ドアはあってないようなもの。トイレはパブリックゾーン/白目カルタ

暮らし

公開日:2020/8/16

 SNSで共感の声が殺到!! 主婦が思わず白目になった瞬間を描いた「白目カルタ」がダ・ヴィンチニュースに登場。家事に仕事に育児に、毎日ギリギリで奮闘するあなたへ、笑いのエールを送ります。

白目カルタ

 誰ですか。トイレは唯一のプライベートゾーンとか言うたの。
トイレの花子さんもびっくりするぐらい公共スペースなんですけど。

 長女が乳児の頃は、泣き声が聞こえなかったらどうしようという不安と、トイレの開閉音で起こしてはいけないという思いから、トイレのドアは開けっぱなしでした。

 次女が生まれて長女の後追いがはじまった頃は、私の姿が見えなくなると長女が泣くので、私がトイレを済ませるまでトイレ内に長女がいました。

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 やっとふたりの後追いが終わり、トイレのドアを閉められると思ったのですが、閉めていても遠慮なくノーノックで入ってくるので、ドアはあってないようなものでした。

 そして、その用事も別にたいしたことではなく、おもちゃのドーナツを食べるよう強要されたり「ベランダに鳥がいた」などの非優先事項の伝達のためだったり。

 トイレは出入り自由な場所だったんだと新たな知見を得ることができました。

 ちなみに職場復帰して最も感動したのは、トイレに誰も入ってこないことでした。

白目みさえ

プロフィール
白目みさえ
臨床心理士・公認心理師として精神科に勤務するとしごの母で、生粋のオタク。基本的に白目をむいて育児をしていて、その様子をカルタにしたものを増産している。ライター、イラストレーターとしても活動中。12月に初の著書『脱力系育児マンガ 日々白目むいてます』を発売予定。
Instagram:@misae_mon
Twitter:@misae_yjm