『はたらけ! おじさんの森』(朱雀伸吾/主婦の友インフォス) ライトノベルの新刊コーナーに、異彩を放つ作品が陳列されている。その名も『はたらけ! おじさんの森』(…
文芸・カルチャー
2021/7/28
『トラッシュ』(増島拓哉/集英社) ものすごい作家が現れた…。第31回小説すばる新人賞受賞作に輝いた『闇夜の底で踊れ』(増島拓哉/集英社)は、そんな衝撃を受けた1冊だ…
文芸・カルチャー
2021/7/25
『ミラーワールド』(椰月美智子/KADOKAWA) どだいこの世に女として生まれたからには、多少の差別に遭うのはもう仕方のないことだと諦めていた。女は愛嬌。男と争うなん…
文芸・カルチャー
2021/7/24
『万事快調〈オール・グリーンズ〉』(波木銅/文藝春秋) 今思えば、高校時代は目に映るすべてのものに対して、心の中で中指を立てていた。毎日が息苦しかったし、すべて…
文芸・カルチャー
2021/7/22
『雨の日は、一回休み』(坂井希久子/PHP研究所) 2008年、「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞を受賞しデビューして以来、恋愛もの、性愛をテーマにしたもの、スポ…
文芸・カルチャー
2021/7/22
『太陽の子 GIFT OF FIRE』(黒崎博:原作、樹島千草:小説/集英社文庫) 今から76年前の8月6日、一瞬にして広島の人々を地獄に突き落としたのがアメリカ軍による原子爆弾…
文芸・カルチャー
2021/7/22
『フレディ・イェイツのとんでもなくキセキ的な冒険』(ジェニー・ピアソン:作、岩城義人:訳、ロブ・ビダルフ:絵/岩崎書店) 夏の課題図書が書店に並びはじめるこの時…
文芸・カルチャー
2021/7/21
『インドラネット』(桐野夏生/KADOKAWA) 小説家の桐野夏生氏は日本文学界の至宝である。84年にデビューした彼女がこれまでに受賞したのは、直木三十五賞、紫綬褒賞、泉…
文芸・カルチャー
2021/7/18
『夜』(ベルナール・ミニエ:著、伊藤直子:翻訳/ハーパーコリンズ・ジャパン) フランスでベストセラーのミステリー『夜』(ハーパーコリンズ・ジャパン)。作者は元税…
文芸・カルチャー
2021/7/17
『リボルバー』(幻冬舎) ゴッホの死の謎を巡るアートミステリー『リボルバー』(幻冬舎)。魂を揺さぶるようなこの作品は「2021年No.1のエンターテインメント小説」との…
文芸・カルチャー
2021/7/16
『ライフ』(小野寺史宜/ポプラ社) 青年が新たな一歩を踏み出すまでの軌跡を描いた青春小説『ライフ』の文庫版が、2021年7月6日(火)に発売された。文庫版の発売をキッ…
文芸・カルチャー
2021/7/14
『ツキマトウ』(真梨幸子/KADOKAWA) 『ツキマトウ』(真梨幸子/KADOKAWA)は、警視庁ストーカー対策室ゼロ係に寄せられた相談をもとに、ストーカー事件当事者たちの心理…
文芸・カルチャー
2021/7/13
『高瀬庄左衛門御留書』(砂原浩太朗/講談社) 人間は記憶の生き物であり、目にうつるものについつい思い出を重ねてしまう。年を重ねればなおさらのこと。だが、過去を振…
文芸・カルチャー
2021/7/13
『異端の祝祭』(芦花公園/KADOKAWA) 『異端の祝祭』(芦花公園/KADOKAWA)は、現代社会の影と心霊現象を織って巧みに描かれたカルトホラー小説である。小説投稿サイト「…
文芸・カルチャー
2021/7/12
『探偵はもう、死んでいる。』(二語十:著、うみぼうず:イラスト/KADOKAWA) 偶然の出会いが人生を大きく変えることがある。この出会いに乗るか、それともスルーして今…
小説・エッセイ
2021/7/12
『母親病』(森美樹/新潮社) 森美樹さんの小説は、ちょっとバランスを崩すと、日常から真っ逆さまに転げ落ちてしまいそうな危うい女性を救う強さと温かさに満ちている。…
文芸・カルチャー
2021/7/12
『怖い村の話』(都市ボーイズ:監修/宝島社) 背筋が凍るけど読みたくなる。ホラー系の都市伝説には、嘘か本当か分からないなりの不思議な魅力がある。なかでも強く惹か…
文芸・カルチャー
2021/7/10
『神の悪手』(芦沢央/新潮社) 悪人とは言い切れない人たちの、ちょっとした心の弱さや狡さが、坂道を転がり落ちるようにふくらんで取り返しのつかない罪につながってい…
文芸・カルチャー
2021/7/10
『ブックキーパー脳男』(首藤瓜於/講談社) 恐るべき知能と驚異的な身体能力を持ちながら、一切の人間らしい感情を持たない男、鈴木一郎。彼を主人公とした首藤瓜於『脳…
文芸・カルチャー
2021/7/7
『まほろばの鳥居をくぐる者は』(芦原瑞祥/KADOKAWA) 神社に生まれた少女、宮子は“人ならざるもの”を視る力を、幼い頃から備えていた。12歳の夏、高名な修験者の内弟子…
文芸・カルチャー
2021/7/3
『エレジーは流れない』(三浦しをん/双葉社) 友達と楽しく過ごしているとき、ふと自分だけが取り残されたような気持ちになったことはないだろうか。あるいは、恋人や家…
文芸・カルチャー
2021/7/3
『君が消えた夏、僕らは共犯者になった』(蒼木ゆう/KADOKAWA) 平凡な日々を送る大学生の透に届いた、一通の招待状。それは新ゲームのテストプレイに参加してほしいとい…
文芸・カルチャー
2021/7/2
『本と鍵の季節』(米澤穂信/集英社文庫) 「古典部」シリーズや「小市民」シリーズで知られる米澤穂信氏の新たな青春ミステリーが大きな話題を呼んでいる。そのミステリ…
文芸・カルチャー
2021/7/2
『仮面』(伊岡瞬/KADOKAWA) 人はこんなにも、悪魔になれるものなのか…。伊岡瞬が生み出した大人気小説『代償』(KADOKAWA)は、そんな衝撃を与え、読者を戦慄させた。 …
文芸・カルチャー
2021/6/30
『雷神』(道尾秀介/新潮社) ミステリーを読んでいていちばん怖いのは、殺人者に肩入れしてしまうことだ。どんな理由があっても人を殺していいわけがない。情状酌量の余…
文芸・カルチャー
2021/6/30
『レゾンデートルの祈り』(楪一志:著、ふすい:イラスト/KADOKAWA) 波打ち際で海水に身を浸し、仰向けになって目を閉じている女性。両手を腹の上で組み、安らかな表情…
文芸・カルチャー
2021/6/25
『CEO生駒永久の「検索してはいけない」ネット怪異譚 ~IT社長はデータで怪異の謎を解く~』(水沢あきと/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 古今東西、人が集まる共同体に…
文芸・カルチャー
2021/6/25
『砂時計のくれた恋する時間』(扇風気周/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 将来への夢も希望もなく、漫然と生きることにうんざりしている高校生の秀星。自殺希望のスレッ…
文芸・カルチャー
2021/6/25
『コンビニたそがれ堂異聞 千夜一夜』(村山早紀/ポプラ社) 海辺の街・風早の商店街のはずれにあるコンビニエンスストア「たそがれ堂」。本当に欲しいものや、願いごとの…
文芸・カルチャー
2021/6/25
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