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タグ:小説

過去の'小説'タグの記事一覧(4,208件)

  • レビュー

    妻の入浴を覗く父。「認知症かもしれない…」不安を抱える家族が知った衝撃の事実

    『終の盟約』(楡周平/集英社) 自分の親がもし認知症になってしまったら…。そんな漠然とした不安を抱えながら生活しているという人は多いかもしれない。高齢化社会といわ…

    文芸・カルチャー

    2020/3/15

  • レビュー

    恋愛関係になったとたん“男”と“女”になるのがこわい…。全身全霊で女性差別に傷つくやさしすぎる男の子の物語

    『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(大前粟生/河出書房新社) そんなに傷つかないでほしい、と『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(大前粟生/河出書房新社)を読ん…

    恋愛・結婚

    2020/3/13

  • ニュース

    伝染病の脅威を描いた名作『ペスト』が異例の売上増。「まさに今起こっていることが描かれていた」と驚きの声

    『ペスト』(カミュ:著、宮崎嶺雄:訳/新潮社) 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の脅威が人々の生活を脅かすなか、全国の書店では伝染病との戦いを描いたフランス…

    文芸・カルチャー

    2020/3/12

  • レビュー

    “愚行、恥辱、過失”を赤裸々にさらけ出す! 島田雅彦の青春“私”小説『君が異端だった頃』

    『君が異端だった頃』(島田雅彦/集英社) 第71回読売文学賞(小説賞)を受賞した島田雅彦氏の新刊、『君が異端だった頃』(集英社)は、デビューから36年を経て現在は芥…

    文芸・カルチャー

    2020/3/12

  • インタビュー・対談

    住所不定生活にピリオド。赤松利市が、被災地で肉体労働をしながら書き継いだ『アウターライズ』は、今の日本へのアンチテーゼ!

    2018年、第1回大藪春彦新人賞を受賞した「藻屑蟹」で“住所不定、無職”の大型新人作家として鮮烈なデビューを飾った赤松利市さん。その後も迫力のアウトロー小説『鯖』、衝…

    文芸・カルチャー

    2020/3/10

  • レビュー

    どれほどの悲劇を重ねれば、その“時”にたどりつけるのか――人と鬼の織りなす170年の大河を描く「鬼人幻燈抄」シリーズ第3弾

    『鬼人幻燈抄江戸編 残雪酔夢』(中西モトオ/双葉社) 読み終えたあと表紙のイラストを見かえして、まさかそんな意味があったとはと、思わず嘆息が漏れた。『鬼人幻燈抄江…

    文芸・カルチャー

    2020/3/9

  • レビュー

    趣味は女装、稼いだバイト代はデリヘルに。「私」でありたいともがく男子大学生が遭遇したのは…

    『改良』(遠野遥/河出書房新社) 女の腹には、卵子のもととなる原始卵胞というものが存在する。女は、一生ぶんの原始卵胞を、胎児のうちから腹に抱えているという。つま…

    文芸・カルチャー

    2020/3/8

  • レビュー

    ノンフィクションかつフィクション。人気ミステリー作家が仕掛ける前代未聞の「平成史」

    『インタビューズ』(堂場瞬一/河出書房新社) 『インタビューズ』(堂場瞬一/河出書房新社)は不思議な「作品」だ――。 この本は、平成元(1989)年の大晦日、渋谷の居酒…

    文芸・カルチャー

    2020/3/7

  • レビュー

    子どもを産むのは親のエゴ? パートナーなしの出産を芥川賞作家・川上未映子が描く、2020年本屋大賞ノミネート作!

    『夏物語』(川上未映子/文藝春秋) 人は、なぜ子どもを産むのだろう。「子どもが欲しい」という思いはどこから来るのか。そこに、生まれてくる側の意思などないのに──。 …

    文芸・カルチャー

    2020/3/7

  • インタビュー・対談

    「“自分に起こったら一番嫌なこと”を書いた」――小説3作目『奈落』古市憲寿氏インタビュー

    (C)Maciej Kucia(AVGVST) 『平成くん、さようなら』(文藝春秋)、『百の夜は跳ねて』(新潮社)に続く、古市憲寿氏の小説第3作『奈落』(新潮社)は、壮絶で過酷な境…

    文芸・カルチャー

    2020/3/7

  • インタビュー・対談

    「高齢者の性、母親の性。タブー視されているものに挑戦した」紗倉まな、待望の新作『春、死なん』で見せる新境地

    現役のAV女優として第一線で活躍しながらも、作家としての快進撃を続ける紗倉まなさんが、待望の第3作目となる小説『春、死なん』(講談社)を上梓した。 紗倉さんが作家…

    文芸・カルチャー

    2020/3/3

  • レビュー

    名物テレビ記者とベテラン刑事が10年前の未解決事件の真相に迫る! 今野敏のスクープシリーズ『アンカー』

    『アンカー』(今野敏/集英社文庫) 2018年にデビュー40周年を迎え、ますます精力的に多くの作品を発表している人気作家の今野敏さん。期待を裏切らない圧倒的なエンタメ…

    文芸・カルチャー

    2020/3/3

  • レビュー

    最愛の妻の元カレが我が家にやってきて…!? 本屋大賞2位の『ひと』や『まち』で人気の小野寺史宜が織りなす初の短編集『今日も町の隅で』

    『今日も町の隅で』(小野寺史宜/KADOKAWA) 小野寺史宜さんの書く小説はすべて、同じ地平で繋がっている。出てくる土地の名前が単に共通しているから、ではない。同じ電…

    文芸・カルチャー

    2020/3/1

  • レビュー

    SFを通して“人間の本質とは何か”を問う「現代SF界最高の作家」の緻密で美しい世界に酔いしれる…テッド・チャン『息吹』

    『息吹』(テッド・チャン:著、大森望:訳/早川書房) 『息吹』は、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、英国SF協会賞、星雲賞など国内外の名だたる賞を次々と受賞し、“現代SF界最高…

    文芸・カルチャー

    2020/2/29

  • レビュー

    家族を次々に失った女子高生の謎めいた過去……。美貌の奥に隠した真実とは?

    『涼子点景1964』(森谷明子/双葉社) 東京オリンピック開催まであと数ヶ月。何やら思わぬ暗雲が立ち込めつつもあるが、いざ始まればお祭り好き、スポーツ好きには最高の…

    文芸・カルチャー

    2020/2/29

  • レビュー

    「わしは死ぬまで運転するつもり!」――冗談はやめて! 決して他人事ではない「高齢ドライバー」問題を垣谷美雨が問う

    『うちの父が運転をやめません』(垣谷美雨/KADOKAWA) 社会問題をエンタメ小説に昇華する手腕に定評のある、小説家の垣谷美雨さん。これまでも、少子化対策として「抽選…

    文芸・カルチャー

    2020/2/29

  • レビュー

    【2020年本屋大賞ノミネート】「すべてが、伏線。」読者は挑発され、気持ちよく騙される!? 連続死体遺棄事件に挑む霊媒探偵と推理作家のどんでん返しミステリー

    『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(相沢沙呼/講談社) 「すべてが、伏線。」 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(相沢沙呼/講談社)の初版帯には、黒い背景に金の箔押しでこう書か…

    文芸・カルチャー

    2020/2/29

  • レビュー

    クールな薬師と美貌の宦官が、薬の知識で後宮の事件を解決!? 大人気中華風ミステリー『薬屋のひとりごと』

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『薬屋のひとりごと』(日向夏/主婦の友社) 巷の評判になるダイエットは、ひととおり試してみ…

    文芸・カルチャー

    2020/2/26

  • ニュース

    「どんな境遇の人でも悩んでいい、辛いって叫んだっていい」 西加奈子『i(アイ)』書店ディスプレイコンクール開催中

    『i(アイ)』(西加奈子/ポプラ社) 累計29万部を突破した大ヒット小説『i(アイ)』の書店店頭ディスプレイコンクールが、2020年3月31日(火)までの期間で開催中。様々…

    文芸・カルチャー

    2020/2/25

  • レビュー

    ベンチャー企業に「家政婦」⁉ おいしいごはんに心が癒される…だけじゃない! 登場人物の葛藤と秘密が重なり合って思いもよらぬ結末が……

    『まずはこれ食べて』(原田ひ香/双葉社) 主人公なのになんて性格の悪い女なんだ……と最初は思った。『まずはこれ食べて』(原田ひ香/双葉社)の胡雪である。学生時代の仲…

    文芸・カルチャー

    2020/2/24

  • レビュー

    戦死者の遺品を返還する帰還兵が、自身の過去に隠された真実と向き合うとき――死とは何かを考えさせられる、圧倒的デビュー作

    『そして、遺骸が嘶く ―死者たちの手紙―』(酒場御行/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 日本最大級にして最高倍率の新人賞、電撃小説大賞。本年度の第26回で応募総数4607…

    文芸・カルチャー

    2020/2/22

  • レビュー

    シャバから隔離された“刑務所”が舞台。警察小説の名手、横山秀夫氏が称賛! 濃厚な人間ドラマを描く連作ミステリー『看守の流儀』

    『看守の流儀』(城山真一/宝島社) かつてアメリカでおこなわれた「スタンフォード監獄実験」をご存じだろうか。心身ともに健康な被験者を看守役と囚人役に分け、実際の…

    文芸・カルチャー

    2020/2/22

  • レビュー

    職業、「死神」!? 死者の未練を晴らす少年少女の青春ストーリーを読書メーターユーザーはどう読んだのか

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『時給三〇〇円の死神』(藤まる/双葉社) 累計15万部突破。『時給三〇〇円の死神』(双葉社)…

    文芸・カルチャー

    2020/2/21

  • レビュー

    イケメンわんこ准教授×嘘を聞き分ける大学生が、民俗学の知識で怪事件を解決! 『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』(澤村御影/角川文庫/KADOKAWA) 嘘発見器があれ…

    文芸・カルチャー

    2020/2/20

  • レビュー

    僕のことを毎日忘れる彼女と、毎日出会い、恋をして、そして突如訪れる衝撃の展開――純度100パーセントの恋愛小説

    『今夜、世界からこの恋が消えても』(一条岬/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 無色透明な日々を送る高校2年生の”僕”こと神谷透。クラスメイトを苛めから庇うため、一度…

    文芸・カルチャー

    2020/2/20

  • レビュー

    その少女は1974年から現われた!? 横浜から離島へやってきた少年と時を越えた少女、衝撃と感動のボーイ・ミーツ・ガール小説

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『どこよりも遠い場所にいる君へ』(阿部暁子/集英社オレンジ文庫) ここではないどこかへ、逃…

    文芸・カルチャー

    2020/2/20

  • レビュー

    故国を戦禍から救う方法は、W身代わりの契約結婚!? 圧倒的おもしろさの中華後宮ファンタジーシリーズ第1弾『後宮の花は偽りをまとう』

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『後宮の花は偽りをまとう』(天城智尋/双葉社) 中華後宮もの、身代わり、契約結婚。ひとつで…

    文芸・カルチャー

    2020/2/19

  • レビュー

    「終身雇用」「年功序列」が現存する“日本型企業”に忍び寄る外資の脅威! 対抗策は「くっつかない糊」!?

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『新装版 膠着 スナマチ株式会社奮闘記(中公文庫)』(今野敏/中央公論新社) 大手銀行が社員…

    文芸・カルチャー

    2020/2/18

  • レビュー

    夫の浮気でバツイチになった専業主婦が、家事スキルをいかしてゴミ屋敷を変える! 自信がないシングルマザーの再生物語

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私』(成田名璃子/メディアワークス…

    文芸・カルチャー

    2020/2/17

  • レビュー

    星になりたいと言った女子高生と、彼女を最期まで撮り続けた男子高校生…人生で最も輝いた2ヵ月間を描く究極の純愛ストーリー

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。』(冬野夜空/スターツ出版) 一瞬の光に狙いを定めて…

    文芸・カルチャー

    2020/2/17