人の、味を感じる細胞の数は7500個ある!/からだのなかのびっくり数事典

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公開日:2023/4/27

大人気「びっくり事典」シリーズ最新刊『ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり数事典』(こざきゆう:文、加納徳博:絵、奈良信雄:監修/ポプラ社)。 今回は体にまつわるおどろきの「数字」を紹介! 「初めて会う人が好きかどうか決まるまでわずか1000分の1秒!?」「人間の感情の数は27種類」など、からだにまつわるさまざまな数字。雑学として思わず誰かに教えたくなること間違いなし!

※本作品は『ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり数事典』から一部抜粋・編集しました

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ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり数事典
ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり数事典』(こざきゆう:文、加納徳博:絵、奈良信雄:監修/ポプラ社)

味を感じる細胞の味らいの数は7500個ある

ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり数事典

 舌の表面には、つぶつぶしたところがあるよね。そこには、味を感じる味らいという器官があるんだ。

 人の味らいは、大人で約7500個ある。そのひとつひとつのなかに、味細胞という細胞が10個ほどあって、甘味、うま味、酸味、にが味、塩味という5種類の味をキャッチする。すると情報が脳に伝わって、味を感じるんだ。

 また、味らいは舌以外にも、くちびる、口(ほお)の内側の壁や、のどのおく、上あご、食道などにもある。そばなどのめん類をつるんと飲みこんだとき、舌で味わったわけじゃないのに「のどごしがいい」とか言ってうまいような気がしちゃうのは、のどや食道の味らいが刺激されるからだ。

 ちなみに、イヌは約1700個。肉食動物で、食べるものはほぼ肉。タンパク質の味さえわかればよいので、イヌは味らいの数が少ないんだ。

 草食動物のウシは、見た目が似たような草のなかから、いろんな味を感じて、食べられる草を選りわける。そのため味らいは多く、2万~2万5000個!

 さらにおどろきなのはナマズだ。ひげにも味らいがあり、泥のなかから味で食べ物を選りわける必要があるので、10万~20万個もあるんだ。

ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり数事典

口以外にも味を感じるセンサーがある

味を感じるセンサーの味らいは舌を中心に口周辺にだけあるもの……と思いきや、意外な場所にもある。脳や肺、胃、肛門や睾丸にも! ただし、それらの場所で味を感じることができるわけじゃない。それならなぜ、あるのか? その理由は今のところ不明だ。

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