んでいた時代が私にもありました。

 だが、実際はどうだろう。モテるヤツはモテるし、そうでないやつはお察しの通りだ。そんなことは日常茶飯事で、もっと他にもウソがあふれかえっている。

「えー、見た目なんか気にしないよ! 私って中身重視だから!」

 これもよく考えたらおかしい。イケメンや美人がモテないのを見たことがないし、逆に冴えないヤツがモテモテなのも見たことがない。ようは、何かしらの理由からそうなっているということだ。

 そんな、普段思ってはいるけど真剣に考えたことのなかった真実を科学的根拠に基づいて解明してくれるのがこの『世の中、ウソばっかり!』(竹内久美子/PHP研究所)。当たり前だと思っていたアレコレの真実を紹介する本書から、特に気になった真実を3つ紹介したい。

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バンドマンはモテる?

「バンドマンはモテる」そう聞いてバンドを組んだことはないだろうか。かくいう私もその一人だが、「実際、モテた?」という問いには沈黙で答えたい。

 だが、やっぱりバンドマンはモテる。「オレはロックで世界を変えるんだ」と大胆な発言をしても、バンドマンとして大成する可能性なんてかなり低くても、女癖が悪くても、それでもモテるのだ。

 なぜモテるか――それは魅力があるからだ。たとえ小さなライブハウスでもファンが付く歌声や演奏、ちょっと火遊びしそうな人間性だって、その人の魅力だ。その中に、免疫力や生殖能力の高さを女性たちは感じるそう。これが「バンドマンはモテる」という説の正体だ。

 なので、バンドマンなら無条件にモテるということではない。当然ながら、人を惹きつける魅力があってこそ。「あいつはイケメンだからモテるのは当然」なんて考えている私には、そもそも魅力が足りていなかったのだ。

体育会系の上下関係が厳しいのはなぜ?

 体育会系コミュニティは、上下関係が厳しいというイメージがある。

「先輩の言うことは絶対!」
「先輩が通りかかったら、立ち上がって大声で挨拶!」

 なんとも旧時代的な気がするが、いったいなぜなのか。

 体育会系の部活やサークルに集まる人たちは、身体能力の高い人たちが多い。筋肉量が多く、競争意識も高い。けんかっ早い人も少なくないだろう。

 もし、上下関係がなく全員が対等な関係だったとしたら。力と力のぶつかり合いで、上下を決めるという争いが発生してしまうはずだ。無駄な争いを起こさないため、体育会系の部活やサークルでは上下関係を厳しくするところが多いという。

「年上というだけで敬うとかありえない!」なんて思う人もいるだろう。だが、年齢のような序列がないと、拳と拳で白黒つける、そんな闘いに巻き込まれる可能性があるのだ。

人は見た目が9割?

「人は内面! イケメンは苦手!」

 こんな戯言、一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。

 人は外見で判断してはいけない。内面を見て判断しよう。そう耳にタコができるほど教えられてきた。だが、動物行動学や進化論の観点からいえば、ルックスの良さは免疫力の高さを意味したものであるというのだ。

 例えば、クジャクがメスに求愛する際、大きく鮮やかな羽を広げる。そして、免疫力が高く、虫に寄生されていない綺麗な羽を持つオスだけが、メスに選ばれるのだ。

 人間の一目惚れもコレと同じ原理。見た瞬間、免疫力の強さを見抜いて相手を好きになってしまうという。なので、惚れっぽい人は、相手の免疫力を重視しているとも言えるのだ。

 とはいえ、最近では身体の丈夫さよりも、財力のほうが大切だと考える人も多いかもしれない……。

 本書には、年頃の娘が父親を嫌う理由や、血液型によるアレコレなど、まだまだたくさんの世の中に広まっている“ウソ”が解説されている。「なるほど、こういうカラクリだったのね」なんて自分で納得するも良し、クイズにして友達と盛り上がるのにも良しの内容だ。

文=冴島友貴

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著:
出版社:
PHP研究所
発売日:
ISBN:
9784569900933