手抜き工事や前の住人の夜逃げ…。いわくつきの家を買ってしまった親子の顛末／その物件、告知事項アリ⑧

『その物件、告知事項アリ 建築デザイナーが明かす怖い部屋』（宮本ぐみ：漫画、宮本ぺるみ：原作/竹書房）第8回【全8回】

いわゆる事故物件やいわくつきの土地など、次に住む住人に伝えなくてはいけない問題のある家は「告知事項アリ」の物件と呼ばれる。デザイン事務所を営むぺるみは、あるとき田舎の古民家を購入した親子からリフォームの設計デザインを依頼される。完成した家に親子は暮らし始めるが、不気味な人影が見えたり、部屋がカビだらけになったり、不可解な現象が起き…。ぺるみたちが家や土地のことを調べていくと、本来家の購入者に知らされるべきだった隠された事実が判明する――。『その物件、告知事項アリ 建築デザイナーが明かす怖い部屋』は、現役の建築デザイナーである著者の宮本ぺるみさんが実際に体験した「告知事項アリ」の物件の記録です。そんな物件住んでしまったら一体どんなことが起こるのか――覗いてみてください。