今日のイライラがスッと消えることば(4)「何か食べるだけでも怒りは静まる」

暮らし

2018/11/1

『怒らないコツ 「ゆるせない」が消える95のことば』(植西 聰/自由国民社)

 勝手なことばかり言う家族、頭ごなしに叱る会社の上司、我が物顔で道路を塞いで騒いでいる人の集団…あなたにとって身近な人でもそうでなくても、ついイライラ、カリカリとしてしまうことはありませんか?

「どういうわけか怒りっぽくなった」「でもそれって私のせいじゃないし…」と日々を送っているうちに、体調不良を感じるようになった人もいるかもしれません。

「怒らないコツ」「怒らないための知恵」を知ることで、ストレスを軽減して平穏な人間関係を築くためのヒントをご紹介します。

  連載第4回(全5回)は、「怒らない人」になるための、ちょっと意外なテクニックをご紹介します。


何かを食べることで、ムカムカした気持ちを安らげる

イライラした時は、少量のものをゆっくりと食べる(本書92ページ)

 食事をしたら眠くなっちゃった…という経験は、誰にでもあるはず。これは、食後には副交感神経の働きが良くなって、心身がリラックスし休息モードに入っていくからです。怒りでムカムカした時に、これを活用しない手はありません。たとえば夕方であれば、早めの夕食にしてもいいでしょう。食事の時間でない時には、軽いお菓子や果物も効果的。少しずつ、ゆっくりと口にするほうが、気持ちを安らげる効果は大きくなります。(ヤケ食いになってしまうと肥満のもとに! それはまた怒りの原因になってしまうので、ご注意を)。

ゆっくりお風呂に入ることが「怒らないコツ」になる

「忙しいからシャワーだけ」という悪循環から抜け出す(本書90ページ)

 ゆっくりと温めのお風呂に浸かることは、大切な「怒らないコツ」のひとつ。ゆっくりお風呂に入ることで心身ともにリラックスすると、夜の熟睡が期待できます。良いコンディションで朝を迎えることができれば、ささいなことで怒る場面は確実に減らせるのです。もし、ゆっくりお風呂に入る習慣がないという人がいたら、睡眠が浅くなってしまう可能性があるので注意が必要です。精神的にピリピリした状態になって集中力が失われ、かえって仕事が遅れてしまう…という悪循環にハマってしまうこともあるそうです。まずは今晩のお風呂からゆっくり入ってみませんか?

空を見上げるだけでも、怒りの感情が和らいでいく

怒りを消し去りたい時には、空を眺めてみる(本書94ページ)

 綺麗な空を眺めれば心が綺麗になるだなんて、キレイゴトでしょ? と思う人もいるかもしれません。でも、「空を見る」ということは、怒りを感じている相手から意識をそらすことにつながります。怒りの対象から少しの時間意識をそらすことは、怒らないための大切なコツ。たとえば空を見上げてみたら、雲の形や流れが目に入ったり、気にしていなかった風の音が聞こえたり、夜空であれば星がチラチラと見えることもあるかもしれません。…ほら、そうやって他のことを意識している間に、怒りという感情から距離をおくことができますよ。

 この本を開いて、一日の終わりに心のあり方をリセットすることができれば、明日を迎える今の気持ちがスッと軽くなるような気がしてきませんか?

 書かれている言葉は、決して難しいものではありません。あなたの味方になって怒りを静めてくれる「知恵」を、あなたの中に貯めていきましょう。