『もっと悪い妻』(桐野夏生/文藝春秋) 人の心は複雑だ。ひとりで生きていきたいと願う強さと、何かにすがらなければ生きていけない弱さを抱えている。特に愛や恋が絡む…
文芸・カルチャー
2023/6/29
『忌怪島〈小説版〉(竹書房文庫)』(久田樹生:著、いながききよたか・清水崇:脚本/竹書房) 西畑大吾(なにわ男子)の主演で話題のホラー映画『忌怪島』(6月16日より…
文芸・カルチャー
2023/6/29
夏の風物詩とも言える集英社の文庫フェア「ナツイチ2023」が、2023年6月20日(火)からスタートした。全国の参加書店で「ナツイチ」の対象作品を購入すると、「よまにゃ画…
文芸・カルチャー
2023/6/28
『心臓の王国』(竹宮ゆゆこ/PHP研究所) 「(すぐにいなくなるとわかっている相手とは)別れるときにつらいから、仲良くなり過ぎない方がいい」。そう告げた兄に、心臓に…
文芸・カルチャー
2023/6/28
『放課後ミステリクラブ』(知念実希人:作、Gurin.:絵/ライツ社) シャーロック・ホームズ、アルセーヌ・ルパン、怪人二十面相と明智小五郎…ミステリ好きの大人たちの多…
文芸・カルチャー
2023/6/28
湊かなえさんによる自身3作目の小説『贖罪』。田舎町で起きた小学生少女殺人事件に関わった人々が15年後に悲劇の連鎖を生む本作は、デビュー作『告白』と同様に、章ごとに…
文芸・カルチャー
2023/6/28
『陽炎の市(まち)』(田口俊樹:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン) ドン・ウィンズロウ『陽炎の市(まち)』(田口俊樹:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン)は『業火の市』…
文芸・カルチャー
2023/6/27
『限界国家』(楡周平/双葉社) 日本社会はこれからどう変化していくのだろう。たとえば、30年後、日本という国はどうなっているのか。老いも若きも男も女も、この国がこ…
文芸・カルチャー
2023/6/27
『夜果つるところ』(恩田陸/集英社) おびただしい血が流れ、累々と死者を積み上げていくというのに、どうしてこの物語はこんなにも美しいのだろう。人は、禍々しいもの…
文芸・カルチャー
2023/6/26
『やさしい猫』(中島京子/中央公論新社) 「第56回吉川英治文学賞」に輝いた話題作『やさしい猫』がドラマ化。2023年6月24日(土)から放送開始する。タレントや女優とし…
文芸・カルチャー
2023/6/24
『逆ソクラテス』(伊坂幸太郎/集英社文庫) 「子どもに読ませたい本は?」と問われたら、間違いなくこの本の名を挙げたい。いや、本当は子どもに限らない。決めつけばか…
文芸・カルチャー
2023/6/24
『世界でいちばん透きとおった物語(新潮文庫)』(杉井光/新潮社) 仕掛けに気づいた時、全身に鳥肌がたった。なんという熱量なのかと恐れ慄いた。仕事だろうと、プライ…
文芸・カルチャー
2023/6/23
『小戸森さんちはこの坂道の上』(櫻いいよ/KADOKAWA) 第7回【全7回】フリーデザイナの小戸森乃々香は、祖母宅の管理を頼まれ、故郷に戻ってきた。「不倫の子」として肩…
文芸・カルチャー
2023/6/23
『アロハ、私のママたち』(イ・グミ:著、李明玉:訳/双葉社) 日本や朝鮮などからアメリカ本土やハワイへと移住した移民労働者の独身男性が、祖国に自分の写真を送り、…
文芸・カルチャー
2023/6/23
『名著奇変』(柊サナカ、奥野じゅん、相川英輔、明良悠生、大林利江子、山口優/飛鳥新社)第8回【全8回】 日本文学の名作を若手実力派作家たちがリメイクした、短編ホラ…
文芸・カルチャー
2023/6/22
『ハンチバック』(市川沙央/文藝春秋) 何も知らずにいた自分をもっともっと叩きのめしてほしい。ページをめくりながら、そう思ったのは初めてのことだった。純文学とは…
文芸・カルチャー
2023/6/22
『小戸森さんちはこの坂道の上』(櫻いいよ/KADOKAWA) 第6回【全7回】フリーデザイナの小戸森乃々香は、祖母宅の管理を頼まれ、故郷に戻ってきた。「不倫の子」として肩…
文芸・カルチャー
2023/6/22
『メデュウサ天翔』(アポロン犬城/中央公論事業出版) メデュウサとは「ギリシア神話」に登場する怪物で、ゴルゴン三姉妹の一人。頭髪が蛇になっており、見る者を石化さ…
文芸・カルチャー
PR 2023/6/22
『短篇七芒星』(舞城王太郎/講談社) 〈ろくでもない人間がいる。お前である〉というセンセーショナルな書き出しの小説がTwitterで大バズりしたことをご存じだろうか。し…
文芸・カルチャー
2023/6/22
『この限りある世界で』(小林由香/双葉社) 未成年による凶悪犯罪が起こってしまったとき、世間ではよく厳罰化の議論がまきおこる。現在の「少年法」では満14歳以上で罪…
文芸・カルチャー
2023/6/22
『名著奇変』(柊サナカ、奥野じゅん、相川英輔、明良悠生、大林利江子、山口優/飛鳥新社)第7回【全8回】 日本文学の名作を若手実力派作家たちがリメイクした、短編ホラ…
文芸・カルチャー
2023/6/21
『小戸森さんちはこの坂道の上』(櫻いいよ/KADOKAWA) 第5回【全7回】フリーデザイナの小戸森乃々香は、祖母宅の管理を頼まれ、故郷に戻ってきた。「不倫の子」として肩…
文芸・カルチャー
2023/6/21
『図書館のお夜食』(原田ひ香/ポプラ社) 図書館が好きだ。荘厳な雰囲気、若干の重苦しさを含んだ静けさ、古い紙とインクの匂い。学生の頃から、時間が許す限り図書館に…
文芸・カルチャー
2023/6/21
『うるうの朝顔』(水庭れん/講談社) 人生において、何らかの“ズレ”を感じる瞬間がある。あの日、あのタイミングで、あの場所で、「何かがズレた」と。しかし、そう感じ…
文芸・カルチャー
2023/6/21
『名著奇変』(柊サナカ、奥野じゅん、相川英輔、明良悠生、大林利江子、山口優/飛鳥新社)第6回【全8回】 日本文学の名作を若手実力派作家たちがリメイクした、短編ホラ…
文芸・カルチャー
2023/6/20
『小戸森さんちはこの坂道の上』(櫻いいよ/KADOKAWA) 第4回【全7回】フリーデザイナの小戸森乃々香は、祖母宅の管理を頼まれ、故郷に戻ってきた。「不倫の子」として肩…
文芸・カルチャー
2023/6/20
『名著奇変』(柊サナカ、奥野じゅん、相川英輔、明良悠生、大林利江子、山口優/飛鳥新社)第5回【全8回】 日本文学の名作を若手実力派作家たちがリメイクした、短編ホラ…
文芸・カルチャー
2023/6/19
『小戸森さんちはこの坂道の上』(櫻いいよ/KADOKAWA) 第3回【全7回】フリーデザイナの小戸森乃々香は、祖母宅の管理を頼まれ、故郷に戻ってきた。「不倫の子」として肩…
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2023/6/19
(c)2023「交換ウソ日記」製作委員会 学校一のモテ男子から送られた手紙には、ただ一言「好きだ」と記されていた。 これはわたし宛てのラブレター? それとも単なるいた…
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2023/6/19
『やさしい猫』(中島京子/中央公論新社) ドラマ化で話題の中島京子さん『やさしい猫』(中央公論新社)は、タイトルからは想像できない、痛みと祈り、そして戒めに満ち…
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2023/6/19
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金色のガッシュ!! 2【単話版】 Page 30