『村上春樹語辞典: 村上春樹にまつわる言葉をイラストと豆知識でやれやれと読み解く』(ナカムラ クニオ、道前宏子/誠文堂新光社) 作品数、実力はもとより、長年にわたり…
文芸・カルチャー
2018/9/8
『君の嘘と、やさしい死神』(青谷真未/ポプラ社) 「第3回読書メーター×ダ・ヴィンチ レビュアー大賞」の課題図書に選ばれた『君の嘘と、やさしい死神』(青谷真未/ポプ…
文芸・カルチャー
2018/9/8
『火のないところに煙は』(芦沢央/新潮社) これは実話か、それともフィクションか?刊行直後から各メディアで話題騒然の、芦沢央さんの小説『火のないところに煙は』(…
文芸・カルチャー
2018/9/7
八月の終わり。 幸正さんが所属する劇団の本拠地である初美座。暑い夏の終わりの日に、あなたに最初の接近を試みることにしました。 この日に向けて、いくつかのする準備…
文芸・カルチャー
2018/9/7
『地球星人』(村田沙耶香/新潮社) 人間は、働くのもセックスするのも本当は嫌いなんだよ。催眠術にかかって、それが素晴らしいものだと思わされているだけだ 芥川賞作家…
文芸・カルチャー
2018/9/7
『悪童(ワルガキ) 小説 寅次郎の告白』(山田洋次/講談社) 筆者がまだ年端もいかない幼少の頃、両親が「男はつらいよ」シリーズを鑑賞して、目頭を押さえていた記憶が…
文芸・カルチャー
2018/9/7
『対岸の家事』(朱野帰子/講談社) 「家事なんて、いい家電があれば仕事の片手間にできるし、専業でいる意味あるのかな」。小説『対岸の家事』(朱野帰子/講談社)のセリ…
文芸・カルチャー
2018/9/7
『ひとりぼっちじゃない』(伊藤ちひろ/KADOKAWA) 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の脚本執筆時は20歳。映画『スカイ・クロラ』の脚本も手掛け、原作者の森博嗣氏をは…
文芸・カルチャー
2018/9/7
『任俠浴場』(今野 敏/中央公論新社) このほど累計40万部を超える今野 敏さんの「任俠」シリーズ最新作『任俠浴場』(中央公論新社)が出版された。義理と任俠を大事に…
文芸・カルチャー
2018/9/7
それにしても社長ってば、私の顔を見て「少し休んだ方がいいんじゃないか」なんて言っていたけど、失礼しちゃうわね。誰のおかげで未だに芸能プロダクションの社長でいら…
文芸・カルチャー
2018/9/6
2018年10月19日(金)公開の映画「億男」の予告編が公開された。BUMP OF CHICKENが手がける主題歌も解禁され、「絶対に映画館で観たい」「佐藤健とBUMP相性良すぎ!」と注…
エンタメ
2018/9/6
『バー極楽』(遠藤彩見/KADOKAWA) この世には誘惑が多すぎる。煩悩を捨てるだなんて困難。あらゆるものに惑わされて、悩まされるのが人間のサガだ。そんな人間の煩悩を…
文芸・カルチャー
2018/9/6
別れを決心してから約一年が過ぎ、僕も劇団も大きく成長した。 僕以外の俳優たちも躍進を続け、数年前に僕が口にした夢物語も現実になりつつあった。それに伴い、僕自身の…
文芸・カルチャー
2018/9/5
『すててこ寄席品川清洲亭二』(奥山景布子/集英社) 『すててこ寄席品川清洲亭二』(奥山景布子/集英社)は、幕末の品川で、念願の「寄席」を開業した不器用な大工の秀八…
文芸・カルチャー
2018/9/5
「どうしたの?」 男は制服姿で膝を抱えながら地べたに座り込む少女に声を掛けた。 場所はJR池袋駅の西口公園、夜中にひとりで座り込んでいれば誰か彼かに声を掛けられ…
文芸・カルチャー
2018/9/4
『羞恥』(チョン・スチャン:著、斎藤 真理子:翻訳/みすず書房) 2020年の東京オリンピックの話題が連日メディアを騒がせているが、半年前にあった平昌オリンピックのこ…
文芸・カルチャー
2018/9/4
『任俠学園 (中公文庫)』(今野 敏/中央公論新社) 学園モノというのは不思議とアウトローと相性(?)がいい。荒れた学校を立て直すのがヤンキーっぽい先生だったり、学…
文芸・カルチャー
2018/9/4
『この空の上で、いつまでも君を待っている(メディアワークス文庫)』(こがらし輪音/KADOKAWA) 「将来の夢なんてバカらしい」 「人生って、つまんない」 「私以外は全員…
文芸・カルチャー
2018/9/3
ポツポツと降る雨の中、女はタクシーを降りて、すぐ目の前のビルのエレベーターのボタンを押した。降り際のタクシー運転手の物珍しそうな好奇の目にも意を介さずに目的の…
文芸・カルチャー
2018/9/3
『ダ・フォース(上・下)』 (ドン・ウィンズロウ:著、田口俊樹:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン) パワハラ、わいせつ行為、横領……。警察官の不祥事は、今も昔も後を絶…
文芸・カルチャー
2018/9/3
『佐藤幸正、高橋真理子、結婚秒読みから一転、破局!?』 こんな見出しで傷つくのは私の精神と女優としての体裁だけ。あなたが出て行ってから何日経ったのか、もうそれす…
文芸・カルチャー
2018/9/2
『静かに、ねぇ、静かに』(本谷有希子/講談社) なんてヒリヒリとした“いや”な作品を描くのだろう、と思った。『静かに、ねぇ、静かに』(本谷有希子/講談社)。SNSをテ…
文芸・カルチャー
2018/9/2
逃げても逃げても、どこまでも追いかけてくる。 新たな一歩を踏み出したつもりだったが、それは新たな悪夢の始まりだった。 それまで生きてきた人生の大半を否定され、欠…
文芸・カルチャー
2018/9/1
木村拓哉と長澤まさみが初共演を果たした、映画『マスカレード・ホテル』のティザービジュアルと特報が公開された。封切りは2019年1月18日(金)と少し先だが、ネット上で…
エンタメ
2018/9/1
稽古場を大学の構内に移した頃、僕は二つ歳を重ねていた。 何の地盤もなかったこの街にも後輩ができた。劇団も人数を少しだけ増やし、もうあの喫茶店に全員では入りきれな…
文芸・カルチャー
2018/8/31
まだ右も左もわからないくらいに若く幼かったあなたをみつけたのは、もう八年も前のこと。 私の主演する映画に脇役として出演していたあなたは、どこか放っておけない妙な…
文芸・カルチャー
2018/8/30
馴れ初めと聞いて、貴方はそんなことか、とお思いでしょうけど、貴方が私にたったの5ヶ月で何気なしにやってのけて忘れてしまっていることが、私の身体中の細胞という細胞…
文芸・カルチャー
2018/8/29
『スケルトン・キー』(道尾秀介/KADOKAWA) サイコパス――。それは、生まれつき他人への共感能力や、恐怖を感じる度合いが低い人たちのことだ。メディアで取り上げられた…
文芸・カルチャー
2018/8/29
このほど、タレント・エッセイストの小島慶子さんの小説『幸せな結婚』(新潮社)が出版された。会社を辞めて夢を追うイクメンの夫・浩介×スタイリストの仕事が絶好調で勢…
暮らし
2018/8/29
新生活にまだ新鮮さが残っていた頃、僕は少し後悔していた。夢にまで見た生活は、思っていたものとかなり違っていたからだ。 知り合いが一人もいない。その辛さが理解でき…
文芸・カルチャー
2018/8/28