『京都寺町三条のホームズ』(望月麻衣/双葉社) 京都の観光スポットと言えば、真っ先にあがるのは下鴨神社や金閣寺などの神社仏閣だが、雰囲気ある昔ながらの商店街をぶ…
文芸・カルチャー
2018/7/13
世の中には数多くの小説投稿サイトがあるが、ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する全く新しい形の投稿サービスをご存じだろうか。monogatary.comは、日々更…
文芸・カルチャー
2018/7/13
『一鬼夜行 鬼の嫁取り』(小松エメル/ポプラ社) 小松エメルの妖怪小説『一鬼夜行』シリーズ(ポプラ社)最新刊となる『鬼の嫁取り』が刊行された。第1巻にして小松エメ…
文芸・カルチャー
2018/7/12
『不在』(彩瀬まる/KADOKAWA) 好きな人と結ばれて幸せ、ではなく、他者に依存しないエンディングを迎えてほしいと思います。と、担当編集者から指摘を受けて、マンガ家…
文芸・カルチャー
2018/7/12
人が死を迎えたとき、そこにはなにが残るのか。生の本質に迫るような問いかけに、ひとつの解をくれる小説がある。それが「第7回ポプラ社小説新人賞」で大賞を受賞した、『…
文芸・カルチャー
2018/7/12
『ファーストラヴ』(島本理生/文藝春秋) 「なぜ、娘は父親を殺さなければならなかったのか」という強烈なインパクトの帯の『ファーストラヴ』(島本理生/文藝春秋)は、…
文芸・カルチャー
2018/7/9
『瑕疵借り』(松岡圭祐/講談社) 世の中にはたくさんの「訳あり物件」がある。なかでも一番やっかいなのが、「心理的瑕疵(かし)」と呼ばれるものだ。これは、部屋自体…
文芸・カルチャー
2018/7/8
『失楽園のイヴKZ Upper File』(藤本ひとみ/講談社) 燃え盛る炎の表紙も含め、いろんな意味で衝撃的だった『失楽園のイヴKZ Upper File』(藤本ひとみ/講談社)。サブタ…
文芸・カルチャー
2018/7/8
こだまの小説『夫のちんぽが入らない』が、石橋菜津美と中村蒼のW主演で連続ドラマ化されることが決定した。原作ファンからは、「実写は無理かと思ってたからドラマ化が待…
エンタメ
2018/7/7
『みかづき』(森絵都/集英社) 森絵都の小説『みかづき』が、高橋一生と永作博美の出演でドラマ化されることが決定。原作ファンからは、「来年まで待ちきれません!」「…
エンタメ
2018/7/7
『過ぎ去りし王国の城』(宮部みゆき/KADOKAWA) この本を読んでいて、中学3年の春休みのことを久しぶりに思い出した。無事受験を終えた解放感と、春からスタートする高校…
文芸・カルチャー
2018/7/7
『その話は今日はやめておきましょう』(井上荒野/毎日新聞出版) 人が“老人”になるのは、一体何歳になってからなのだろう。『その話は今日はやめておきましょう』(井上…
文芸・カルチャー
2018/7/5
『正しい女たち』(千早茜/文藝春秋) 女子会にママ会と、女というのはいくつになっても集まっておしゃべりするのが大好きだ。仕事の話、美容やダイエットの話、好きな男…
文芸・カルチャー
2018/7/5
『それいけズッコケ三人組』をはじめとする「ズッコケ三人組」シリーズは、今年で誕生から40周年。節目となる年を記念して、2018年8月4日(土)と8月5日(日)に「あつま…
文芸・カルチャー
2018/7/4
『我が家のヒミツ』(奥田英朗/集英社) 外国には、「食器棚のガイコツ」ということわざがあるらしい。意味は「公然にできないような家庭内のヒミツ」。実際にそんな大そ…
文芸・カルチャー
2018/7/3
『風は西から』(村山由佳/幻冬舎) もしも大切な人が“過労自死”という道を選んでしまったら、遺された自分にはなにができるのだろうか。人気小説家・村山由佳氏による『…
文芸・カルチャー
2018/6/30
小説に登場するベッドシーンは、グロテスクに性を炙り出したものから、爽やかな切り口でえぐみをまったく感じさせないものまで、実に多種多様だ。本稿ではそんな中から、…
文芸・カルチャー
2018/6/30
約1年前、夫を病気で亡くした32歳の麻緒(あさお)。未来に希望を見いだせず、みずからも死ぬ準備をはじめた彼女の目に飛び込んできたのは“終末の洋裁教室”のチラシ。それ…
文芸・カルチャー
2018/6/30
『我が心の底の光』(貫井徳郎/双葉社) 何かを奪うためではなく取り戻すための犯罪とは、何と哀しいものなのだろうか。貫井徳郎の作品を読むと、そんな感慨に打たれるこ…
文芸・カルチャー
2018/6/30
『星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き』(樋口直哉/講談社) この世で一番美味しい料理は、お母さんの作る料理かもしれない。レストランで食べる料理よりも舌が求めるの…
文芸・カルチャー
2018/6/28
『あの家に暮らす四人の女』(三浦しをん/中公文庫) 「○歳になってもお互い独り身だったら結婚しようぜ」なんて若者の軽口にくらべ、一定の年齢を超えた女同士でかわされ…
文芸・カルチャー
2018/6/26
『星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き』(樋口直哉/講談社) 料理は観察。火にかけた食材の色の変化を見、音を聞き、絶妙のタイミングで次の工程をこなしていくのが、美…
文芸・カルチャー
2018/6/26
「乳房」と聞いて、なにを思い出すだろう。今付き合っている恋人のそれを思い出す人もいれば、生まれたばかりの頃にさんざん吸った母親の乳首への哀愁にかられる人もいる…
文芸・カルチャー
2018/6/24
『宝島』(真藤順丈/講談社) 2008年にダ・ヴィンチ文学賞などを受賞してデビューした真藤順丈は、今年ちょうどデビュー10周年を迎える。その間に上梓した小説は(ノベラ…
文芸・カルチャー
2018/6/23
『未来』(湊かなえ/双葉社) 身を寄せ合い、逃げるように夜行バスに乗り込む2人の少女。誰かに追われているのか、それとも何かをしでかしたのか。夜の闇に不穏な息遣いの…
文芸・カルチャー
2018/6/22
あの『キマイラ』が映像化される――そのニュースはファンだけでなく、業界をも驚かせた。その発表がメディアではなく、最新刊の帯やあとがきに記されたものだったからだ。 …
マンガ
2018/6/22
『巨悪』(伊兼源太郎/講談社) 今年2月に刊行された『地検のS』では地方検察庁を舞台に正義のあり方を問うたミステリー作家・伊兼源太郎。この前作に続いて6月に刊行され…
文芸・カルチャー
2018/6/22
『あなたには帰る家がある』(山本文緒/KADOKAWA) 2018年6月15日(金)に、ドラマ「あなたには帰る家がある」第10話が放送。茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)に対し…
エンタメ
2018/6/21
『誰かこの状況を説明してください!』(著:木野咲カズラ、原作:徒然花、キャラ原案:萩原凛/フロンティアワークス) 現在大活況を呈している女性向けライト文芸レーベ…
マンガ
2018/6/20
『万引き家族』(是枝裕和/宝島社) 世界三大映画祭のうちの一つ、フランス・カンヌ国際映画祭で最高賞にあたるパルムドールを、是枝裕和監督作品『万引き家族』が受賞し…
エンタメ
2018/6/20