長時間スマホを操作しても疲れにくくなる立ち方や持ち方は?/疲れないカラダ大図鑑

健康・美容

公開日:2021/8/13

 リモートワークで腰が痛くなった、パソコン作業で肩こりが悪化した、午後になると疲れから集中できない…。あらゆる疲れの原因は、ふだんなにげなくしている動作の癖。それを直すだけで驚くほど改善するとしたら、実践したくなりませんか?

 日本のトップアスリートたちの活躍を数十年にわたり支えてきたトレーナー・夏嶋隆さんが考案した疲労回復メソッドがついに公開! 近年アスリート以上に、疲労を抱えたまま生活をしている人たちが増えていることを危惧した夏嶋さんが、実生活で実践できる疲労改善方法を伝授します。

 日々、疲れに悩んでいる方はぜひ実践してみてください。いつも行っている作業が驚くほどラクになりますよ。

※本作品は夏嶋隆著の『疲れないカラダ大図鑑』から一部抜粋・編集しました

『疲れないカラダ大図鑑』を最初から読む


疲れないカラダ大図鑑
『疲れないカラダ大図鑑』(夏嶋隆/アスコム)

スマホを持ち続けても疲れない方法

 外出しているときも、気がつけばスマホをいじっている、という人が増えているようです。スマホはほんの150グラム程度ですが、悪い姿勢でスマホを操作していると、じわじわ体を疲れさせるので注意が必要です。

 

【スマホを使う際の疲れない姿勢】

①「疲れない立ち方」をキープする
 スマホを使うときも、疲れないカラダ大図鑑①の回で紹介した「疲れない立ち方」をするのが基本です。

②手首を伸ばし、肘を胴体につけて操作する
 操作する際は、できるだけ手首を曲げないようにしましょう。

③斜め前方向で操作する
 斜め前方向で操作すると、巻き肩にならず、姿勢をキープしやすくなります。

④肩のラインと腰のラインを崩さない
 「疲れない立ち方」をすれば、自然と体のバランスをキープできます。

 

 とくに注意が必要なのは、長時間、両手の手首を曲げてスマホを操作することです。手首を曲げないことを心がけるだけで、ずいぶん疲れにくくなります。

疲れないカラダ大図鑑

<第4回に続く>

あわせて読みたい