『天国からの宅配便あの人からの贈り物』(柊 サナカ/双葉社) 命の灯火が消えかけたそのときに、人が思い出すのは身近な家族や友達ばかりではない。遠い過去に別れてしま…
文芸・カルチャー
2023/3/2
『川のほとりに立つ者は』(寺地はるな/双葉社) 生まれつき備わっているものは、人によって違う。だが、その前提を私たちは忘れがちだ。自分にとっては造作もないことが…
文芸・カルチャー
2023/3/1
『計画書』(コウイチ/KADOKAWA) 雑誌『ダ・ヴィンチ』で約1年にわたり連載されてきた人気小説「スピンオフな町」がついに単行本化される。その名も『計画書』(コウイチ…
文芸・カルチャー
2023/2/28
『真珠とダイヤモンド』(桐野夏生/毎日新聞出版) 1974年生まれの筆者は、バブル経済の恩恵にあずかった記憶がまったくない。1970年生まれの社会学者/詩人・水無田気流…
文芸・カルチャー
2023/2/28
『キドナプキディング青色サヴァンと戯言遣いの娘』(西尾維新/講談社) 昨年、作家生活20周年を迎えた西尾維新が、セレクトした20タイトルとともに、その道程を振り返る…
文芸・カルチャー
2023/2/26
『さよなら、誰にも愛されなかった者たちへ』(塩瀬まき/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 就職活動が連戦連敗の末、佐倉至がようやく採用された会社は「賽の河原株式会社…
文芸・カルチャー
2023/2/25
『恋とそれとあと全部』(住野よる/文藝春秋) 周りからは欠点に見えそうなところも含めて、全てを好きになってしまった人がいる。性格も思考回路も容姿もファッションも…
文芸・カルチャー
2023/2/24
『侠』(松下隆一/講談社) 『侠』(松下隆一/講談社)は、江戸の本所を舞台にした時代小説だ。 「侠」とは、「男らしく勇ましい行いをすること。また、その気質」という…
文芸・カルチャー
2023/2/22
『猫の目を借りたい』(槇あおい/双葉文庫) 「ごめんなさい」も、「ありがとう」も、今この瞬間に伝えればいいものを、私たちはつい先延ばしにしてしまう。明日が必ずく…
文芸・カルチャー
2023/2/22
さまざまな分野で活躍する著名人にお気に入りの本を紹介してもらうインタビュー連載「私の愛読書」。今回ご登場いただくのは、EXILEおよびEXILE THE SECONDのメンバー・橘…
文芸・カルチャー
2023/2/21
『海は地下室に眠る』(清水裕貴/KADOKAWA) 「幼い頃に当たり前だと思っていたことが、大人になって、重い秘密としてのしかかってくることはありませんか」と問われた主…
文芸・カルチャー
2023/2/21
『黄色い家』(川上未映子/中央公論新社) 人生をやり直せるなら、どこまで時間を巻き戻すだろう。今にたどりつく分岐点は、どこにあったのだろう。日々の暮らしの中で、…
文芸・カルチャー
2023/2/20
『キドナプキディング青色サヴァンと戯言遣いの娘』(西尾維新/講談社) 昨年、作家生活20周年を迎えた西尾維新が、セレクトした20タイトルとともに、その道程を振り返る…
文芸・カルチャー
2023/2/19
『猫君』(畠中恵/集英社文庫) 年老いたうちの猫の尻尾が二叉に分かれて“猫又”になり、ずっと一緒にいてくれないだろうか――。そんな非現実的だけど、切実な願いを抱いた…
文芸・カルチャー
2023/2/17
『街に躍ねる』(川上佐都/ポプラ社) 他の人と同じことが出来なくたっていいのだ、と思いたい。だけれども、現実には、私たちはいつだって人と比べてしまう。出来て当た…
文芸・カルチャー
2023/2/16
『双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄』(氏家仮名子/集英社オレンジ文庫) 白洲梓氏、ゆきた志旗氏ら数々の人気作家を輩出してきたエンターテインメント文学賞〈ノベル大賞〉。20…
文芸・カルチャー
2023/2/16
自身初となる小説『パーマネント・ブルー』(文藝春秋)を上梓した橘ケンチ氏にインタビューを行った。現在、EXILEそしてEXILE THE SECONDのパフォーマーとして第一線で活…
文芸・カルチャー
2023/2/15
『息が詰まるようなこの場所で』 (外山薫/KADOKAWA) 2023年1月30日、湾岸×タワマン×中学受験をテーマにした小説『息が詰まるようなこの場所で』(KADOKAWA)を発売した…
暮らし
2023/2/15
『ハイ・フィデリティ』(ニック・ホーンビィ:著、森田義信:訳/早川書房) “無人島に持っていく五枚のレコード、っていう感じで、これまでの別れのトップ・ファイブを年…
文芸・カルチャー
2023/2/15
『90’sナインティーズ』(西寺郷太/文藝春秋) 97年にメジャー・デビューし、ポップで親しみやすい曲を多数リリースしてきたバンド、ノーナ・リーヴス。そのメイン・ソン…
文芸・カルチャー
2023/2/15
『鬼の話を聞かせてください』(木江恭/双葉社) あなたの体験した「鬼」の話を百字以内で聞かせてください、と言われたらいったいどんな記憶がよみがえるだろう。日本の…
文芸・カルチャー
2023/2/14
『キドナプキディング青色サヴァンと戯言遣いの娘』(西尾維新/講談社) 昨年、作家生活20周年を迎えた西尾維新が、セレクトした20タイトルとともに、その道程を振り返る…
文芸・カルチャー
2023/2/12
『本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。』(標野凪/ポプラ社) 『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』の著者・標野凪氏の最新作『本のない、絵本屋クッ…
文芸・カルチャー
2023/2/10
『レプリカだって、恋をする。』(榛名丼/KADOKAWA) 仕事をするのが億劫な日や、体調が思わしくない時。誰かが自分の代わりに動いてくれないかと、現実逃避的な妄想に逃…
文芸・カルチャー
2023/2/10
『フィールダー』(古谷田奈月/集英社) 本書『フィールダー』(古谷田奈月/集英社)は、読み手の足元がぐらつく小説である。 総合出版社・立象社の社会派オピニオン誌の…
文芸・カルチャー
2023/2/10
『一人称単数』(村上春樹/文藝春秋) 村上春樹氏の最新短編集『一人称単数』(文藝春秋)が待望の文庫となった。収録されているのは「石のまくらに」「クリーム」「チャ…
文芸・カルチャー
2023/2/8
『君の余命が消えぬまに』(いぬじゅん:著、Tamaki:イラスト/ポプラ社) ライト文芸ファンを中心に絶大な支持を得ている作家・いぬじゅん氏。待望の最新作『君の余命が…
文芸・カルチャー
2023/2/8
歴史上の人物が等身大となり、活き活きとその生き様を見せてくれる、そして歴史という名の現代につながる無数の糸の在りかを示し、読者を唸らせ続ける門井慶喜さん。数多…
文芸・カルチャー
2023/2/8
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年3月号からの転載になります。 東大卒の作家が結集したユニークなミステリアンソロジー『東大に名探偵はいない』。「東大生ミステリ…
文芸・カルチャー
2023/2/7
『キドナプキディング青色サヴァンと戯言遣いの娘』(西尾維新/講談社) 2002年2月、『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社)で鮮烈なデビューを飾った西…
文芸・カルチャー
2023/2/5