家族に避難先を伝えたい! 一番確実な方法は?/「防災」のやってはいけない④

暮らし

更新日:2020/8/31

電話がつながらないときに便利だが、すぐには利用できないので注意


 地震後、被災地には電話が殺到し、回線が大混雑してつながりにくくなってしまう。こうした状況でも安否確認ができるようにと、各通信会社では、それぞれ独自に災害用伝言サービスを提供している。なかでも知られているのが、NTTが運営している「災害用伝言ダイヤル(171)」だ。

 音声を録音する伝言板で、利用の仕方は簡単。しかし、ひとつ注意点がある。一刻も早く、家族などの安否を確認したいだろうが、災害後、すぐには利用できないことだ。利用できるのは災害後、30分ほど経過してからなので覚えておこう。

 災害用伝言ダイヤル(171)の使い方は、NTTや総務省のホームページで閲覧することができる。ほかの通信会社によるサービスもあるので、いまのうちにチェックしておこう。

【参考リンク】
・災害用伝言ダイヤル(NTT東日本)https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/
・災害用伝言ダイヤル(NTT西日本)https://www.ntt-west.co.jp/dengon/


【次回に続く!】