歌人一家に生まれたのに和歌が嫌いな行成。気が合うだろうと清少納言を紹介されたが…/新版 超訳百人一首 うた恋い。3⑪
公開日:2023/11/22
『新版 超訳百人一首 うた恋い。3』(杉田圭:漫画、渡部泰明:監修/KADOKAWA)第5回【全7回】
現代でもカルタとして愛されている百人一首。藤原定家が選定したといわれる100首のなかには、在原業平や小野小町ら、時代を彩る歌人たちが恋を詠った和歌が43首も入っていました。31文字の和歌に込められたドラマチックな恋愛模様を超訳コミックで描いた『超訳百人一首 うた恋い。』が、令和完全版となって再登場です! 2010年の発売以来シリーズ累計87万部を超える人気作を満を持して復刻。百人一首に描かれた、絵巻物のようなみやびな時代の恋物語をお楽しみください。
プロローグ

藤原行成(ふじわらのゆきなり)
三蹟の一人として名を残す能書家。美男で評判だった50番の作者藤原義孝の息子。

藤原斉信(ふじわらのただのぶ)
一条天皇の時代に、藤原行成・藤原公任・源俊賢とともに活躍し、四納言と呼ばれた。

清少納言(せいしょうなごん)
中古三十六歌仙の一人。一条天皇の中宮定子に仕えた。日本三大随筆の一つと称される『枕草子』の作者。
