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タグ:小説

過去の'小説'タグの記事一覧(4,208件)

  • レビュー

    ままならない男女の日常をリアルに描く桐野夏生の新作短篇集! 結婚の理想と現実の間で苦しむ主婦が選ぶ道は

    『もっと悪い妻』(桐野夏生/文藝春秋) 人の心は複雑だ。ひとりで生きていきたいと願う強さと、何かにすがらなければ生きていけない弱さを抱えている。特に愛や恋が絡む…

    文芸・カルチャー

    2023/6/29

  • レビュー

    「呪怨」「犬鳴村」の清水崇監督最新作『忌怪島』。島に伝わる土着の呪いとVR・最先端科学の入り混じる世界

    『忌怪島〈小説版〉(竹書房文庫)』(久田樹生:著、いながききよたか・清水崇:脚本/竹書房) 西畑大吾(なにわ男子)の主演で話題のホラー映画『忌怪島』(6月16日より…

    文芸・カルチャー

    2023/6/29

  • ニュース

    夏の文庫フェア「ナツイチ」が今年もやってきた! 豪華声優陣の名作朗読や「よまにゃ」グッズの配布など気になる企画が目白押し

    夏の風物詩とも言える集英社の文庫フェア「ナツイチ2023」が、2023年6月20日(火)からスタートした。全国の参加書店で「ナツイチ」の対象作品を購入すると、「よまにゃ画…

    文芸・カルチャー

    2023/6/28

  • レビュー

    「別れるときにつらいから、仲良くなり過ぎない」相手と特別な友情を築く物語…かと思ったら。想像を絶する展開が待ち受ける青春劇

    『心臓の王国』(竹宮ゆゆこ/PHP研究所) 「(すぐにいなくなるとわかっている相手とは)別れるときにつらいから、仲良くなり過ぎない方がいい」。そう告げた兄に、心臓に…

    文芸・カルチャー

    2023/6/28

  • レビュー

    子どもが人生初の伏線回収を体験できる⁉ 大人のミステリと全く同じ手法で書かれた、知念実希人氏のミステリー児童書シリーズ第1巻

    『放課後ミステリクラブ』(知念実希人:作、Gurin.:絵/ライツ社) シャーロック・ホームズ、アルセーヌ・ルパン、怪人二十面相と明智小五郎…ミステリ好きの大人たちの多…

    文芸・カルチャー

    2023/6/28

  • インタビュー・対談

    小池栄子が11年前にドラマで演じた『贖罪』をオーディブルで読む。湊かなえの名作と再会して生まれた「愛するとは?」という自問自答

    湊かなえさんによる自身3作目の小説『贖罪』。田舎町で起きた小学生少女殺人事件に関わった人々が15年後に悲劇の連鎖を生む本作は、デビュー作『告白』と同様に、章ごとに…

    文芸・カルチャー

    2023/6/28

  • レビュー

    スティーヴン・キング絶賛、全米ベストセラー3部作の第2弾! マフィアたちの欲望と暴力世界からの逃避行

    『陽炎の市(まち)』(田口俊樹:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン) ドン・ウィンズロウ『陽炎の市(まち)』(田口俊樹:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン)は『業火の市』…

    文芸・カルチャー

    2023/6/27

  • レビュー

    30年後、日本は終焉する!? 経済小説のトップランナーが怒りと憂いを込めて描き出す衝撃の「未来予想小説」

    『限界国家』(楡周平/双葉社) 日本社会はこれからどう変化していくのだろう。たとえば、30年後、日本という国はどうなっているのか。老いも若きも男も女も、この国がこ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/27

  • レビュー

    【2カ月連続刊行】恩田陸が生み出すメタフィクション!美しくも惨烈な至高の幻想小説

    『夜果つるところ』(恩田陸/集英社) おびただしい血が流れ、累々と死者を積み上げていくというのに、どうしてこの物語はこんなにも美しいのだろう。人は、禍々しいもの…

    文芸・カルチャー

    2023/6/26

  • ニュース

    小説家・中島京子の話題作がドラマ化!『やさしい猫』で紡がれる在留外国人の理不尽な現実と心温まる家族誕生の物語

    『やさしい猫』(中島京子/中央公論新社) 「第56回吉川英治文学賞」に輝いた話題作『やさしい猫』がドラマ化。2023年6月24日(土)から放送開始する。タレントや女優とし…

    文芸・カルチャー

    2023/6/24

  • レビュー

    敵は先入観!「伊坂幸太郎史上、最高の読後感」に魅了される読書家、続出の話題作

    『逆ソクラテス』(伊坂幸太郎/集英社文庫) 「子どもに読ませたい本は?」と問われたら、間違いなくこの本の名を挙げたい。いや、本当は子どもに限らない。決めつけばか…

    文芸・カルチャー

    2023/6/24

  • レビュー

    15万部突破の ”体験型”感動ミステリー。「絶対電子化不可能」「何を言ってもネタバレになる」仕掛けとは

    『世界でいちばん透きとおった物語(新潮文庫)』(杉井光/新潮社) 仕掛けに気づいた時、全身に鳥肌がたった。なんという熱量なのかと恐れ慄いた。仕事だろうと、プライ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/23

  • 連載

    「わたしの家なのになんで気を遣わないといけないの?」こんな私が同居なんて無理なのでは…!?/小戸森さんちはこの坂道の上⑦

    『小戸森さんちはこの坂道の上』(櫻いいよ/KADOKAWA) 第7回【全7回】フリーデザイナの小戸森乃々香は、祖母宅の管理を頼まれ、故郷に戻ってきた。「不倫の子」として肩…

    文芸・カルチャー

    2023/6/23

  • レビュー

    移民労働者が募った「写真花嫁」の歴史。朝鮮からハワイへと渡った花嫁たちの壮絶な人生を描く『アロハ、私のママたち』

    『アロハ、私のママたち』(イ・グミ:著、李明玉:訳/双葉社) 日本や朝鮮などからアメリカ本土やハワイへと移住した移民労働者の独身男性が、祖国に自分の写真を送り、…

    文芸・カルチャー

    2023/6/23

  • 連載

    好奇心に負けて約束を破り、配信を観てしまった。すると一通のメッセージと、窓の外から音が聞こえ…/名著奇変(山月奇譚)⑧

    『名著奇変』(柊サナカ、奥野じゅん、相川英輔、明良悠生、大林利江子、山口優/飛鳥新社)第8回【全8回】 日本文学の名作を若手実力派作家たちがリメイクした、短編ホラ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/22

  • レビュー

    「私の身体は生きるために壊れてきた」――圧倒される言葉の強さ、迫力。衝撃の第128回文學界新人賞受賞作『ハンチバック』

    『ハンチバック』(市川沙央/文藝春秋) 何も知らずにいた自分をもっともっと叩きのめしてほしい。ページをめくりながら、そう思ったのは初めてのことだった。純文学とは…

    文芸・カルチャー

    2023/6/22

  • 連載

    この状況はどういうこと? 静かな暮らしを求めて引っ越したはずなのに…/小戸森さんちはこの坂道の上⑥

    『小戸森さんちはこの坂道の上』(櫻いいよ/KADOKAWA) 第6回【全7回】フリーデザイナの小戸森乃々香は、祖母宅の管理を頼まれ、故郷に戻ってきた。「不倫の子」として肩…

    文芸・カルチャー

    2023/6/22

  • ニュース

    上杉謙信vs.メデュウサ!? 戦国最強武将伝にギリシア神話×日本神話を融合させた唯一無二の歴史ファンタジー『メデュウサ天翔』

    『メデュウサ天翔』(アポロン犬城/中央公論事業出版) メデュウサとは「ギリシア神話」に登場する怪物で、ゴルゴン三姉妹の一人。頭髪が蛇になっており、見る者を石化さ…

    文芸・カルチャー

    PR 2023/6/22

  • レビュー

    「ろくでもない人間がいる。お前である」が28万“いいね”の大バズり! 舞城王太郎節が炸裂した予測のつかない展開とカタルシス

    『短篇七芒星』(舞城王太郎/講談社) 〈ろくでもない人間がいる。お前である〉というセンセーショナルな書き出しの小説がTwitterで大バズりしたことをご存じだろうか。し…

    文芸・カルチャー

    2023/6/22

  • レビュー

    女子少年院で少女たちと向き合う「篤志面接委員」。未成年犯罪者の“更正”について考えさせる傑作ミステリー小説

    『この限りある世界で』(小林由香/双葉社) 未成年による凶悪犯罪が起こってしまったとき、世間ではよく厳罰化の議論がまきおこる。現在の「少年法」では満14歳以上で罪…

    文芸・カルチャー

    2023/6/22

  • 連載

    「一つだけ約束してください」例のVチューバーを決して探してはいけない/名著奇変(山月奇譚)⑦

    『名著奇変』(柊サナカ、奥野じゅん、相川英輔、明良悠生、大林利江子、山口優/飛鳥新社)第7回【全8回】 日本文学の名作を若手実力派作家たちがリメイクした、短編ホラ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/21

  • 連載

    子どもを連れて戻ってきた、かつて好きだった人。知らない間に何があったの?/小戸森さんちはこの坂道の上⑤

    『小戸森さんちはこの坂道の上』(櫻いいよ/KADOKAWA) 第5回【全7回】フリーデザイナの小戸森乃々香は、祖母宅の管理を頼まれ、故郷に戻ってきた。「不倫の子」として肩…

    文芸・カルチャー

    2023/6/21

  • レビュー

    『三千円の使いかた』原田ひ香の新作は、作家の蔵書を集めた「夜の図書館」が舞台。美味しいまかないとコーヒー、人間の表裏を味わえる一冊

    『図書館のお夜食』(原田ひ香/ポプラ社) 図書館が好きだ。荘厳な雰囲気、若干の重苦しさを含んだ静けさ、古い紙とインクの匂い。学生の頃から、時間が許す限り図書館に…

    文芸・カルチャー

    2023/6/21

  • レビュー

    他者との“ズレ”を正してくれる何かを求める人へ。墓守の青年が持つ「花の種」が物語をつなぐ連作短編集『うるうの朝顔』

    『うるうの朝顔』(水庭れん/講談社) 人生において、何らかの“ズレ”を感じる瞬間がある。あの日、あのタイミングで、あの場所で、「何かがズレた」と。しかし、そう感じ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/21

  • 連載

    どんどん近づいてきている? ついに「@窓の外」のメッセージが。そして、きいきいと窓を削る音が聞こえた/名著奇変(山月奇譚)⑥

    『名著奇変』(柊サナカ、奥野じゅん、相川英輔、明良悠生、大林利江子、山口優/飛鳥新社)第6回【全8回】 日本文学の名作を若手実力派作家たちがリメイクした、短編ホラ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/20

  • 連載

    「そんな話聞いていない!」昔好きだった人と、彼の子供たちと、まさかの同居!?/小戸森さんちはこの坂道の上④

    『小戸森さんちはこの坂道の上』(櫻いいよ/KADOKAWA) 第4回【全7回】フリーデザイナの小戸森乃々香は、祖母宅の管理を頼まれ、故郷に戻ってきた。「不倫の子」として肩…

    文芸・カルチャー

    2023/6/20

  • 連載

    危険な香りが混じるメッセージと最後に添えられた現在地。次第に私の家に近づいてきて…/名著奇変(山月奇譚)⑤

    『名著奇変』(柊サナカ、奥野じゅん、相川英輔、明良悠生、大林利江子、山口優/飛鳥新社)第5回【全8回】 日本文学の名作を若手実力派作家たちがリメイクした、短編ホラ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/19

  • 連載

    福井の祖母の家の管理を突然任されることに!? 故郷に戻り、思い出したのは…/小戸森さんちはこの坂道の上③

    『小戸森さんちはこの坂道の上』(櫻いいよ/KADOKAWA) 第3回【全7回】フリーデザイナの小戸森乃々香は、祖母宅の管理を頼まれ、故郷に戻ってきた。「不倫の子」として肩…

    文芸・カルチャー

    2023/6/19

  • レビュー

    高橋文哉と桜田ひよりで実写映画化! ウソからはじまった交換日記は、ほんとうの恋に着地するのか? 切なさ特盛り胸きゅんラブストーリー

    (c)2023「交換ウソ日記」製作委員会 学校一のモテ男子から送られた手紙には、ただ一言「好きだ」と記されていた。 これはわたし宛てのラブレター? それとも単なるいた…

    文芸・カルチャー

    2023/6/19

  • レビュー

    “好きな人と一緒に暮らす”当たり前の幸せが突然奪われた。在留資格を失った外国人とその家族を描いた『やさしい猫』

    『やさしい猫』(中島京子/中央公論新社) ドラマ化で話題の中島京子さん『やさしい猫』(中央公論新社)は、タイトルからは想像できない、痛みと祈り、そして戒めに満ち…

    文芸・カルチャー

    2023/6/19