家族に避難先を伝えたい! 一番確実な方法は?/「防災」のやってはいけない④

暮らし

更新日:2020/8/31

目立つ場所に貼っておくと、空き巣に留守だと教えることに


 家族が職場や学校に行き、自分は自宅にいるときに大地震が発生。被災して避難しなければならなくなった場合、家族に避難先を知らせるためにメモを残しておきたい。

 伝え方として、「◯◯の避難所にいます」などと紙に書いて、玄関ドアなどに貼っておくのはどうだろう。家族が帰ってきたとき、すぐに目にはつくものの、良い方法とはいえない。目立つ場所に貼っておくと、見ることができるのは家族だけではないからだ。災害後、被災地に集まってくる空き巣狙いにも、「この家は留守です」とわざわざ教えることになってしまう。

 こうしたリスクを避けるため、平常時に家族で連絡メモの残し方を話し合っておこう。「メモは玄関ポストの中に」といった具合に決めておくと、安全かつスムーズに情報を共有できる。


 それでは、次の問題。