ひざ痛や体の不調、美脚に効果が期待できる！『靴の中に入れるだけ 2Gかかとインソール』

　座りっぱなしのおこもりライフ、いろんなしがらみから解放されて快適だけれど、正直、足のむくみがツラい！ かといって外出すれば、全身の疲れが足にクる……同じ悩みを抱える人は、そこそこ多いのではないだろうか。

　ここ10年ほど、自宅でこもって仕事をしている私だが、足のむくみには本当に悩まされてきた。塩分を控えても、半身浴をしても、運動をしてみても、一向によくならないのだ。

　見た目がむくんでいるだけならば、百歩譲っていいとしよう（よくないけど）。パンパンになった足は痛いし、おまけに年中ひんやり冷たい。エステやジムでも「むくみが取れたらひと回り細くなりますよ！」と言われるが、そのむくみを取るための方法は、すべて試してしまったのよ……と嘆いていたところ、知人が「これなら効くかも？」とすすめてくれたのが『靴の中に入れるだけ 2Gかかとインソール』（辻晋作：監修/主婦の友社）だった。

　この「2Gかかとインソール」は、「ひざ痛」に悩む患者たちなどの治療の最前線に立つ再生医療のカリスマ、医学博士の辻晋作先生が考案したものだ。辻先生は東大医学部出身の医師であり、再生医療の第一人者として活躍。表参道のクリニックでは美容に関する患者の悩みにも向き合っている。足のサイズは22cm〜28cmに対応、男女兼用で、使い方は、スニーカーでもパンプスでも、ただ靴の中に入れるだけ、どんな靴にも合わせられる上に、なんとパラリンピックの選手にも義肢を提供する企業が設計しているという、技術的にも信頼感満載のかかとインソールだ。

　さっそくスニーカーの中に入れ、出かけてみると……おお、なんだか背筋がすっと伸びる気がする。視線が高くなったというか、身長が伸びたような感覚だ。

　これは効きそうだと期待しつつ取材に出かけ、数時間後。帰ってきて靴を脱ぎ、その中を見てハッとした。「そういえば私、今日インソール入れて出かけてたな!?」。違和感がほとんどないので、すっかり忘れていたのだった。同時に気がついたのは、全身の疲れがいつもより断然軽いこと。ふだんなら、少しでも歩くと腰やひざ、足首まわりが痛むのだが、この日はそんな痛みもほぼ感じなかった。あれ、これは外出が楽になるのでは……？

　それから1週間、近所のジムに出かけるときや、食料品の買い出しなどにはかかとインソールを入れたスニーカーで歩いているが、ちょっと驚く変化があった。夏でも靴下を手放せなかった私が、靴下なしで過ごしている……！ びっくりしてスキニージーンズを履いてみると、やっぱりゆるくなっている。あれだけ頑固だったむくみが、多少なりともよくなっているようだ。

　辻先生によると、「ひざ痛」をはじめ、体のあらゆる不調の原因は、かかとのアライメント（骨の配列）にあるそうだ。体の土台となるかかとを正しい位置にサポートすると、全身の骨のバランスが整い、不調は改善されていく。この「2Gかかとインソール」は、靴の中に入れるだけで、歩行中のかかとのグラつきを抑え、足全体の骨の位置を正しく固定し、筋肉をきちんと使って歩くことができるようにしてくれるのだ。

　正しい歩き方が自然にできて、歩くのが楽しくなる究極のインソール。ひざに痛みがある人や、肩こり・腰痛・体のゆがみなどの不調を感じる人、年を取っても自分の足で歩きたい人はもちろん、美脚を目指している人も、使ってみてはいかがだろう。

文＝三田ゆき