早起きは体にも心にも悪い!? 本来、人間が起きるベストな時間は何時?/『もっと!! ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり事典』②

暮らし

公開日:2020/5/13

『ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり事典』に待望の続編が登場! 「早起きは体にも心にも悪い」「スナック菓子を食べすぎると骨が弱くなる」「爪を見れば健康がわかる」など、驚きの雑学を厳選してご紹介します。

『もっと!! ざんねん? はんぱない! からだのなかのびっくり事典』(奈良信雄:監修、加納徳博:絵、こざきゆう:文/ポプラ社)

早起きは体にも心にも悪い

ざんねん度 ★★★★★


「早起きは三文の得」、なんて言葉がある。これは、早起きするといいことがあるよって意味なんだけど、どうやら体にとっては、ぜんぜんお得ではないようだ。

 イギリスのオックスフォード大学の研究者が発表した内容によると、早起きは体にいいどころか、ムチャなことなのだとか。

 本来、人間が起きるベストな時間は、15~30歳なら9時、31~64歳なら8時、65歳以上なら7時だという。この時間は、もともと人間に備わっている、休む時間と活動する時間のリズムから導きだされたもの。つまり、朝6時前に起きるのは、リズムからズレるので、よろしくないのだ。

 早起きを続けると、糖尿病、高血圧、うつ病などのリスクが高まるとか。

<第3回に続く>