いつだってリカバリー可能と考える/すごいメンタル・ハック②

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公開日:2021/3/3

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世界最先端の研究から生まれた すごいメンタル・ハック ストレスフリーで生きる77の心理術
『世界最先端の研究から生まれた すごいメンタル・ハック ストレスフリーで生きる77の心理術』(内藤誼人/清談社Publico)

HACK 02 いつだってリカバリー可能と考える。

 私たちは、機会が失われ、将来的にもそれを変えることができないと思うと、強く後悔してしまうことがわかっている。

 逆にいうと、「まだまだやり直せる」「いつだってリカバリー可能」と思っていれば、そんなに後悔もしない、ということだ。

 アーカンソー大学のデニス・ベイクは、オンラインで調査に協力してくれる人を募集し、40歳から73歳までの人に、「人生で後悔していること」を教えてもらった。多くの人は、学歴や仕事に関して後悔することが多いことがわかったのであるが、「私は、やり直せる」と思っている人ほど、そんなに強く後悔しないこともわかったのである。

 何か行動を起こすときには、「どうせ失敗したって、大丈夫」と考えればいい。

 1度の失敗で命までとられてしまうわけでもないのだし、挽回することは難しくないと考えればいい。そう考えれば、行動することが少しも怖くなくなる。

「絶対に失敗は許されない」
「2度目のチャンスはない」

 そう思うから、不安になるのだ。

 たとえ失敗したところで、次があるさ、と考えれば少しも怖くはない。 「2度目がない」と思い込んでしまうから、行動できなくなるのである。つまりは、自分で自分の首を絞めてしまうことが多いのだ。

 受験で失敗したら、就職に失敗したら、転職に失敗したら、そこで人生が終わりになってしまうのだろうか。

 いやいや、そんなことは絶対にない。中学受験に失敗したら、高校受験で頑張ればいいのだし、高校受験でもうまくいかなかったら、大学受験で頑張ればいい。大学受験でも失敗したら、就職試験のときに勝負すればいい。そんなふうに気楽にかまえておくのがポイントである。

「失敗しても次がある」と思えば、心が晴れやかになり、何も恐れることはなくなる。新しいビジネスをスタートしたいのなら、やってみればいい。ただ、いきなり大きくやろうとするのではなく、小さなサンプル商品をつくって売ってみるとか、テスト販売だけやってみるとか、サイドビジネスでやってみるとか、いろいろなやり方がある。そこでうまくいってから、大きな商売をすればいい。

「単なるテスト販売だ」と思えば、そんなに気にせずにビジネスを始めることができる。そこで失敗しても、改良するなりして、またチャレンジすればいい。一気に大勝負しようとするから行動をためらってしまうのであり、「ここで失敗したら、もうあとがない」という気持ちになってしまうのである。

 ともあれ、何をするにしても、「まだまだ次がある」という気持ちだけは忘れてはならない。そう思えば、どんな行動をしても気楽に生きていける。

<第3回に続く>