『犯人に告ぐ3紅の影』(雫井脩介/双葉社) 〈振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺の被害は、今や年間で数百億に達しているという。それはもう、一つの産業であり、一種の…
文芸・カルチャー
2022/10/1
第15回小説現代長編新人賞を受賞した、珠川こおりさんの『檸檬先生』(講談社)。音や数字に色が見える共感覚者の生きづらさを描き、話題を呼んだ1冊だ。 『檸檬先生』や2…
文芸・カルチャー
2022/10/1
『マーブル』(珠川こおり/講談社) 赤の他人に対してならばどれだけでも寛容になれるのに、相手が身近な家族になるとつい、価値観を押しつけ、支配的にふるまってしまう…
文芸・カルチャー
2022/9/30
『兎の眼』(灰谷健次郎/角川文庫) 歩み寄っても心を開いてくれない人や、努力しても分かり合えない人、住む世界が違う人と出会ったとき、距離をとったり無視したりする…
文芸・カルチャー
2022/9/30
『キメラプロジェクト:ゼロ』(悠木碧/キメラプロジェクト:原作、ひつじロボ:漫画/双葉社) 『腹を割ったら血が出るだけさ』(住野よる/双葉社) 声優として活躍する…
マンガ
2022/9/29
『マリ×トラ事件ファイル 1.届いた依頼はラブレター!?』(著:花井有人、イラスト:葛西尚/ポプラ社) 第1回「ポプラキミノベル小説大賞」のピュアラブ部門で大賞に輝いた…
文芸・カルチャー
2022/9/29
『夜がうたた寝してる間に』(君嶋彼方/KADOKAWA) 第12回小説野性時代新人賞を受賞した『君の顔では泣けない』(KADOKAWA)で鮮烈なデビューを果たした君嶋彼方氏。大反…
文芸・カルチャー
2022/9/28
『光を灯す男たち』(小川高義:訳/新潮社) 「灯台」とは、夜間に海を照らし、闇の中でも船舶が位置を見失わず安全に航行ができるよう設置された“標識”である。 エマ・ス…
文芸・カルチャー
2022/9/28
『方舟』(夕木春央/講談社) 2019年、『絞首商会の後継人』で第60回「メフィスト賞」を受賞し、同年、改題した『絞首商會』でデビュー。今、大きな注目を集める作家・夕…
文芸・カルチャー
2022/9/28
『タラニス 死の神の湿った森』(内藤了/KADOKAWA) 作家・内藤了氏が生み出した「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(KADOKAWA)は、2016年にドラマ化もされた、人気…
文芸・カルチャー
2022/9/27
『リバー』(奥田英朗/集英社) 暑すぎた夏も去って、いよいよ秋。秋といえば食欲にスポーツに…そしてダ・ヴィンチWeb的なおすすめはもちろん「読書の秋」だ。過ごしやす…
文芸・カルチャー
2022/9/27
『月の満ち欠け』(佐藤正午/岩波書店) ※この記事は作品のネタバレ・内容を含みます。ご注意の上お読みください。 大泉洋さんが主演、有村架純さん、目黒蓮さん(SnowMan…
文芸・カルチャー
2022/9/26
『クロコダイル・ティアーズ』(雫井脩介/鉄人社) 人を呪わば穴二つ、という言葉が読後に思い浮かんだ雫井脩介さんの『クロコダイル・ティアーズ』(文藝春秋)。息子の…
文芸・カルチャー
2022/9/26
YouTubeチャンネル「パオパオチャンネル」で活躍してきたぶんけいさんが、本名・柿原朋哉名義で小説家デビューを果たした。『匿名』(講談社)は、覆面アーティスト「F」…
文芸・カルチャー
2022/9/25
『スロウハイツの神様』(辻村深月/講談社、上下巻) 突然の私見になるが、私は辻村深月さんの作品が大好きだ。彼女が書く登場人物たちの感情は、どうにもならなくて心の…
文芸・カルチャー
2022/9/24
五十嵐律人さん(左)と薬丸岳さん 2020年に『法廷遊戯』でメフィスト賞を受賞し、デビューを飾った五十嵐律人さん。現役弁護士でもある五十嵐さんの持ち味と言えば、法律…
文芸・カルチャー
2022/9/23
人気YouTuber・ぶんけいさんが、本名・柿原朋哉名義で作家デビューを果たした。『匿名』(講談社)は、覆面アーティスト「F」と彼女の歌声に命を救われた25歳の越智友香、…
文芸・カルチャー
2022/9/22
『悲鳴だけ聞こえない』(織守きょうや/双葉社) リーガルミステリというジャンルをご存じだろうか?「リーガル=法律」が事件解決の鍵になるミステリ作品のことで、活躍…
文芸・カルチャー
2022/9/22
世界中のあらゆる人と人の間で起こっているコミュニケーションの本質にあるものは、「大丈夫」を送り合うことではないだろうか。おもに言葉で、それから表情や態度で、「…
文芸・カルチャー
2022/9/21
登録者数140万人超のYouTubeチャンネル「パオパオチャンネル」で活躍してきたぶんけいさん。映像作家、ファッションブランドディレクターなど多くの顔を持つ彼が、新たに…
文芸・カルチャー
2022/9/20
『僕が愛したすべての君へ』(乙野四方字/早川書房) 『君を愛したひとりの僕へ』(乙野四方字/早川書房) 「読む順番で結末が変わる作品」としてTikTokで話題を集めた小…
文芸・カルチャー
2022/9/19
『青春とシリアルキラー』(佐藤友哉/集英社) 「この本は、なんだかわからないうちに人生をしくじった僕と、その周辺について書いたものである」——佐藤友哉氏の『青春と…
文芸・カルチャー
2022/9/19
『アルマーク』(やまだのぼる:著、出水ぽすか:イラスト/MFブックス/KADOKAWA) 傭兵の息子アルマークが魔法学院へと入学し、同級生たちと成長していく王道ファンタジー…
文芸・カルチャー
2022/9/17
『ゲゲゲの鬼太郎(1)妖怪が目覚めた日』(原作:水木しげる、文:峰守ひろかず/ポプラ社)©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション ポプラ社の児童向け文庫レーベル…
文芸・カルチャー
2022/9/17
「パオパオチャンネル」のメンバーとして人気を博した、YouTuber・ぶんけいさん。このたび『匿名』(講談社)で作家デビューした彼は、それに伴い、作家名義を本名である…
文芸・カルチャー
2022/9/17
『桃源』(黒川博行/集英社) 「疫病神シリーズ」の最凶コンビ、「堀内・伊達シリーズ」の元マル暴刑事コンビなど、アクの強いバディものを書かせたら天下一品! そんな黒…
文芸・カルチャー
2022/9/16
『結界師の一輪華』(クレハ/角川文庫) 小説&コミカライズが大ヒット中のクレハ氏の『鬼の花嫁』(スターツ出版文庫)。そんなクレハ氏によるもう一つの和風恋愛ファン…
文芸・カルチャー
2022/9/16
『二木先生』(夏木志朋/ポプラ社) 2019年ポプラ社小説新人賞を受賞し、多くの読書の心を抉った小説『ニキ』を改題した文庫版『二木先生』が、2022年9月6日(火)に発売…
文芸・カルチャー
2022/9/15
超人気YouTuber・ぶんけいとして知られる柿原朋哉さんが、作家デビューを果たした。そのタイトルは『匿名』(講談社)。誰もが匿名で他者と交流できるようになった現代を…
文芸・カルチャー
2022/9/14
『匿名』(柿原朋哉/講談社) 「匿名であること」は、ぼくらの社会で非常に身近になった。名前や顔を隠し活動するアーティストが人気を集め、SNS上では正体を伏せて交流す…
文芸・カルチャー
2022/9/9
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金色のガッシュ!! 2【単話版】 Page 30