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タグ:小説

過去の'小説'タグの記事一覧(4,208件)

  • レビュー

    生誕100年・安部公房『他人の顔』ってどんな話? 爆発事故で顔を失った男を通して考える「顔」と「タイパ」とは

    『他人の顔(新潮文庫)』(安部公房/新潮社) 2024年は小説家・安部公房生誕100周年。本記事でご紹介するのは、「タイパ重視」の現代社会にもっとも示唆がある作品の一つ…

    文芸・カルチャー

    2024/3/26

  • レビュー

    寺地はるな最新作 舞台は小さな製菓会社。正社員とパート――仕事を通して人間関係が赤裸々に描かれる『こまどりたちが歌うなら』

    『こまどりたちが歌うなら』(寺地はるな/集英社) 対人関係で悩む時、いつも同じことを思う。この人が“悪”の成分100%の人間だったら、どれほど楽だろう、と。好きな部分…

    文芸・カルチャー

    2024/3/26

  • 連載

    芥川賞史上もっとも売れた本『限りなく透明に近いブルー』。ドラッグや暴力を描いた村上龍の原点/斉藤紳士のガチ文学レビュー①

    『限りなく透明に近いブルー』(村上龍/村上龍電子本製作所) はじめまして。 芸人活動を細々と続けながら、文学系のYouTubeをしています斉藤紳士という者です。 今まで数…

    文芸・カルチャー

    2024/3/25

  • ニュース

    『よう実』48時間限定で1年生編<4233ページ分>を無料公開! TVアニメ『1年生編』完結をみんなでお祝いしよう!!

    株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛、以下KADOKAWA)が運営するライトノベル・新文芸のレコメンドサイト「キミラノ」は、 2024…

    文芸・カルチャー

    2024/3/25

  • レビュー

    生誕100年・安部公房の芥川賞受賞作『壁』ってどんな話?自分の名前を盗まれて存在権を失った孤独な男の末路を描く

    『壁(新潮文庫)』(安部公房/新潮社) 病院で名前を聞かれた時、咄嗟に自分の名前が出てこなかった。私の場合、それは、子どもが生まれたからというもの、病院といえば…

    文芸・カルチャー

    2024/3/24

  • レビュー

    『ボクたちはみんな大人になれなかった』の燃え殻氏・最新作。フォロワー5人減を嘆く繊細な立場から綴ったエッセイ集

    『夢に迷ってタクシーを呼んだ』(新潮文庫) 絶望的なまでに不器用な人なのだと思う。そして、途轍もない努力家だとも思う。文庫化された燃え殻氏の『夢に迷ってタクシー…

    文芸・カルチャー

    2024/3/23

  • レビュー

    2024年SF海外版1位 ブラックユーモア満点のロボット小説。人間たちが生来持っていてロボットにはないもの、それは「罪」!?

    『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク(竹書房文庫)』(鯨井久志:訳/竹書房)…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/23

  • レビュー

    夏目漱石の名著の謎に迫る 「ビブリア古書堂」新シリーズ第4弾! 昭和・平成・令和と時代を超えて受け継がれる想いとは?

    『ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~』(三上延/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 鎌倉有数の資産家が開催するガーデンパーティーに招かれたビブリア古…

    文芸・カルチャー

    2024/3/23

  • レビュー

    杉咲花・志尊淳出演映画『52ヘルツのクジラたち』が現代人の心に響く理由は? 「誰にも声が届かない…」絶望と孤独を静かに癒す救いの物語

    (C)2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会 その声はあなたに届く――そんな短くも力強いメッセージと、俳優の杉咲花さんと志尊淳さん、そして一人の少年(桑名桃李さん…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/23

  • レビュー

    土屋太鳳×Snow Man佐久間大介で映画化『マッチング』。マッチングアプリ×惨殺殺人のノンストップスリラー小説

    『マッチング』(内田英治/KADOKAWA) 日常では出会うことがない人との縁を紡いでくれるのが、マッチングアプリの良さ。だが、その一方で、相手の本性が分からないため、…

    文芸・カルチャー

    2024/3/22

  • レビュー

    間宮祥太朗と佐藤二朗が凸凹バディに! 映画『変な家』を観る前に原作小説を読んでおいた方がいい理由とは?

    (C)2024「変な家」製作委員会 「2023年に最も売れた小説」といわれる謎の覆面作家・雨穴さんのデビュー作『変な家』(飛鳥新社)をご存じだろうか?1600万回以上再生さ…

    エンタメ

    PR 2024/3/22

  • レビュー

    リアルな神戸の街が舞台「出会いと別れ」の短編集『繭の中の街』。北野異人館、南京町、阪神淡路大震災、ジャズの街…

    『繭の中の街』(宇野碧/双葉社) 神戸という街にはふしぎな磁力がある。 歩いていける距離に山と海があり、都市のすぐそばに自然がある。日本的なものと異国的なものが調…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/21

  • レビュー

    「ベストオブけんご大賞」にもなった青春ミステリーの文庫版。人気作家の訃報を受け、作品をなぞった集団生活をする7人を襲った事件とは?

    『死にたがりの君に贈る物語』(綾崎隼/ポプラ社) SNSに飛び交う膨大な罵詈雑言は鋭利な「刃」となり、時に人の命をも奪ってしまう――悲しいことだが、私たちはこんな悲し…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/20

  • レビュー

    現実とフィクションが混ざり合う… 下村敦史氏が自邸を舞台に書いた前代未聞の本格ミステリー

    『そして誰かがいなくなる』(下村敦史/中央公論新社) 胸騒ぎがする。自らも謎めいた洋館に閉じ込められたような没入感。恐ろしさ。一体、これから何が起こるのだろうか…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/19

  • レビュー

    【TVアニメ化】恋に破れた女子×モブキャラのラブコメ『負けヒロインが多すぎる!』。彼女たちに絡まれるモブ男子の運命は?

    『負けヒロインが多すぎる!@comic』(雨森たきび:原作、いたち:漫画、いみぎむる:キャラクター原案/小学館) “負けヒロイン”を応援したことがある者だけが楽しめる物…

    文芸・カルチャー

    2024/3/18

  • レビュー

    後味が悪すぎる映画で有名な「ミスト」の原作ってどんなの? スティーヴン・キング原作短編集は実は結末が違う…!

    『ミスト 短編傑作選(文春文庫)』(スティーヴン・キング:著、矢野浩三郎ほか:訳/文藝春秋) 今まで観たホラー映画の中で印象に残っているものを挙げていってほしい。…

    文芸・カルチャー

    2024/3/18

  • レビュー

    ドラマ「最高の教師」出演の長井短、初小説集『私は元気がありません』。ピカソ的キュビズムの表紙に心がザワザワする

    『私は元気がありません』 俳優、モデルとして活躍する長井短(ながい・みじか)の初の小説集が出たと知り、本を探してみた。すると『私は元気がありません』というなんと…

    文芸・カルチャー

    2024/3/17

  • レビュー

    『カワイソウ、って言ってあげよっかw』で描く、1人1人の“生きづらさ”。人生に悩む女性5人の悲劇の謎に迫る、前代未聞のミステリー

    『カワイソウ、って言ってあげよっかw』(夏原エヰジ/講談社) 吉原の花魁である主人公の瑠璃が、江戸に跋扈する鬼と戦う「Cocoon」シリーズが人気の作家・夏原エヰジ氏。…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/16

  • レビュー

    超有名映画『シャイニング』の原作ってどんなの? 幽霊屋敷に狂わされる一家を描いたスティーブン・キング入門本

    『シャイニング』(スティーブン・キング/文藝春秋) 2024年は「ホラーの帝王」といわれるスティーブン・キングのデビュー50周年イヤーです。著作の中でも映画化されて特…

    文芸・カルチャー

    2024/3/14

  • レビュー

    『看守の流儀』で話題、このミス大賞作家の最新作。強盗犯を取り逃がし、娘が家出して公私ともに大ピンチ?

    『ダブルバインド』(城山真一/双葉社) 「正しい」と思うことは、人によって様々だ。生きていると、時々、自分が大切にしている正しさの価値が分からなくなることもある…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/13

  • レビュー

    3日後に鵺に食われて死ぬ呪い? 家族に無能呼ばわりされて生贄にささげられた女の、復活ラブコメ小説

    『四国遍路の宿 道しるべ 呪われ花嫁は仮初めの愛を契る』(田井ノエル/双葉社) 自分には、何ができるのだろうか。そう考えれば考えるほど、私という存在がちっぽけに思…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/13

  • レビュー

    用水路で見つかった「魔女」の水死体から始まる物語。麻薬に溺れ、常に朦朧としている青年が欲望と暴力の先に見つけたものとは

    『ハリケーンの季節』(宇野和美:訳/早川書房) ある日、少年たちが用水路で“魔女”の死体を見つけるところから物語が始まる。 フェルナンダ・メルチョール『ハリケーンの…

    文芸・カルチャー

    2024/3/13

  • インタビュー・対談

    小説紹介・けんご、『N』を紹介し品切れ→2か月で4回の重版へ。「ずっとターゲットを変えていない」投稿のスタンスを語った独占インタビュー

    けんごさん 2021年10月に発売された道尾秀介氏の連作短編『N』(集英社)が、今年のはじめ、書店やネット書店から姿を消した。時を同じくして、集英社文芸書のXには「『N…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/13

  • ニュース

    死が迫りくるなか灰色の世界を生きる青年が選んだ道とは? デビュー5周年を迎えた純愛小説の仕掛け人・優衣羽の最新作『君が残した365日』

    『君が残した365日』(優衣羽/ポプラ社) 2024年3月5日(火)、新進気鋭の純愛小説作家・優衣羽(ゆいは)の新作『君が残した365日』が発売された。儚くも美しく色鮮やか…

    文芸・カルチャー

    2024/3/13

  • ニュース

    お仕事系小説の名手・山本幸久が贈る…“お花と幸せ”満載の物語『花屋さんが言うことには』が文庫本化

    『花屋さんが言うことには』(山本幸久/ポプラ社) 2022年に「王様のブランチ」で取り上げられて話題を集めた小説『花屋さんが言うことには』の文庫版が、2024年3月5日(…

    文芸・カルチャー

    2024/3/12

  • レビュー

    芥川賞作家・九段理江の真骨頂! 言葉が壊れた後、人間はどこへ行くのか――圧倒的な純文学体験に度肝を抜かれる

    『しをかくうま』(九段理江/文藝春秋) 『東京都同情塔』(新潮社)で第170回芥川賞を受賞した小説家・九段理江氏。受賞後の会見で語った「執筆に生成AIを活用した」とい…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/12

  • インタビュー・対談

    ミステリー作家・東川篤哉の新作は「トリックアイデアの在庫一掃セール」。オカルト要素を入れるのに苦戦したと語る、『博士はオカルトを信じない』発売記念インタビュー

    ユーモアミステリーで知られる小説家の東川篤哉さんが、初の「超常現象モノ」を執筆。『博士はオカルトを信じない』(ポプラ社)は、探偵の息子でオカルトに興味を持つ中…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/9

  • ニュース

    Aマッソ・加納愛子と大前粟生が小説を書き始めたきっかけは? 別所哲也をモデレーターに、“短編”作品を語る周年記念イベントレポート

    短い表現の中にメッセージを凝縮した「短編」の面白さを、「小説」と「映画」の両面から語り合う——そんな一夜のイベントが実現した。2月22日にLIFORK Harajukuで開催され…

    文芸・カルチャー

    2024/3/8

  • レビュー

    少年は破滅と引き換えに「生きたい」と願った――世界の歪みと呪われた運命を絶ち切ることはできるのか!? 異能バトルアクション『蒼剣の歪み絶ち』【第30回電撃小説大賞〈金賞〉受賞作】

    『蒼剣の歪み絶ち』(那西崇那/電撃文庫/KADOKAWA) 人はなぜ生きるのか。古来より、数多くの宗教家や哲学者がその問いに向き合ってきた。信仰を貫いて天国へ行くため、生…

    文芸・カルチャー

    2024/3/8

  • レビュー

    芥川賞候補作『Blue』があぶり出す“きれいごとの多様性”。トランスジェンダーの「SNSでの叫び」が写す社会の断面

    『Blue』(川野芽生/集英社) 「多様性の時代」と言われる現在。制服のスタイルを性別で規定しない学校がでてきたり、「誰でもトイレ」が増えてきたり、以前の社会よりは…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/8