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タグ:小説

過去の'小説'タグの記事一覧(4,208件)

  • レビュー

    1人の転校生が崩したおだやかな日常。傷を抱えた少年少女の切なくひりつく群像劇【PR:ドワンゴ】

    『傷口はきみの姿をしている』(九条時雨/KADOKAWA) 待ち合わせの場所に向かう電車の中や、最近はWebミーティングの参加ボタンを押す前に、考えるくせがついている。これ…

    文芸・カルチャー

    2021/6/25

  • レビュー

    海堂尊の、あの“たまご”が13年の時を経て孵化! ≪中学生医学生≫とおとなたちの戦いを描いた物語の続編が2冊連続刊行

    『医学のひよこ』(海堂尊/KADOKAWA) 『医学のつばさ』(海堂尊/KADOKAWA) ページを繰る手を止めさせないエンターテインメントでありながら、ニッポン社会の“今”とつな…

    文芸・カルチャー

    2021/6/24

  • レビュー

    大食い選手権で狙うのは優勝だけじゃない! アスリート顔負けの女性フードファイターが目指すのは――?

    『エラー』(山下紘加/河出書房新社) テレビで定期的に放映され、根強いファンを持つ「大食い/早食い選手権」系の番組。89年に特別番組内のコーナーとして始まり、その…

    文芸・カルチャー

    2021/6/23

  • レビュー

    東京の坂道を巡りながら考える、のぼりくだりの人生。坂好き必読の散歩小説

    『東京のぼる坂くだる坂』(ほしおさなえ/筑摩書房) 東京は坂が多い都市です。たとえば渋谷は地名に「谷」と入っているとおり起伏が本当に多く、渋谷駅は宮益坂や道玄坂…

    文芸・カルチャー

    2021/6/22

  • レビュー

    注目作家・寺地はるなの人気作が文庫化!思わず心がホッとする『夜が暗いとはかぎらない』読者の反響は?

    『夜が暗いとはかぎらない』(寺地はるな/ポプラ社) 感動の短編連作集『夜が暗いとはかぎらない』の文庫版が2021年6月4日(金)に発売。持ち運びやすいサイズとなって再…

    文芸・カルチャー

    2021/6/22

  • レビュー

    矢部太郎が描く『星の王子さま』――原作への想いをまったく裏切ることがないどころか、むしろ押し広げてくれる新訳本

    『星の王子さま』(サン=テグジュペリ:著、加藤かおり:訳、矢部太郎:イラスト/ポプラ社) 〈大切なものは、目には見えない〉というセリフが印象的なサン=テグジュペリ…

    文芸・カルチャー

    2021/6/22

  • レビュー

    父親から性的虐待を受ける少女を救った往年のロックスター…妄想と救済の美しい純文学作品《第164回芥川賞候補作》

    『コンジュジ』(木崎みつ子/集英社) 「うつし世はゆめ夜の夢こそまこと」という言葉を思い出した。私たちが現実と思い込んでいるものは夢であり、夜にみる夢や妄想の世…

    文芸・カルチャー

    2021/6/20

  • レビュー

    日常には「謎」がたくさん! ふたりの男子図書委員の推理と友情が心地よいビターな青春ミステリー

    『本と鍵の季節』(米澤穂信/集英社文庫) 青春といえば、よく「甘酸っぱいもの」と形容されるが、本当はもっと爽やかでほろ苦いものではないだろうか。米澤穂信氏による…

    文芸・カルチャー

    2021/6/18

  • レビュー

    アイドル×SNSで心の闇を描き出したサスペンス、第61回メフィスト賞受賞作『#柚莉愛とかくれんぼ』の魅力

    『#柚莉愛とかくれんぼ』(真下みこと/講談社) 『#柚莉愛とかくれんぼ』(真下みこと/講談社)は、SNS上で飛び交う人間のエゴや誤解を描き出したサスペンス小説だ。SNS…

    文芸・カルチャー

    2021/6/17

  • レビュー

    命をつなぐ“たすき”――心臓移植が必要となった弟を前に、兄とその家族が出した結論とは?

    『たすき』(田原昌博/幻冬舎) 毎年、元日の翌日と翌々日に開催される箱根駅伝。僕は1位の大学がゴールテープを切る瞬間よりも、各中継所で選手から選手へたすきがつなが…

    文芸・カルチャー

    2021/6/17

  • レビュー

    『男はつらいよ』の山田洋次監督が創り出した映画『キネマの神様』を原田マハが、ディレクターズ・カットとして小説化! まったく新しい物語に!

    『キネマの神様』(原田マハ/文藝春秋) 『男はつらいよ』『釣りバカ日誌』などで知られる山田洋次監督による映画『キネマの神様』が2021年8月に公開される。描かれるのは…

    文芸・カルチャー

    2021/6/16

  • インタビュー・対談

    「たった一人の言葉に傷つき、心を病んでしまう」――40作目で描いた“小説家小説”に込めた想いとは?《綾崎隼さんインタビュー》

    『死にたがりの君に贈る物語』(綾崎隼/ポプラ社) 若者に熱狂的に支持されるベストセラー作家の、突然の訃報。ファンの後追い自殺まで起こり、出版社はじめ関係者は窮地…

    文芸・カルチャー

    2021/6/16

  • レビュー

    植物の声を聴き、生命の循環を体感するSFファンタジー短編集『植物忌』がくれた気付き

    『植物忌』(星野智幸/朝日新聞出版) 『植物忌』(星野智幸/朝日新聞出版)は、植物がむせ返るほどの匂いや息遣いと共に語りかけてくるSFファンタジー短編集だ。収録作の…

    文芸・カルチャー

    2021/6/16

  • レビュー

    無事に生まれること、いまを生きていることは決して当たり前ではない。NICU(新生児集中治療室)という場で紡がれる命の物語

    『この場所であなたの名前を呼んだ』(加藤千恵/講談社) 無事に生まれること、健康に育つことは、決して当たり前ではなく奇跡なんだ。 『この場所であなたの名前を呼んだ…

    文芸・カルチャー

    2021/6/16

  • レビュー

    幸せな家族が破滅するスイッチがあったら、あなたは押しますか? 第63回メフィスト賞受賞作『スイッチ 悪意の実験』

    『スイッチ 悪意の実験』(潮谷験/講談社) 辻村深月さんや西尾維新さんら人気作家を輩出してきたメフィスト賞。近年は、ある日人間が異形の姿に変わってしまう『人間に向…

    文芸・カルチャー

    2021/6/10

  • インタビュー・対談

    少女の自立を主軸に描かれる『海辺の金魚』監督・小川紗良インタビュー! 映画と小説で異なる見どころとは?

    6月25日に公開される映画『海辺の金魚』。監督をつとめるのは、NHK連続テレビ小説『まんぷく』で安藤サクラさんが演じるヒロイン・福子の娘役など、役者としても活躍する…

    文芸・カルチャー

    2021/6/9

  • レビュー

    辻村深月2年ぶりの長編小説! カルト集団と批判された学校の敷地から発見された白骨死体をめぐる、痛みと祈りの物語

    『琥珀の夏』(辻村深月/文藝春秋) 〈かつて自分が信じていたものを誤りだったと大人が捨てても、その大人が築いたものに、子ども時代を使われてしまった子はどうなるの…

    文芸・カルチャー

    2021/6/9

  • レビュー

    人気声優・悠木碧さん&櫻井孝宏さんが熱演! 『薬屋のひとりごと』11巻のドラマCD付き特装版が豪華すぎる!

    『薬屋のひとりごと 11 ドラマCD付き限定特装版』(日向夏/主婦の友インフォス) 宮中で働くことになった少女・猫猫(マオマオ)が、薬の知識を武器に華やかな後宮で次々…

    文芸・カルチャー

    2021/6/5

  • レビュー

    『名もなき王国』著者最新作! 氷漬けの死体の謎を追う幻想に彩られた社会派ミステリー

    『忘れられたその場所で、』(倉数茂/ポプラ社) この世界には、見えているはずなのに、見えなくなっているものがたくさんある。たとえば、差別。どんなに酷いことが行わ…

    文芸・カルチャー

    2021/6/5

  • レビュー

    名物おでんに舌つづみ! おまけにAI婚活で幸せゲット!? おなかも心も満たす「婚活食堂」へようこそ

    『婚活食堂5』(山口恵以子/PHP研究所) 「こんな居酒屋、近所に欲しい――!」 このシリーズを読んだ人なら、誰しもそう思うのではないだろうか。大皿に盛られたのは、旬の…

    文芸・カルチャー

    2021/6/4

  • レビュー

    原田マハ渾身の傑作!「ゴッホの死」の謎に迫る魂のアートミステリー

    『リボルバー』(原田マハ/幻冬舎) 「ひまわり」などの作品で知られる画家・フィンセント・ファン・ゴッホと、「タヒチの女たち」などの作品で知られる画家・ポール・ゴ…

    文芸・カルチャー

    2021/6/3

  • レビュー

    「涙なくしては読めません」唯一無二の愛を描いた感動のラブストーリー『彼女が花に還るまで(かのはな)』

    『彼女が花に還るまで』(石野晶/双葉社) 「小説界の新しい才能(ルーキー)を見つけ出そう」と創設された、双葉文庫ルーキー大賞の第4回受賞作『彼女が花に還るまで』(…

    文芸・カルチャー

    2021/6/2

  • レビュー

    カレー魔人の小説家と駆け出し料理人が、文豪とカレーにまつわる謎を解く――脳と胃袋にダイレクトにくる古書×カレー×ミステリー

    『神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ』(柳瀬みちる/宝島社) 神田神保町の雑居ビルにある喫茶店、喫茶ソウセキの一押しメニューは「漱石カレー」。もちろん…

    文芸・カルチャー

    2021/6/2

  • レビュー

    現代に生きる武士の屋敷に、英国紳士がホームステイ!? 萩尾望都の描く表紙も目を惹く榎田ユウリ20周年記念小説

    『武士とジェントルマン』(榎田ユウリ/KADOKAWA) 日本には、いまだに武士制度が現存していることをご存じだろうか。発端は1964年、東京オリンピック。かつて武家だった…

    文芸・カルチャー

    2021/6/1

  • レビュー

    “推し”がいる貴方に刺さる! 話題の青春ミステリ『死にたがりの君に贈る物語』の魅力に迫る

    【PR】 『死にたがりの君に贈る物語』(綾崎隼/ポプラ社) 著者自身の根源的な問いを内包する青春ミステリ小説『死にたがりの君に贈る物語』(綾崎隼/ポプラ社)が、SNSで…

    文芸・カルチャー

    PR 2021/6/1

  • レビュー

    元チャットモンチー・高橋久美子初の小説集『ぐるり』――すれ違い交差する人たちから目が離せない、新たな世界を予感させる19編!

    『ぐるり』(高橋久美子/筑摩書房) 元チャットモンチーのドラマーで、現在は作詞家、詩人、作家として活躍中の高橋久美子氏が初の小説集『ぐるり』(筑摩書房)を上梓し…

    文芸・カルチャー

    2021/5/31

  • レビュー

    吉永小百合主演映画 『いのちの停車場』で再注目の原作小説! 現役医師が、在宅医療を通して“患者の命”と医療課題を描く!

    『いのちの停車場』(南杏子/幻冬舎) 映画『いのちの停車場』が吉永小百合主演で公開中だ。 同名の原作は2016年に『サイレント・ブレス』(幻冬舎)でデビューした現役の…

    文芸・カルチャー

    2021/5/30

  • レビュー

  • レビュー

    『星の王子さま』のサン=テグジュペリは、なぜ空を飛ぶことに固執し、あのような最後を迎えたのか?

    『最終飛行』(佐藤賢一/文藝春秋) 宮崎駿がもっとも影響を受けたのは、『星の王子さま』の著者として知られるサン=テグジュペリだという。学生時代、ことのほか愛読し…

    文芸・カルチャー

    2021/5/27

  • レビュー