「えいちゃんの親友として感謝しかない」/『週刊ツリメ』「1月1日」

エンタメ

2019/4/19

 1月1日から約4ヶ月が経ち、肌寒い季節から暖かい日々に変わった。

 いやぁ久方振りに書くんだけど思ったより進まない。

 いつもどう書いてたか忘れてしまったのだ。昨年の12月末までは毎週カキカキしててすっかり日常生活として浸透していた分、今までの積み重ねが消えかけていた。「だし巻き玉子食べたい~」とお願いされて今作ったら、スクランブルエッグになりそうだもん。昔は出来たが今は出来ない気がするなぁ。継続って大事なんだなと思い知らされた。

 そして読者の皆さんお久しぶり。痩せこけたと思ってる読者の皆さん、むしろ太りました。過去一でお腹がポンポコリン。ツリメがずっと家に居たんでご飯を食べる事しかやる事が無かったのだ。4月5日、2年振りに健康診断を受けたのだ。視力や聴力などの色々な検査を行う中で体重を測ったのだ。

 68キロ。

 2年で7キロも増加した。「このまま太り続けると危ないですよ」と医者に忠告されたが食生活を改める気はない。かといって運動をする気力も無く「これ以上脂肪増えないでぇ」と祈るしかない。だって無理に食事制限して運動してもね…ストレスしか溜まらないよ。

 まぁ体重の話は置いといて、えいちゃんのお別れ会も終わって一区切り着いた。このエッセイを再開するに当たって彼の事について触れないのは如何な物かと考え、先日アバンティーズのチャンネルで公開した「アバンティーズ のすべて」では話さなかったことを書こうと思う。

 この動画の撮影はメンバー一人一人別々の場所で行ったのだ。

 最初の撮影が僕で、どんなテンションで臨めば良いか分からないまま話したのだ。

 結果、笑って話してたけどリクヲ、そらちぃのインタビュー映像を観たら真面目に話してて「1人だけヘラヘラしてる奴何なの?」って視聴者のみんなに思われないか心配だった。

 僕はいざって時にカッコこい台詞を吐けるような人間ではない。むしろこういった場所でしか言いたい事を言えない。

 その上で言うが、彼は天才だった。

 編集、企画、出演者としてやろうと思えば一人で何でも出来てしまう人間。

 YouTuberとして優れた能力を持っていたんだ。

 それは彼が考えて作った動画を観れば知れる。

 本当に作業過程を楽しんでいた。動画制作に取り組む姿勢は真似して出来る事ではないし、見習わなければいけない所だ。

 でもね、彼は多彩な才能に加えてもう一つ羨ましい物を持っていたんだ。

 沢山の人から愛されていた。それは欲しくても容易く得られない。

 1月4日から現在もなお、えいちゃんへのメッセージがネット上で歩いている。

 僕はそれを見たり聞くと嬉しい気持ちになるんだ。

 アバンティーズのメンバーとしてえいちゃんの親友として感謝しかない。

 悔やむのは彼がその愛を知らずにこの世を去ってしまった事。

 心の何処かでは気付いていたかも知れない。ただ、ちゃんと伝える前に居なくなってしまった。

 余命を知っていたのなら事前に伝えられたのに、と今更言っても手遅れな事を考えてしまう。

 この後悔ってのは無くならないものかね。この枷と共に生活をしなくてはいけなくなったじゃないか。誰か外してくれと叫んでも取れる人は彼しかない。大変な物をつけやがって。

 自分の心は海岸に転がる岩のようにボロボロで、とてもじゃないけど修復は難しそうだ。きっと僕が死ぬまで癒されない跡だ。

 いや、天国か地獄に行った後、君に出逢ったらそんな傷忘れるだろうね。まぁおじいちゃんになった僕を見てツリメと判別出来るかは怪しいけどね。素通りされそうだ。

 最後に弔辞で読んだ文を添えて終わりにしたいと思う。

 

 

 一緒に住んでいると様々な事があってね、話したくない時期もあったし君の元から離れたくなる時もあった。それでも去ることは出来なかった。血は繋がってないけど、本当の家族の様に思っていたからだ。

 それじゃあまたね、いつも全然寝ないんだからちゃんと寝るんだよ。

 大好きだよ。バイバイ。

◆執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
YouTuberプロダクション・UUUM(ウーム)株式会社所属。埼玉県出身の現役大学生でもあり、年齢は21歳。90万人のチャンネル登録者を抱える人気グループ「アバンティーズ」の一員として活躍しているが、じつはYouTuberを続けるか就職するかで悩んでいる(というかそもそも卒業できるのかアヤシイ)。絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。

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