『なないろ』(夏樹玲奈/新潮社) 旅行を趣味にしているので、時間が空けばいろいろな土地に行く。憧れていた夜の砂漠も歩いたし、地雷が埋まる土地にも行った。観光客向…
文芸・カルチャー
2020/1/18
『破邪一睡の夢』(北織聖健/伊藤印刷株式会社) 永禄4(1561)年の越後。後に上杉謙信と名乗る政虎(まさとら)は、毘沙門天を深く崇拝し、清く強い武将として国を治めて…
文芸・カルチャー
2020/1/16
第162回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は1月15日(水)、東京・築地の新喜楽で開かれ、「芥川龍之介賞」は古川真人の『背高泡立草(せいたか…
文芸・カルチャー
2020/1/15
立派なあごひげ、「板垣死すとも自由は死せず」の名ゼリフ──板垣退助は、日本史の教科書に見る人物の中でも、とくに印象の強い政治家だ。しかし、教科書にある板垣につい…
文芸・カルチャー
2020/1/15
2000年代、中高生の間では新たな文学の形として「ケータイ小説」が流行した。人気のさきがけは、2000年10月からYoshiさんが個人サイトで連載していた『Deep Love』である…
文芸・カルチャー
2020/1/14
『デッドライン』(千葉雅也/新潮社) 自分らしく生きるとはどういうことかを示唆した『勉強の哲学 来たるべきバカのために』が、“東大・京大でいま1番読まれている本!”…
文芸・カルチャー
2020/1/13
物置倉庫で育った姉妹(里奈と比奈)は、朝の訪れを待ちわびた。幾つもの暗闇を駆け抜けた先に、少女がみつけた希望とは―。ルポ『最貧困女子』著者・鈴木大介が世に放つ、…
文芸・カルチャー
2020/1/11
『間宵の母』(歌野晶午/双葉社) また一作、しみじみ嫌な小説(褒め言葉)が誕生した。 歌野晶午の新刊『間宵の母』(双葉社)である。 歌野晶午といえば本格ミステリー…
文芸・カルチャー
2020/1/11
『灘校物語』(和田秀樹/サイゾー) 「十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人」という言葉があるように、子どもの頃は誰もが自分のことを天才だと思っていた。そう…
文芸・カルチャー
2020/1/11
『恋愛禁止』(長江俊和/KADOKAWA) 人を愛するのは、どうしてこんなにも難しいのだろう。相手が自分のことを受け入れてくれるとは限らないし、愛が相手の負担になってし…
文芸・カルチャー
2020/1/7
『大名倒産』(浅田次郎/文藝春秋) ちょっと想像してみてほしい。 あなたは小規模、けれども伝統ある会社の社長だ。父親が先代社長だったので後継者に選ばれた。だが、実…
文芸・カルチャー
2020/1/2
壇蜜さんの初小説『はんぶんのユウジと』(文藝春秋)は、27歳・結婚3か月にして夫が突然死してしまった「イオリ」が、「遺骨」とともに暮らす日々を描いた表題作をはじめ…
文芸・カルチャー
2020/1/1
【前編】しんどかった青春時代を肯定し、これからを生きていく。又吉直樹、最新作『人間』を語る 青春のきらめきと儚さを、デビュー作『火花』、第2作『劇場』描いてきた…
文芸・カルチャー
2019/12/31
青春のきらめきと儚さを、デビュー作『火花』、第2作『劇場』描いてきた又吉直樹。だが、第3作にして初となる長編小説『人間』の主人公は、著者と同じ38歳という設定。自…
文芸・カルチャー
2019/12/30
『リメンバー』(五十嵐貴久/幻冬舎) 「私と一緒にいるの幸せでしょ?」――2019年の秋ドラマ「リカ」は、この謳い文句と高岡早紀さんの怪演で作中の登場人物だけでなく、…
文芸・カルチャー
2019/12/29
『深淵の怪物』(木江恭/双葉社) 大沢在昌、本多孝好、永井するみ、湊かなえを輩出したミステリーに特化した新人文学賞の最高峰、小説推理新人賞。第39回の同賞で応募作2…
文芸・カルチャー
2019/12/28
日本出版販売(日販)とトーハンが発表した「2019年 年間ベストセラー」によれば、2019年もっとも売れた文芸書は、瀬戸まいこ氏著の『そして、バトンは渡された』(文藝春…
文芸・カルチャー
2019/12/28
帰省や旅行の移動時間に楽しめる読み応えのあるミステリー小説を5作品紹介! ラスト1ページまで楽しんでみてほしい。 この記事の目次 ・『ワルツを踊ろう』 ・『逃亡者』 …
文芸・カルチャー
2019/12/28
『歩道橋シネマ』(恩田陸/新潮社) 夕暮れだろうか、それとも夜明けか。ひんやりとした建築物の合間からのぞく鮮やかな空の装丁が美しい『歩道橋シネマ』(恩田陸/新潮社…
文芸・カルチャー
2019/12/28
『#誰か『いいね!』を押してくれ』(星奏なつめ/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 恋に不器用な社会人たちの恋愛模様を洒脱に綴った『チョコレート・コンフュージョン』…
文芸・カルチャー
2019/12/26
現代女性の恋愛心理描写を巧みに表現し、女性から圧倒的な支持を得る直木賞作家・島本理生が、センセーショナルな表現で新境地を開いた『Red』(中央公論新社)。刊行当…
エンタメ
2019/12/25
新装版『ハリー・ポッターと賢者の石』(J.K.ローリング:著、松岡佑子:訳、佐竹美保:イラスト/静山社) 「ハリー・ポッター」シリーズと言えば、もはや説明不要の世界…
文芸・カルチャー
2019/12/24
ドラマ「シャーロック アントールドストーリーズ」 2019年12月16日(月)に、ドラマ「シャーロック アントールドストーリーズ」の最終回となる第11話が放送。クライマック…
エンタメ
2019/12/23
『赤い部屋異聞』(法月綸太郎/KADOKAWA) 心がザワついて眠れない夜は、身の毛のよだつようなミステリーを読みたい。恐ろしさに眠れなくなってしまうのは百も承知。だが…
文芸・カルチャー
2019/12/23
『茶匠と探偵』(アリエット・ド・ボダール:著、大島 豊:訳/竹書房) この出版を、首を長くして待っていたSFファンは多かったのではないだろうか。 11月末に刊行された…
文芸・カルチャー
2019/12/23
『魔性』(明野照葉/PHP研究所) 「理想の彼氏って、どんな人?」そう聞かれたら、多くの女性はやさしくて誠実で自分を大切にしてくれる人と答えるだろう。もしかしたら、…
文芸・カルチャー
2019/12/22
『みちづれの猫』(唯川恵/集英社) 猫、というのは不思議な存在だ。気まぐれで、ときに冷たさも感じてしまうほど愛想がないが、なぜか一緒にいるだけで心が安らぐ。辛い…
文芸・カルチャー
2019/12/21
『うたかた姫』(原宏一/祥伝社) 公演費用を代表に持ち逃げされた「劇団ゆうまぐれ」のメンバーは、起死回生を懸け、舞台の脚本をリアルな世界で実行しようと計画する。…
文芸・カルチャー
2019/12/21
勅旨により急遽結婚と後宮仕えが決定した大手商家の娘・優蘭。お相手は年下の右丞相で美丈夫とくれば、嫁き遅れとしては申し訳なさしかない。しかし後宮で待ち受けていた…
文芸・カルチャー
2019/12/20
『房思琪(ファン・スーチー)の初恋の楽園』(林奕含:著、泉京鹿:訳/白水社) 2019年10月、衝撃的な小説『房思琪(ファン・スーチー)の初恋の楽園』(林奕含:著、泉…
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2019/12/20
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芳根京子と本田響矢が新婚夫婦に。ドラマ『波うららかに、めおと日和』衝撃の「写真」との結婚式はこうして生まれた【原作者・西香はちインタビュー 前編】
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「夫と価値観が合わなくて」初めてのバーで店長たちと意気投合/うちの夫は子どもがほしくない⑦
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森保ジャパン カタールW杯PK敗退は“立候補制”にあった? ハーランドなどスター選手に取材、PKを科学的に研究した大著『なぜ超一流選手がPKを外すのか』【書評】
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