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タグ:小説

過去の'小説'タグの記事一覧(4,208件)

  • レビュー

    希代の美術家・会田誠と同世代の美大生・浪人生…「最低の夜」に何が起きたのか?

    『げいさい』(会田誠/文藝春秋) 国内外を問わず、会田誠ほど独自のポジションと作風を確立した美術家は珍しいだろう。代表作「あぜ道」が中学校の美術の教科書に載る一…

    文芸・カルチャー

    2020/8/6

  • ニュース

    夏の甲子園の復活劇!──『夏空白花』文庫化に「球児たちの無念さが分かるから、今読むとさらに泣けそう」と反響続出

    『夏空白花』(須賀しのぶ/ポプラ社) 全国の高校球児たちが熱いドラマを繰り広げる「夏の甲子園」。今年は新型コロナウイルスの影響によって開催が中止となり、やりきれ…

    文芸・カルチャー

    2020/8/6

  • レビュー

    伏線と言葉の仕掛けで、最後の最後で物語が反転する! 驚愕&感涙のギミック・ラブストーリー

    『もう一度人生をやり直したとしても、また君を好きになる。』(蒼山皆水/KADOKAWA) 中学生の頃から好きだった初恋相手と結婚して三年。“俺”は幸せな毎日を送っていた。…

    文芸・カルチャー

    2020/8/3

  • レビュー

    元女装家が<理想の美少女>と出会ったら。似合わない服を着るのはよくないこと? 切ない欲望と交流を描く

    『ファルセットの時間』(坂上秋成/筑摩書房) 上京したばかりの頃、人の多さ以外に「さすが、東京」と感心したことがある。 遊びに出かけた新宿で見かけた、ふりふりとし…

    文芸・カルチャー

    2020/8/1

  • レビュー

    青年武将がなぜ「悪党」に?『麒麟がくる』で吉田鋼太郎が怪演した松永久秀の生涯

    『じんかん』(今村翔吾/講談社) 「この人は善人」「あの人は悪人」と、私たちは無意識的に人間をカテゴライズしがちだ。そうして、自らが善人側に立っているという確信…

    文芸・カルチャー

    2020/7/31

  • レビュー

    「連載満足度アンケート」98%の話題作! 地下室で女性たちを犬のように飼っていたシリアルキラーの秘密とは

    『虜囚の犬』(櫛木理宇/KADOKAWA) 久しぶりに「読み始めたら止まらなくなって気づいたら明け方になっていた」という経験をした。「ホーンテッド・キャンパス」シリーズ…

    文芸・カルチャー

    2020/7/30

  • レビュー

    話題の全米ベストセラー、ついに日本語版が刊行! 在日コリアン一族の4代にわたるドラマを熱く描く『パチンコ』

    『パチンコ』(ミン・ジン・リー/文藝春秋) アメリカで2017年に出版された韓国系アメリカ人作家ミン・ジン・リーの長編小説『パチンコ』の日本語版が、文藝春秋より刊行…

    文芸・カルチャー

    2020/7/30

  • レビュー

    650万PV超のWEB人気作が書籍化! すべてを失くした男装の姫君は、自分と向き合う旅に出る

    『精霊に愛された姫君 ~王族とは関わりたくない!』(藤宮/一迅社) 毒親、ブラック部活、ブラック企業──人の健やかな成長を妨げる環境が、近年、センセーショナルな名を戴…

    文芸・カルチャー

    2020/7/29

  • インタビュー・対談

    「絶対にYouTubeの時代が来ると思っていた」──動画投稿を通して“新しい時代の家族”を描く【浜口倫太郎インタビュー】

    新型コロナウイルス感染拡大予防のための外出自粛期間中、自宅で手軽に見られるYouTubeの動画を楽しんだという人は多いだろう。YouTubeに動画を投稿するYouTuberの存在感…

    文芸・カルチャー

    2020/7/28

  • レビュー

    父がYouTuberを目指した背景を知ってはじめて分かる家族愛と友情…。『AI崩壊』ノベライズの著者が描く、泣ける家族小説!

    『お父さんはユーチューバー』(双葉社/浜口倫太郎) 「子供の将来なりたい職業」の上位に入ることが多い一方、「子どもになってほしくない職業」のアンケートでも1位にな…

    小説・エッセイ

    2020/7/27

  • レビュー

    決定!「コロナの時代の読書」特選レビュー3作 その2

    ポストコロナではなく、ウィズコロナ時代となるのではないか、とも言われている現在。当たり前のように存在していた私たちの日常が、いま少しずつ変わろうとしている。そ…

    文芸・カルチャー

    2020/7/27

  • レビュー

    決定!「コロナの時代の読書」特選レビュー3作 その3

    ポストコロナではなく、ウィズコロナ時代となるのではないか、とも言われている現在。当たり前のように存在していた私たちの日常が、いま少しずつ変わろうとしている。そ…

    文芸・カルチャー

    2020/7/27

  • レビュー

    決定!「コロナの時代の読書」特選レビュー3作 その1

    ポストコロナではなく、ウィズコロナ時代となるのではないか、とも言われている現在。当たり前のように存在していた私たちの日常が、いま少しずつ変わろうとしている。そ…

    文芸・カルチャー

    2020/7/27

  • レビュー

    1998年「ノーパン“すき焼き”スキャンダル」発覚! 揺れる大蔵省に現れた“ダークヒーロー”の驚愕の決断とは

    『奈落で踊れ』(月村了衛/朝日新聞出版) あなたは「官僚」というと、どんなイメージを持つだろうか。国の予算や政策、法律の策定に携わる重要な人々だけに「クリーンな…

    文芸・カルチャー

    2020/7/25

  • レビュー

    全てが分かったとき、思わず涙する――余命僅かな少女と死神のラブストーリー『優しい死神は、君のための嘘をつく』

    『優しい死神は、君のための嘘をつく』(望月くらげ/KADOKAWA) 余命わずかな主人公の目の前に、突然死神が現れて「死ぬまでに、願いごとを三つ叶えてあげる」と告げる。…

    文芸・カルチャー

    2020/7/23

  • レビュー

    「エグさの限りを詰め込んで、なお透明」――エブリスタと竹書房がタッグを組んだ“最恐小説大賞”第1回受賞作は、一人の少女に蒐集された高校生たちの物語

    『ヴンダーカンマー』(星月渉/竹書房) ヴンダーカンマーとは、ドイツ語で“驚異の部屋”。中世ヨーロッパで流行した、怪奇珍品を陳列する蒐集室のことである。小説投稿サ…

    文芸・カルチャー

    2020/7/23

  • レビュー

    大人気「ビブリア古書堂」シリーズ最新作! シリーズの新たなる幕開けは横溝正史の幻の作品をめぐる物語

    『ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~』(三上延/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 古書マニアの美しき古本屋店主・篠川栞子が、深い知識と鋭い洞察力で本に…

    文芸・カルチャー

    2020/7/22

  • ニュース

    おいしいパンでつながる人の“縁”──小説『縁結びカツサンド』が「おいしい一冊」と話題に!

    『縁結びカツサンド』(冬森灯/ポプラ社) “パン”をめぐって繰り広げられるハートウォーミングな小説『縁結びカツサンド』(ポプラ社)が、2020年7月8日(水)に発売され…

    文芸・カルチャー

    2020/7/19

  • レビュー

    14歳、それぞれの悩みを抱える少女たちが、バスケにぶつける熱い青春!『跳べ、暁!』

    『跳べ、暁!』(藤岡陽子/ポプラ社) 学生時代、夢中になったものがあるだろうか?周囲に聞くと、予想以上にバラエティーに富んだ回答に驚く。社交ダンス、短歌、旅行にバ…

    文芸・カルチャー

    2020/7/19

  • レビュー

    運がない私の前に現れたのは、願いを叶えてほしがる神様! 幸せの見つけ方を知れる小説『ただいま神様当番』

    『ただいま神様当番』(青山美智子/宝島社) 私は神様に見放されているのではないだろうか…。そんな想いに駆られ、胸が締め付けられる日がある。そんな日は決まって、人生…

    文芸・カルチャー

    2020/7/18

  • レビュー

    夜の公園で殺し合う少年少女たち――生きづらさの理由を求める先には…「電撃小説大賞」の隠し玉が満を持して登場!

    『僕たちにデスゲームが必要な理由』(持田冥介/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 小さな田舎町の男子高校生・水森陽向は、自分を取り巻く状況に生きづらさを感じている。…

    文芸・カルチャー

    2020/7/18

  • レビュー

    開けてはならない、満たされぬ欲望への入口――女性3人が抱える秘密とルッキズムの呪いを描く心理サスペンス

    『夜の向こうの蛹たち』(近藤史恵/祥伝社) 昆虫の蛹の内側は、ほとんどの組織がどろどろに溶けている状態だという。硬い殻をまとわなければ、自分の内側を保てない。そ…

    文芸・カルチャー

    2020/7/18

  • レビュー

    これってほんとにフィクション!? 東京近郊で発生した謎の感染症をめぐる疫学者たちの戦い

    『エピデミック』(川端裕人/集英社文庫) 「感染症と戦う人たち」というと、どのような人たちを思い浮かべるだろうか。多くの人が患者の治療にあたる医師や看護師などの…

    文芸・カルチャー

    2020/7/17

  • レビュー

    予想と違う! ホラー小説の奇才・櫛木理宇が新たな世界を切り開くミステリー傑作集

    『死んでもいい』(櫛木理宇/早川書房) 加害者と被害者に、運命的な結び付きがある。 そんなことは現実ではありえないし、被害者や被害者の家族の気持ちを想像すると考え…

    文芸・カルチャー

    2020/7/15

  • ニュース

    東出昌大や宮藤官九郎が追加キャストに! 芥川賞受賞『おらおらでひとりいぐも』映画化に期待の声「早くスクリーンで見てみたい」

    『おらおらでひとりいぐも』(若竹千佐子/河出書房新社) 芥川賞と文藝賞をW受賞したベストセラー小説『おらおらでひとりいぐも』(若竹千佐子/河出書房新社)が、2020年6…

    文芸・カルチャー

    2020/7/15

  • レビュー

    【直木賞受賞『少年と犬』】何かを求めて日本を縦断する一匹の犬…犬を愛する人に捧げたい感涙作

    『少年と犬』(馳星周/文藝春秋) 「人という愚かな種のために、神が遣わした贈り物」。まさに、犬とはそういう存在だ。従順で賢く、どんな人の心にも寄り添う。そんな温…

    文芸・カルチャー

    2020/7/15

  • レビュー

    制裁と救済の意味を問う――第62回メフィスト賞受賞! 現役司法修習生が描く衝撃のリーガルミステリー『法廷遊戯』

    『法廷遊戯』(五十嵐律人/講談社) 罪のない“無辜”の者が罰を受けたとき、それを救済する道はあるのか。また、罰を与えてしまった者が払うべき代償とは――。 第62回メフィ…

    文芸・カルチャー

    2020/7/14

  • レビュー

    中小企業を支える地銀のリアルな姿とは? 現役銀行員の日々の業務が明らかに

    『高杉課長のコンサル手帖』(竹本順司、福田謙二、佐々木一彰、箱崎博信/きんざい) まだ日本経済が輝きを放っていたその昔、銀行の主な役割は、私たち消費者から預金を…

    文芸・カルチャー

    2020/7/14

  • レビュー

    “太宰治の孫”が芥川賞候補に! 語り合いが紡ぐ母の人生と娘の救済 石原燃『赤い砂を蹴る』

    『赤い砂を蹴る』(石原燃/文藝春秋) 第163回芥川賞直木賞候補作が発表され、その候補作家のひとりが“太宰治の孫”にあたることが話題になった。芥川賞候補作『赤い砂を蹴…

    文芸・カルチャー

    2020/7/13

  • レビュー

    教え子の告白に「五年後に言ってくれたら」と告げた夫――私は本当に彼に愛されていたのか

    『五年後に』(咲沢くれは/双葉社) 一体、いつのまに自分はこんなにもずるくて、弱い人間になってしまったのか――…。家族や同僚、友人などと関わる日常の中で、そんなドロ…

    文芸・カルチャー

    2020/7/11