思わずツッコんでしまった、義母が我が子にくれたもの/『義母ダンジョンにハマっています。』⑩

文芸・カルチャー

2019/7/20

 5万人以上がザワついたツイートが書籍化! 2児を育てるワーキングマザー・秋山さんと、不思議な常識の中で生きる義母とのとんでもないエピソードが満載。「義母ダンジョン」の中で奮闘する秋山さんの戦いを10回連載でお届けします!

『義母ダンジョンにハマっています。』(秋山/KADOKAWA)

先制攻撃

お宮参りに呼ばれずお食い初めは台風で中止、

ハーフバースデーは私の実家で迎える予定で

全然孫のイベントに関われない義母が、

あと半年以上も先の次男の誕生日会を計画し始めた。

週刊『先手打ち』、創刊号は

絶対に詰まるお餅が付いて560円

の予約はもう始まってますか。

ファーストシューズ

最初の靴は私たちで選ばせてくださいって言ってあったのに

お義母さんが次男のファーストシューズを買ってきた。

次男5カ月、まだ首もすわってない。

長男が歩き始めたのは1歳3カ月だし。

なんなの。

私も棺桶買って送った方がいいの?

この洋服どうすんのよ

あなたは長男の嫁です。初めての妊娠、

7カ月頃までお腹の子は女の子だと言われていました。

女児を切望していたお義母さんは大層喜んで、

早々に女の子用の洋服を買って準備を始めます。

しかし次の健診で男児だと分かると、

それを伝えた電話口であなたに

「この洋服どうすんのよ。次は女の子を産みなさい」と言い放ちます。

この時の嫁の対応として正しいものを次の2つから選べ。

 1.謝す

▶2.処す

ついカッとなって…

「保育園でなわとびの演技発表をすることになったんです。

最初は1回も跳べなかった長男がそこから毎日練習して、

本番では自己最高の6回跳べました。

私も本当に胸がいっぱいで…

でもそれを聞いた義父が言ったんです。

"たった6回(笑)"って。

だから私ついカッとなって…

裁判員の皆さん…私からは以上です」

お前が塗ったんかーい!

そういえばドケチでおなじみの義母が珍しく

「孫ちゃんにぬり絵をあげる」と言うので

「ありがとうございます。この子ぬり絵大好きなんですよ!」と

お礼を言って待ってたら

義母が自分で色を塗った作品集を持ってやってきたから

「いやお前が塗ったんかーい!」って

陣内智則みたいなツッコミが出てしまったな。

【ダンジョン後日談】
ちなみにそのぬり絵もチラシの裏に印刷されたものだったので裏紙にすることもできず、しばらく家で眠ったあとに資源ごみになりました。ぬり絵にもお金をかけたくないという強い意気込みを感じました。

<さらなる義母ダンジョンの深みは本書で!>