『楽園のアダム』(周木律/講談社) ページをめくるごとに、かすかな違和感がチクチク胸に引っかかる。この世界は何かがおかしい。だが、その正体をつかもうとすると、す…
文芸・カルチャー
2021/10/16
今から約1000年後の地球、「知の探究」に勤しむ人びとが暮らす平和な珊瑚礁の島で、奇怪な連続殺人が発生する。殺人など起こるはずのない島で、なぜ事件は起こったのか? …
文芸・カルチャー
2021/10/15
『焼けた釘』(くわがきあゆ/産業編集センター) 世界観を引き立たせるため、冒頭に偉人の言葉を記している小説は多くある。だが、そうした名言がラスト1ページを読み終え…
文芸・カルチャー
2021/10/13
『推理大戦』(似鳥鶏/講談社) “最強を決める戦い”は、いつだって人々の心を熱くする。格闘家の前田日明は、かつて「ごちゃごちゃ言わんと誰が一番強いか決めたらええん…
文芸・カルチャー
2021/10/12
イラスト:石江八 五十嵐律人、三津田信三、潮谷験、似鳥鶏、周木律、麻耶雄嵩、東川篤哉、真下みこと。8人の小説家による多彩なミステリー作品が連続刊行される講談社の…
文芸・カルチャー
2021/10/10
人気ミステリ作家8名(五十嵐律人、三津田信三、潮谷験、似鳥鶏、周木律、麻耶雄嵩、東川篤哉、真下みこと)の新作を連続刊行する講談社の「さあ、どんでん返しだ。」キャ…
文芸・カルチャー
2021/10/8
『トリカゴ』(辻堂ゆめ/東京創元社) 義務教育を受けることも、具合が悪かったら病院に行けることも、すべて当然のことだと思っていた。だけれども、それが当たり前なの…
文芸・カルチャー
2021/10/8
『時空犯』(潮谷験/講談社) とんでもない失敗をやらかした時、「時間を巻き戻してもう一度やり直したい」と思ったことはないだろうか。だが、『時空犯』(潮谷験/講談社…
文芸・カルチャー
2021/10/3
第63回メフィスト賞受賞のデビュー作『スイッチ 悪意の実験』(講談社)が話題となった潮谷験さんが、早くも第2作『時空犯』(講談社)を発表しました。講談社が人気作家8…
文芸・カルチャー
2021/10/1
『未来』(湊かなえ/双葉社) イヤミスの女王・湊かなえの作品は、まるでパンドラの箱だ。一度ページを開けば、そこからは人間の悪意や憎悪など、ありとあらゆる厄災が飛…
文芸・カルチャー
2021/9/29
『朝と夕の犯罪』(降田天/KADOKAWA) 事件の真相に迫るにつれ、泣きたくなってしまう。そんな感想を抱く、魅力的な小説と出会った。それが、『朝と夕の犯罪』(KADOKAWA…
文芸・カルチャー
2021/9/29
『忌名の如き贄るもの』(三津田信三/講談社) ホラーなのか、ミステリなのか。いや、そもそもどちらかに分類できるほど、この世は単純ではないのか。 『忌名の如き贄るも…
文芸・カルチャー
2021/9/24
『兇人邸の殺人』(今村昌弘/東京創元社) 〈剣崎比留子シリーズ〉第3弾の『兇人邸の殺人』(今村昌弘/東京創元社)が発売された。シリーズ第1弾の『屍人荘の殺人』は、超…
文芸・カルチャー
2021/9/23
講談社が人気作家8人(五十嵐律人、三津田信三、潮谷験、似鳥鶏、周木律、麻耶雄嵩、東川篤哉、真下みこと)の新作を相次いで刊行する「さあ、どんでん返しだ。」キャンペ…
文芸・カルチャー
2021/9/22
(※本記事には不快感を伴う表現が含まれます。ご了承の上、お読みください) 『ミステリー・オーバードーズ』(白井智之/光文社) 白井智之氏は、ミステリー界の重鎮であ…
文芸・カルチャー
2021/9/20
『不審者』(伊岡瞬/集英社文庫) 心に忍び寄る不安感。焦燥。世界がひっくり返ったような驚愕のクライマックス……。伊岡瞬氏による『不審者』(集英社文庫)に多くの読書…
文芸・カルチャー
2021/9/17
イラスト:石江八 五十嵐律人、三津田信三、潮谷験、似鳥鶏、周木律、麻耶雄嵩、東川篤哉、真下みこと。8人の小説家による多彩なミステリー作品が連続刊行される講談社の…
文芸・カルチャー
2021/9/17
イラスト:石江八 五十嵐律人、三津田信三、潮谷験、似鳥鶏、周木律、麻耶雄嵩、東川篤哉、真下みこと。8人の小説家による多彩なミステリー作品が連続刊行される講談社の…
文芸・カルチャー
2021/9/10
イラスト:石江八 五十嵐律人、三津田信三、潮谷験、似鳥鶏、周木律、麻耶雄嵩、東川篤哉、真下みこと。8人の小説家による多彩なミステリー作品が連続刊行される「さあ、…
文芸・カルチャー
2021/9/8
『護られなかった者たちへ』(中山七里/宝島社) 10月1日より公開中の映画『護られなかった者たちへ』。同作は、東日本大震災から10年目の宮城県仙台市を舞台にした社会派…
文芸・カルチャー
2021/9/5
『原因において自由な物語』(五十嵐律人/講談社) 医師や教員、会社員など、ほかの仕事を持ちながら執筆活動を行う兼業作家は少なくない。2020年、第62回メフィスト賞受…
文芸・カルチャー
2021/9/2
『幻月と探偵』(伊吹亜門/KADOKAWA) 令和ミステリー界のフロントランナー・伊吹亜門氏の最新作が刊行された。その作品とは、『幻月と探偵』(KADOKAWA)。伊吹亜門氏と…
文芸・カルチャー
2021/9/1
『invert 城塚翡翠倒叙集』(相沢沙呼/講談社) 2019年、ひとつの小説が年末のミステリランキングを席巻した。相沢沙呼さんの『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社)だ。…
文芸・カルチャー
2021/9/1
『人類最初の殺人』(上田未来/双葉社) ニュース番組で犯罪が報じられない日はない。殺人や詐欺など、被害者のことを考えると痛ましい事件が、日々発生している。それら…
文芸・カルチャー
2021/9/1
第62回メフィスト賞を受賞したデビュー作『法廷遊戯』(講談社)が各種メディアに取りあげられ、大きな話題を呼んでいる五十嵐律人さん。講談社が人気作家8人(五十嵐律人…
文芸・カルチャー
2021/8/27
『マスカレード・ナイト』(東野圭吾/集英社文庫) 潜入捜査官と敏腕ホテルマンのあのバディが帰ってくる。2019年に公開された木村拓哉主演、長澤まさみがヒロインを演じ…
文芸・カルチャー
2021/8/20
相尾灯自・澤村御影・鈴木次郎著の書籍『准教授・高槻彰良の推察』から厳選して全5回連載でお届けします。今回は第5回です。人の嘘を聞きわけてしまう耳を持ち、それゆえ…
マンガ
2021/8/18
『野球が好きすぎて』(東川篤哉/実業之日本社) 長年、多くの推理小説を貪り読んできたミステリファンの中には「一風変わったミステリ小説を手に取りたい」と思い、まだ…
文芸・カルチャー
2021/8/17
相尾灯自・澤村御影・鈴木次郎著の書籍『准教授・高槻彰良の推察』から厳選して全5回連載でお届けします。今回は第4回です。人の嘘を聞きわけてしまう耳を持ち、それゆえ…
マンガ
2021/8/17
相尾灯自・澤村御影・鈴木次郎著の書籍『准教授・高槻彰良の推察』から厳選して全5回連載でお届けします。今回は第3回です。人の嘘を聞きわけてしまう耳を持ち、それゆえ…
マンガ
2021/8/16