『黒猫の小夜曲』(知念実希人/光文社) この世に未練を残したまま死んだ人の魂が幽霊になるのだとしたら、人間誰しも幽霊になって当然ではないか。自分が死ぬ日など想像…
文芸・カルチャー
2018/1/11
『殺人者の記憶法』(吉川凪:訳/クオン) 〈俺の生涯の最後にやるべきことが決まった。パク・ジュテを殺す。それが誰であるのか、忘れてしまう前に〉 主人公キム・ビョン…
エンタメ
2018/1/10
『じけんじゃけん!』(安田剛助/白泉社) ミステリーフリークにとって、奇想天外なトリックや予測不可能な犯人といったギミックは知的好奇心を満たすスパイスのようなも…
マンガ
2018/1/9
『ミステリークロック』(貴志祐介/KADOKAWA) ミステリーの醍醐味はなんといっても「謎解き」の興奮。それを思う存分味わいたい人には、『ミステリークロック』(貴志祐…
文芸・カルチャー
2017/12/29
『キネマの天使 レンズの奥の殺人者』(赤川次郎/講談社) あなたは、「スクリプター」という仕事をご存じだろうか。それは、映画の撮影現場での仕事だ。フィルムをつなぐ…
文芸・カルチャー
2017/12/29
『リピート』(乾くるみ/文藝春秋) 長編ミステリー小説『リピート』が連続ドラマ化され、2018年1月11日(木)から放送を開始することが分かった。この発表にファンからは…
エンタメ
2017/12/17
『マスカレード・ホテル』(集英社) 「プロフェッショナル」である人間は、美しい。ホテルのフロントクラークとして最高の“おもてなし”を提供するプロと、刑事として犯人…
文芸・カルチャー
2017/11/26
『殺し屋のマーケティング』(ポプラ社) あなたは、今話題の異色の書店・天狼院をご存じだろうか。店内にこたつを設え、ゆっくり本を楽しめる空間を提供しているのはもち…
ビジネス
2017/11/20
『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎/東京創元社) 「地上からわずか何センチか浮いているような物語を書ければいいんです」。伊坂幸太郎氏は『このミステリーが…
文芸・カルチャー
2017/11/12
『夜明けの街で』(東野圭吾/KADOKAWA) 毎日のように報じられる芸能人たちの不倫報道を見聞きするにつれて多くの人が感じていることは、「不倫する奴なんてなんて馬鹿な…
文芸・カルチャー
2017/11/12
人口知能による本とのマッチングが楽しめる「AI書店員」が、2017年11月6日(月)から「ブックファースト新宿店」にて展開されている。 「AI書店員」の“ミームさん”は、「…
エンタメ
2017/11/9
『天久鷹央の推理カルテ』(知念 実希人/新潮文庫) 「天才女医」というと、何故かアダルトな魅力あふれるクールビューティを想像しがちだが、今、キャラノベ界を席巻して…
小説・エッセイ
2017/11/4
『ホワイトラビット』(伊坂幸太郎/新潮社) 読者はベストセラー作家・伊坂幸太郎の作品を読んだことがあるだろうか。ユーモラスで読みやすい文体とテンポの良いストーリ…
文芸・カルチャー
2017/10/28
『見習い鑑定士の奮闘-京都寺町三条のホームズ』8巻(望月麻衣/双葉社) 京都を舞台にしたミステリー小説『京都寺町三条のホームズ』第8巻が2017年9月14日(木)に発売さ…
文芸・カルチャー
2017/10/25
今年(2017年)は「新本格ミステリ」ムーブメント30周年にあたるメモリアルイヤーだ。 それを記念して、講談社より書き下ろしアンソロジー『謎の館へようこそ新本格30周年…
文芸・カルチャー
2017/10/25
『T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのか』(詠坂雄二/光文社) 推理小説とは作者と読者の知恵比べだといわれる。解決篇を待たずして真相に辿り着けば、読者は作者…
文芸・カルチャー
2017/10/21
『盤上の向日葵』(中央公論新社) 藤井聡太四段の快進撃で注目を集める将棋界だが、本の世界でも将棋界を舞台にしたミステリー『盤上の向日葵』(中央公論新社)が話題に…
文芸・カルチャー
2017/10/20
2017年10月16日(月)から11月30日(木)にかけて、「~e-honミステリーキャンペーン2017~ 求ム名探偵『怪盗ブックハントと狙われた書店の謎』」が全国約2,000店のe-hon…
文芸・カルチャー
2017/10/16
『崩れる脳を抱きしめて』(知念実希人/実業之日本社) 『仮面病棟』で知られるミステリー界の俊英、知念実希人さんの新作『崩れる脳を抱きしめて』(知念実希人/実業之日…
小説・エッセイ
2017/10/10
『嘘をつく器 死の曜変天目』(一色さゆり/宝島社) 2016年に『神の値段』で宝島社『このミステリーがすごい!』大賞大賞を受賞してデビューした一色さゆりさん。東京藝術…
文芸・カルチャー
2017/10/6
『きっと嫌われてしまうのに』(松久淳+田中渉/双葉社) ラスト、「えっ!?」と思った後にちょっと寒気がして、「でも〇〇って書いてあったから、それはおかしくない?」…
文芸・カルチャー
2017/10/4
ヒューマン・ミステリー映画「羊の木」の公開日が2018年2月3日(土)に決定。特報動画も公開され、「動画何回も見てしまう。ぞわぞわするけど楽しみ!」「短い映像だけで…
エンタメ
2017/9/23
『裏切りのホワイトカード』(石田衣良/文藝春秋) ある海外の出版社が2016年を代表する言葉として「ポスト・トゥルース」という単語を選んだそうだ。直訳は「脱・真実」…
文芸・カルチャー
2017/9/15
『7人の名探偵新本格30周年記念アンソロジー』(文芸第三出版部・編/講談社) 1987年、綾辻行人のデビュー作『十角館の殺人』をきっかけに巻き起こった本格ミステリの再興…
文芸・カルチャー
2017/9/11
『法月綸太郎の冒険』(法月綸太郞/講談社) 『生首に聞いてみろ』で本格ミステリ大賞を受賞。以降『キングを探せ』『ノックス・マシン』と話題作の刊行が相次いでいる作…
文芸・カルチャー
2017/9/9
『十角館の殺人』(綾辻行人/講談社) 不可解な謎。助けの来ない隔離空間。論理的で鮮やかな推理ショー。小説の中に「新本格ミステリ」というジャンルが生まれてから今年…
文芸・カルチャー
2017/9/6
『新装版46番目の密室』(有栖川有栖/講談社) ミステリ作家・有栖川有栖は長年にわたって2つの人気シリーズを書き継いできた。 ひとつは英都大学推理小説研究会のメンバ…
文芸・カルチャー
2017/9/2
「名探偵がトリックを見抜き、不可解な謎を論理的に解決する」――ミステリの王道<新本格ミステリ>の誕生から今年で30周年を迎える。周年を記念し、9月29日(金)に伊勢丹…
文芸・カルチャー
2017/9/1
『十角館の殺人 限定愛蔵版』 『7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー』 『謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー』 『謎の館へようこそ 黒 新本格30周…
文芸・カルチャー
2017/9/1
『十角館の殺人』(綾辻行人/講談社) 2017年は新本格ムーブメントが起こってちょうど30年のメモリアルイヤーだ。その端緒となった綾辻行人のデビュー作『十角館の殺人』…
文芸・カルチャー
2017/9/1