KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

タグ:小説

過去の'小説'タグの記事一覧(4,208件)

  • レビュー

    19年前のあの日、この町で何があったのか――3つの事件が複雑に絡み合う「一家失踪事件」を描くサスペンス

    『誰かがこの町で』(佐野広実/講談社) 子どもの頃のように、悪いことや間違っていることに対して、純粋な反発を向けられなくなったのは、いつからだっただろう。大人に…

    文芸・カルチャー

    2022/4/24

  • レビュー

    時空を超えて物語が錯綜する、角田光代『タラント』。海外ボランティア活動に従事する主人公の行く末、義足の祖父の過去とは?

    『タラント』(角田光代/中央公論新社) 全3巻に及ぶ『源氏物語』の新訳という畢生の大業を成し遂げたばかりの、小説家・角田光代氏。彼女の最新小説『タラント』(中央公…

    文芸・カルチャー

    2022/4/23

  • インタビュー・対談

    一緒にい続けるためにも、作家であり続けなければいけない――『幸村を討て』今村翔吾×『竜血の山』岩井圭也対談

    今村翔吾さん(左)と岩井圭也さん(右) 『塞王の楯』(集英社)で第166回直木賞を受賞し、受賞第1作『幸村を討て』(中央公論新社)を刊行したばかりの歴史・時代小説界…

    文芸・カルチャー

    2022/4/23

  • レビュー

    依頼の裏には一体何が…? 余命半年カリスマ経営者の「告白本」に関わるゴーストライターの苦悩の行方『にごりの月に誘われ』

    『にごりの月に誘われ』(本城雅人/東京創元社) 人は信じたいものを真実だと思い込んでしまう、なんてよく言われるけれど、他人の言葉が嘘か本当かなんて誰にも見極める…

    文芸・カルチャー

    2022/4/22

  • レビュー

    「幸村」とは、何者なのか――。直木賞作家・今村翔吾が描く、真田幸村と大坂の陣の謎をめぐる傑作歴史小説

    『幸村を討て』(今村翔吾/中央公論新社) 「名前」というのは、名づけた人の想いが込められているものである。それは昔も今も変わらない人間のごく自然な営為だ。……だと…

    文芸・カルチャー

    2022/4/22

  • レビュー

    あまりにも美しく苛烈! 現実と幻影が入り乱れる幻想世界で異国の少女が活躍する“ヒストリカル・ネオファンタジー”

    『夜の都』(‎山吹静吽/KADOKAWA) 「美しい」と「恐怖」が入り混じる唯一無二のこの世界観に、ずっと浸っていたい。そう感じさせる『夜の都』(‎山吹静吽/KADOKAWA)は、…

    文芸・カルチャー

    2022/4/22

  • レビュー

    上海から来た少女と仲間たちが「声優」を目指す――! 「IWGP」シリーズ石田衣良が描く、夢へ向かって駆け抜ける若者たちの青春小説

    『心心 東京の星、上海の月』(石田衣良/KADOKAWA) たゆまぬ努力を続けても、競争率が高く、ごく一部の限られた人しか就けない職業がある。いくら情熱があっても、叶うか…

    文芸・カルチャー

    2022/4/22

  • レビュー

    「和菓子のアン」シリーズ・坂木司最新作! 読めば心が満たされる、ショートケーキをめぐる5編の連作短編集

    『ショートケーキ。』(坂木司/文藝春秋) 人生は甘いことばかりではないから、私たちにはショートケーキが必要だ。白くて甘い生クリームをまとったフワフワのスポンジと…

    文芸・カルチャー

    2022/4/22

  • レビュー

    ガールズバンドと信仰――。執筆当時17歳だった著者のデビュー作で描かれる、痛々しい少女たちの物語『みるならなるみ/シラナイカナコ』

    『みるならなるみ/シラナイカナコ』(泉サリ/集英社オレンジ文庫) どこまでも必死で、ときに痛々しく、醜くもある。小説『みるならなるみ/シラナイカナコ』(泉サリ/集…

    文芸・カルチャー

    2022/4/21

  • レビュー

    自分を殺して生きるのはもうやめた! 人間関係に悩む10代に捧げる青春ラブストーリー『青春ゲシュタルト崩壊』

    『青春ゲシュタルト崩壊』(丸井とまと/スターツ出版) 嫌なことを言われても、怒らず笑顔でやり過ごす。面倒な頼まれごとも、断りきれずに引き受けてしまう。人間関係で…

    文芸・カルチャー

    2022/4/21

  • インタビュー・対談

    イッキ読み必至! 1972年の本土復帰前の沖縄、琉球警察が舞台のサスペンス『渚の螢火』執筆秘話《坂上泉インタビュー》

    2019年に『へぼ侍』で松本清張賞を受賞してデビュー、翌年に第2作『インビジブル』を発表し、大藪春彦賞、日本推理作家協会賞を受賞。同作はデビュー2作目ながら直木賞候…

    文芸・カルチャー

    2022/4/21

  • レビュー

    「百舌」シリーズ完結作、待望の文庫化! かつての政界のドンの殺害を発端に起きる物語。前作までの伏線回収も必見

    『百舌落とし』(逢坂剛/集英社) 逢坂剛の代表作である「百舌」シリーズが、『百舌落とし』(集英社)にて完結したのは2019年のこと。 1作目となる『百舌の叫ぶ夜』が198…

    文芸・カルチャー

    2022/4/20

  • レビュー

    あの潜入捜査官が、再びあの一流ホテルへ! 累計480万部突破、東野圭吾の大人気シリーズ最新刊!

    『マスカレード・ゲーム』(東野圭吾/集英社) あの敏腕警察官が、再びあの一流ホテルで潜入捜査を行う! シリーズ累計480万部突破、木村拓哉・長澤まさみ主演で映画化さ…

    文芸・カルチャー

    2022/4/20

  • レビュー

    この恋、きっと大人になっても忘れない。汐見夏衛ら4人の作家が描く「卒業」物語

    『卒業 桜舞う春に、また君と』(汐見夏衛、丸井とまと、河野美姫、水葉直人/スターツ出版) 春は心がざわつく季節だ。出会いと別れが重なるだけではない。木々が芽吹き、…

    文芸・カルチャー

    2022/4/20

  • レビュー

    少年少女の合唱×成長物語が、大人にもさわやかな読後感をくれる『ソノリティ はじまりのうた』

    『ソノリティ はじまりのうた』(佐藤いつ子/KADOKAWA) 学生時代、桜のころはいつも、「今年こそはなにかを成し遂げたい」と期待に満ちた気分でいた。その「なにか」の正…

    文芸・カルチャー

    2022/4/20

  • レビュー

    惜しまれつつ完結… 15年続いたインチキ陰陽師のミステリー最終巻『よろず占い処 陰陽屋桜舞う』

    『よろず占い処 陰陽屋桜舞う』(天野頌子/ポプラ社) 作家・天野頌子氏の人気作「よろず占い処陰陽屋」シリーズの最終巻『よろず占い処 陰陽屋桜舞う』(ポプラ社)が、2…

    文芸・カルチャー

    2022/4/19

  • レビュー

    深緑野分最新作『スタッフロール』。 特殊造形とCG…映画制作の舞台裏でもがく2人の女性クリエイターを描く感動作!

    『スタッフロール』(深緑野分/文藝春秋) 美しくも醜い異形のクリチャー。建造不可能なキテレツな建物。まだ見ぬ未来の乗り物…。映画は、想像の中でしか存在し得なかった…

    暮らし

    2022/4/19

  • レビュー

    甘いスイーツのような読後感! 原田マハ『スイート・ホーム』が待望の文庫化! 美しい街の洋菓子店が舞台の愛の物語

    『スイート・ホーム』(原田マハ/ポプラ社) 人気作家・原田マハ氏の手掛ける連作短編集『スイート・ホーム』(ポプラ社)が、2022年4月6日(水)に文庫化された。同作が…

    文芸・カルチャー

    2022/4/19

  • レビュー

    偽の漫画作りを通して描かれる、それぞれに葛藤と悩みを抱えた高校生たちの青春

    『グッバイ、マスターピース』(新馬場新/双葉社) 連載中止になった漫画の続きを高校生たちが描く―-。『グッバイ、マスターピース』(新馬場新/双葉社)は、そんな彼らの…

    文芸・カルチャー

    2022/4/16

  • インタビュー・対談

    元自衛官が、日本支配をもくろむ中国の秘密組織に立ち向かう! 痛快アクション小説『ドリフター』梶永正史インタビュー

    令和の世に、最強のヒーローが誕生した。元自衛官のその男は、亡き恋人の復讐のため、たったひとりでテロ組織を壊滅。一度はホームレスに身をやつしながらも、国家を揺る…

    文芸・カルチャー

    2022/4/14

  • レビュー

    京都ガイドとムズキュン短編が一冊に!『京都寺町三条のホームズ』0巻を携えて聖地巡礼に出かけよう

    『京都寺町三条のホームズ : 0 旅のはじまり』(望月麻衣/双葉社) 京都寺町三条にたたずむ骨董品店「蔵」には、「寺町のホームズ」の異名を持つ京男子がいる。鋭い観察…

    文芸・カルチャー

    2022/4/14

  • レビュー

    神はなぜ我らを見殺しにしたのか?『神様の御用人』の著者が放つ、新たなる異世界神話ファンタジー

    『神と王 亡国の書』(浅葉なつ/文春文庫/文藝春秋) 隣国に突如攻め込まれ、滅亡した弓可留(ゆっかる)国。若き歴史学者の慈空(じくう)は、国の宝珠「弓の心臓」を託…

    文芸・カルチャー

    2022/4/13

  • レビュー

    猫マスターが幻想的スイーツでおもてなし! 小説『満月珈琲店の星詠み』シリーズの魅力

    『満月珈琲店の星詠み』(著:望月麻衣、イラスト:桜田千尋/文藝春秋) 仕事や人間関係がうまくいかず、自分を見失いそうな人々が集まる不思議な珈琲店を舞台とした小説…

    文芸・カルチャー

    2022/4/12

  • レビュー

    第56回吉川英治文学賞受賞!あなたはこのことを知っていましたか? 社会を変える力をもった傑作小説『やさしい猫』

    『やさしい猫』(中島京子/中央公論新社) 中島京子氏の長編小説『やさしい猫』(中央公論新社)は、シングルマザーの「ミユキ」と娘の「マヤ」、そしてミユキと結婚を約…

    文芸・カルチャー

    2022/4/12

  • レビュー

    かけがえのない人生と愛しい物語が出会う! ベストセラー『三千円の使いかた』の著者が神保町の小さな古書店を舞台に描く、絶品グルメ×優しい人間ドラマ『古本食堂』

    『古本食堂』(原田ひ香/角川春樹事務所) お金の問題を通してさまざまな年代の女性たちの生き方を描いたベストセラー小説『三千円の使いかた』(中央公論新社)の著者・…

    文芸・カルチャー

    2022/4/11

  • インタビュー・対談

    人生を変える片づけのメソッドが物語になった! 近藤麻理恵×川村元気の最強タッグでおくる短編小説集『おしゃべりな部屋』《インタビュー》

    一度片づけたら二度と散らからず、人生まで好転する片づけのメソッドを紹介した『人生がときめく片づけの魔法』が、1300万部を超える世界的なベストセラーとなり、米『TIM…

    文芸・カルチャー

    2022/4/10

  • インタビュー・対談

    「シリーズ10周年、原点に戻って安楽椅子探偵ものに挑戦」──「珈琲店タレーランの事件簿」岡崎琢磨インタビュー

    京都の裏路地にひっそりたたずむ珈琲店「タレーラン」。扉の向こうで待ち受けるのは、バリスタ・切間美星の笑顔。持ち前の推理力を生かし、彼女はさまざまな謎を解き明か…

    文芸・カルチャー

    2022/4/9

  • レビュー

    「片づけ」コンサルタント・こんまりが川村元気と異色タッグ! 珠玉の物語を楽しみながら整理整頓術が学べる“片づけ小説”が誕生

    『おしゃべりな部屋』(川村元気、近藤麻理恵/中央公論新社) 部屋をスッキリさせたいのに、気が進まない…。新生活が始まる前のこの時期、そんな憂鬱と闘っている人は、き…

    文芸・カルチャー

    2022/4/9

  • レビュー

    井上祐貴主演でドラマ化! 憧れの先生が拉致された…事件解決のために奔走する4人の高校生のタイムリミットミステリー

    『卒業タイムリミット』(辻堂ゆめ/双葉社) 「このミス」大賞優秀賞でデビューし、本年度の大藪春彦賞を受賞した作家・辻堂ゆめ氏による青春ミステリーの傑作『卒業タイ…

    文芸・カルチャー

    2022/4/8

  • レビュー

    引退したプロレスラーが、若きスター選手にすべてを懸けて挑む!心揺さぶる感涙のプロレス・格闘技小説

    『ラストバトル プロレス哀歌』(草凪優/竹書房) 日本には多くの「プロスポーツ」が存在する。野球やサッカーなど、人によって思い浮かべるものはそれぞれだろうが、その…

    文芸・カルチャー

    2022/4/8