ダラダラ楽しい無駄な時間。 ひとりの強みを活かして、「自由」を満喫しよう!/ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール

暮らし

公開日:2021/9/12

 インスタグラムで人気の著者ゆとりOL“もち”さんが一番大切にしていることは「毎日楽しく生きたい」という思い。社会人一年目だった頃は、コンロなし・水回り共用の狭い寮暮らし。ないない尽くしの環境を面白がりつつ「毎日楽しく続けられる自炊」を研究。“もち”さんが毎日の暮らしの中でゆる~く実践している、コンビニに行くよりカンタンな自炊のはじめ方から、お金をかけないひとり暮らしのアイデアなど、自分らしく「楽しく生きる」ための小さなアイデアやルールを紹介しています。

※本作品はもち著の書籍『ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール』から一部抜粋・編集しました。

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ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール
『ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール コンロなし激せまキッチンでも幸せ』(もち/KADOKAWA)

ひとりの強みを活かして、とことん「自由」を満喫

予定は立てずに、朝起きた気分で行動する

ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール

休日は、人と約束がある時以外は計画や予定をあまり立てません。事前に決めても当日そういう気分になれないかもしれないから。その日の朝の「これやりたい」という気持ちを優先できるのが、ひとり暮らしの強み! たいてい休日の朝は、目覚めてから1時間くらい布団の中でダラダラタイムを楽しみます。そうしていると、「朝ごはんにホットケーキ食べたいな~」「天気よさそうだから散歩に行こうかな?」とやりたいことが芽生えてきます。

近所で小さな冒険をする

ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール

予定のない土日のどちらか1日は外に出て、ブラブラ歩いたり自転車で走ったり。日光を浴びながら体を動かしてリフレッシュしています。家の近所でも、ワクワクできる小さな発見や冒険はいっぱい。散歩中においしそうなパン屋さんを見つけたり、公園でプチピクニックしたり、スーパーに寄って買ったことのない食材や調味料に手を伸ばしてみたり。身近な場所に潜むおもしろさを見つけて、楽しんでいます。

たまに旅に出て大きな冒険をする

ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール

ひとり旅が好きで、長い休みがあると国内外問わずいろんな場所に出かける“大冒険”を決行。ひとりの旅には緊張や不安もつきまといますが、「知らない世界を知りたい」好奇心の方が勝るので、躊躇することはあまりありません。私は、思い立ったらパッと旅に出てしまう無謀さもあって(笑)、失敗もたくさんしてきました。でも失敗から学んだことも多く、貴重な経験&かけがえのない思い出になっています。

ルール1 「今日これしたい!」を行動に移す

ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール

 予定のない休日の行動は、その日の朝の気分で決めていきます。まず目覚めたら、布団の中で1時間くらいゴロゴロしながら「今日は何をしてもいい日ですが、何をしたいですか~」と自分ミーティング。この時間が私にとって楽しい楽しい〝必要な無駄な時間〟なのです。

 その後の過ごし方は、季節や天候、気分によってまちまちですが、定番行動としてはいろんなテーマで近所を探検しに出かけることが多いです。春ならご近所の桜巡り、夏は涼しくなる夜に友達と待ち合わせて、山の上の神社に登ってみたり。雨の日や外へ行く気力のない時は、飲み物やおやつを揃えておうちカフェを楽しんだり、図書館で本を借りてきて1日読書をすることも。

 そして休みが終わる日の夜は、少し早めに布団に入って再びゴロゴロタイムを満喫。たっぷり遊んだ充足感に包まれて、「また月曜から頑張ろー」と思いながら、眠りにつくのです。

とある春の休日
カメラ片手に近所の桜を制覇!

ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール

仕事が忙しすぎて、何も感じられないくらい心が弱った日、自分の感性を取り戻したいと思って桜巡りを決行! ミラーレスカメラできれいな桜を撮ることをテーマに、テンションを上げて出かけました。①静かな寺の大木桜。桜とその影もすてきだったので、セットでパチリ。②おいしそうなパン屋さんを発見。桜を見ながら頬張るカレーパンは幸せの味。③空が青いこともしばらく忘れてた…。桜のピンクとの対比に心洗われる! ④小さな神社の情緒ある桜景色は、その日のベストショットに決定!

ルール2 500円持ってピクニックに行く

ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール

 お金をかけずにそこそこ幸せになれる遊びを追求する中で一番のお気に入りが、500円握りしめて行くひとりピクニック。私なりのやり方をご紹介します!①近所の広い公園や自然を見つけておく。②好きな音楽を聴きながら歩いていく。③途中でコンビニやパン屋さんやコーヒー屋さんで、500円までの好きな食べ物や飲み物を買う。④目的地についたら食べる。以上、簡単だけど想像するとワクワクしてきませんか? ピクニック研究の結果、500円までというのが遠足感があって楽しくなれることに気づきました。

 ピクニックのバリエーションはほかにも。出かける余裕がなくて閉塞感を感じている時は「おうちピクニック」。窓のそばにサイドテーブルを持ってきて、外の景色を見ながらごはんを食べるだけで、ピクニック感があって気持ちも一新できます。

 年上の女友達とお花見した時は、シナモン香るホットワインを魔法ビンに用意してくれていて感動! 人と一緒に楽しむ「大人ピクニック」にもハマりそうです♪

ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール

<続きは本書でお楽しみください>