淡口(うすくち)醤油と濃口醤油、どっちがしょっぱい?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/10/20

【答え】〇

【解説】
日本でもっともスタンダードな醤油は、生産量の8割以上を占める濃口醤油である。江戸時代以来、関東を中心に普及し、香りと色、味のバランスに優れているのが濃口の特長だ。一方、関西地方を中心に広く使われているのが淡口(薄口)醤油。その文字から「食塩分が薄い」と勘違いされることも多いが、「淡口」とは「色が淡い」という意味である。そもそも醤油は、発酵・熟成が進むほど色が濃くなる。薄口醤油の色が淡いのは、高濃度の食塩で発酵・熟成をおさえて醸造期間を短くしたためで、食塩分は18~19%と、じつは濃口醤油よりも2%ほど高い。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。