『週刊ツリメ』「アメリカ・ロサンゼルスに向かう飛行機での話」/【第29回】

エンタメ

2018/9/14

 8月某日、夕方の羽田空港。人は思ったより居た。

 ここは国境がない様に感じる。世界中の人達が居てとても新鮮だ。片手でスーツケースを運ぶ僕は、外国人みたいに気取っている。前から来る人とすれ違いで当たりそうになったら「ごめんなさい」じゃなくて、「Sorry」って言うんだ。そしてナチュナルに発音するよう意識する。ここで日本人に間違われたらダサいからね。巻き舌にして言うんだ。そうすることによって「ソォオリィ」って外国風になる。

 まぁ何で空港に居たのかって言うと、アバンティーズ4人+友達2人(英語はバリバリ話せる)で海外に飛び立つんだ。行き先はアリメカのロサンゼルス。初めての場所だ。滞在日数は1週間。ちなみに僕の英語は生まれたてのアメリカンベイビー並みだ。

 フライト時間が迫ってきた。空港に着く時間が思ったよりも遅くて、皆んな慌ただしかった。直ぐに飛行機のチケットを取って、モバイルWi-Fiを受け取り、搭乗入口に着いた頃には出発の20分前だった。しかし皆んなは腹が減ったのか、ご飯を食べに行ったのだ。

 僕はその間に何をしたのかと言うと、首に付ける枕を買ったのだ。これが無いと長時間の移動は辛い。それに寝違えて首が痛くなるんだ。その為のアイテムだ。

 日本からロサンゼルスまでは約10時間で着く。そして皆んなで無事、飛行機に乗った。

 エコノミークラスだから良い体勢で寝れるわけもない。数メートル先にビジネスクラスの空席があるから、こっそり座りたい気分だ。

 滑走路をゆっくりと走る飛行機の振動に合わせて僕達も揺れる。隣に座っているそらちぃは怯えている。彼は大が付くほどの飛行機嫌いなんだ。飛び立つ時と着陸する時が怖いらしい。膝に顔を埋めている姿を見ると、滑稽に笑えてくる。最低な事を言ってるかも知れないが、自分も少しビクビクしながら乗っている。(笑)

 人の事は言えないな。

 飛行機に乗ると、機内食が出されるんだ。アメリカに向かう途中に晩飯と朝食が出されるのだ。毎度、キャビンアテンダント(CA)さんが何がいいか聞いてくるのだが、ここで言葉の壁が立ちはだかる。相手は外国人なのだ。唯一話せる日本語は「コンニチハ」くらいだろう。

 CAさんが何のジュースが欲しいか聞いてきた。正確な英語は聞き取れなかったが、ジェスチャーでなんとか分かった。コーラを頼みたいと思い、「コォラ」とネイティブっぽく言ったらオレンジジュースを出された。おかしい。何がイケなかったのかさっぱり分からん。しかし数秒後に答えが分かった。

 そのCAさんが隣の隣に座っていたエイジに同じ事を聞いたんだ。そして彼は「コーク」と言ったんだ。なるほど。向こうではコーラと呼ばないのか。こうしてツリメは一つ学んだんだ。

 その後はデットプール2を観たり寝たりしていたら無事、ロサンゼルスに着いた。そらちぃはやっぱり着陸する時に怖がっていた。来週はアメリカで色んな場所に行った話をしようと思う。

◆執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
YouTuberプロダクション・UUUM(ウーム)株式会社所属。埼玉県出身の現役大学生でもあり、年齢は21歳。90万人のチャンネル登録者を抱える人気グループ「アバンティーズ」の一員として活躍しているが、じつはYouTuberを続けるか就職するかで悩んでいる(というかそもそも卒業できるのかアヤシイ)。絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。

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