『銀色の国』(逸木裕/東京創元社) ノベルの語源は“新奇なもの”を意味するイタリア語・novellaであるという。第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞したデビュー作『虹を待つ…
文芸・カルチャー
2020/5/30
『カインの傲慢』(中山七里/KADOKAWA) 雑木林に埋められていた少年は、栄養失調状態で、しかも臓器が半分奪われていた――。中山七里さんの最新小説『カインの傲慢』(KAD…
文芸・カルチャー
2020/5/29
『事件持ち』(伊兼源太郎/KADOKAWA) 『地検のS』『巨悪』『ブラックリスト』など、骨太な社会派ミステリーで知られる作家・伊兼源太郎の最新刊『事件持ち』(KADOKAWA)…
文芸・カルチャー
2020/5/24
『魔法で人は殺せない』1巻(蒲生竜哉/幻冬舎) 蒲生竜哉による新感覚ミステリー小説『魔法で人は殺せない』(幻冬舎)が、2020年2月3日(月)に発売された。ミステリーと…
文芸・カルチャー
2020/5/15
『カケラ』(湊かなえ/集英社) 〈田舎町に住む女の子が、大量のドーナツに囲まれて自殺したらしい。 モデルみたいな美少女だとか。 いや、わたしは学校一のデブだったと…
文芸・カルチャー
2020/5/14
『告解』(薬丸岳/講談社) 犯罪は被害者と遺族を傷つける、許されない行為。しかし、もしある日突然、自分が加害者になってしまったら、いったいどんな贖罪をすれば犯し…
文芸・カルチャー
2020/5/10
『濱地健三郎の幽(かくれ)たる事件簿』(有栖川有栖/KADOKAWA) 斎藤工&窪田正孝主演でドラマ化されたことでも話題となった、犯罪学者・火村英生シリーズの著者・有栖…
文芸・カルチャー
2020/5/2
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が続く中、ダ・ヴィンチニュースがおすすめする「おうち時間充実!」のための読書・エンタメをお届けします。STAY HOME週間も本…
文芸・カルチャー
2020/4/30
『あの日の交換日記』(辻堂ゆめ/中央公論新社) この長い巣ごもり生活のなか、ふと思い立って始めた部屋の片づけ。そこでひょっこり出てきた懐かしいものたちと嬉しい再…
文芸・カルチャー
2020/4/30
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が続く中、ダ・ヴィンチニュースがおすすめする「おうち時間充実!」のための読書・エンタメをお届けします。STAY HOME週間も本…
文芸・カルチャー
2020/4/29
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が続くいま。ダ・ヴィンチニュースがおすすめする「おうち時間充実!」のための読書・エンタメをお届けします。STAY HOME週間も…
マンガ
2020/4/26
本日発売の「文庫本」の内容をいち早く紹介! サイズが小さいので移動などの持ち運びにも便利で、値段も手ごろに入手できるのが文庫本の魅力。読み逃していた“人気作品”を…
文芸・カルチャー
2020/4/8
『棒の手紙』(折原一/光文社) 「○日後までにこの手紙を○人に送らないと、あなたに不幸が訪れます」 そんな文言がしたためられている手紙やメールを受け取った経験がある…
文芸・カルチャー
2020/4/5
今もっとも勢いのあるミステリー作家といえば、知念実希人をおいて他にいないだろう。その勢いは「ポスト東野圭吾」と称されるほど。累計発行部数100万部突破の『仮面病棟…
文芸・カルチャー
2020/3/22
『魔法で人は殺せない』(蒲生竜哉/幻冬舎) 表題作である第一話「魔法で人は殺せない」の冒頭には、このような文言が掲げられている。 魔法には厳格なルールがある。 ○ル…
文芸・カルチャー
2020/3/20
『十字架のカルテ』(知念実希人/小学館) 「被告の刑事責任能力を調べるため、精神鑑定を行うことになりました」──重大な事件が起きた際、ニュースでそんなフレーズを聞…
文芸・カルチャー
2020/3/16
『終の盟約』(楡周平/集英社) 自分の親がもし認知症になってしまったら…。そんな漠然とした不安を抱えながら生活しているという人は多いかもしれない。高齢化社会といわ…
文芸・カルチャー
2020/3/15
『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(相沢沙呼/講談社) 「すべてが、伏線。」 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(相沢沙呼/講談社)の初版帯には、黒い背景に金の箔押しでこう書か…
文芸・カルチャー
2020/2/29
『看守の流儀』(城山真一/宝島社) かつてアメリカでおこなわれた「スタンフォード監獄実験」をご存じだろうか。心身ともに健康な被験者を看守役と囚人役に分け、実際の…
文芸・カルチャー
2020/2/22
※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』(澤村御影/角川文庫/KADOKAWA) 嘘発見器があれ…
文芸・カルチャー
2020/2/20
『ミステリと言う勿れ』(1)(田村由美/小学館) 『ミステリと言う勿れ』(田村由美/小学館)は、実に不思議な魅力を持ったマンガだ。 心理学を学ぶ大学生・久能整(くの…
マンガ
2020/2/16
『正体』(染井為人/光文社) 狂気的な事件を起こした殺人鬼が脱獄し、もし自分の身近にいるとしたらどうするだろう? そんな切り口で描かれるミステリー小説は数多くある…
文芸・カルチャー
2020/2/9
『坂の上の赤い屋根』(真梨幸子/徳間書店) ドロッとねばっこいイヤミスの名手・真梨幸子氏。その期待を裏切らない新刊『坂の上の赤い屋根』(徳間書店)では、凄惨な殺…
文芸・カルチャー
2020/2/8
『コープス・ハント』(下村敦史/ KADOKAWA) 文章を書くとき、SNSの力を借りることは多い。たとえば、恋愛について記事を書くとき。検索欄に「恋愛」と打ち込むと、それ…
文芸・カルチャー
2020/2/6
『紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人』(歌田年/宝島社) 私たちは、目や脳だけでなく、手を通して、本を味わっている。本を手にとった時のカバーの感触。見返しの温…
文芸・カルチャー
2020/1/28
『OJOGIWA』(藤崎翔/ポプラ社) 情緒の安定・不安定は、金の有無に起因するのだろうか。すべての例でそうだとはいえないが、金があるかどうかが、生きる気力に強い影響を…
文芸・カルチャー
2020/1/20
『ママ』(神津凛子/講談社) 展開がスリリングでホラー要素もあるサスペンス小説は、筆者の大好物。これまで数多くの作品を手に取りハラハラしてきたが、中でも神津凛子…
文芸・カルチャー
2020/1/19
『てっぺんぐらりん ~日本昔ばなし犯罪捜査~』(キリエ/白泉社) 日本昔ばなしは異常犯罪の記録だ――。 そんな風に言われたら、誰もが耳を疑うのではないだろうか。あん…
マンガ
2020/1/12
2019年、80年代の単行本初収録短編を集めた作品集『ミッドナイツ《狂騒の八〇年代》作品集成』(講談社)と、発表30周年記念“永久保存版”『生ける屍の死』(光文社)を上…
お知らせ
2020/1/8
『恋愛禁止』(長江俊和/KADOKAWA) 人を愛するのは、どうしてこんなにも難しいのだろう。相手が自分のことを受け入れてくれるとは限らないし、愛が相手の負担になってし…
文芸・カルチャー
2020/1/7