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タグ:小説

過去の'小説'タグの記事一覧(4,208件)

  • レビュー

    ゲイの叔父とその恋人、叔父に恋をする私──三角関係の行方は? R-18文学賞で絶賛、さまざまな愛のかたちを描く『なないろ』

    『なないろ』(夏樹玲奈/新潮社) 旅行を趣味にしているので、時間が空けばいろいろな土地に行く。憧れていた夜の砂漠も歩いたし、地雷が埋まる土地にも行った。観光客向…

    文芸・カルチャー

    2020/1/18

  • レビュー

    愛の力で魔を討て! 春日山城を舞台に怨霊と戦う長編伝奇ロマン『破邪一睡の夢』

    『破邪一睡の夢』(北織聖健/伊藤印刷株式会社) 永禄4(1561)年の越後。後に上杉謙信と名乗る政虎(まさとら)は、毘沙門天を深く崇拝し、清く強い武将として国を治めて…

    文芸・カルチャー

    2020/1/16

  • ニュース

    第162回芥川賞は古川真人の『背高泡立草』に、直木賞は川越宗一の『熱源』に決定!

    第162回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は1月15日(水)、東京・築地の新喜楽で開かれ、「芥川龍之介賞」は古川真人の『背高泡立草(せいたか…

    文芸・カルチャー

    2020/1/15

  • レビュー

    寺子屋にも行かない悪童だった!? 教科書では教えてくれない板垣退助の生涯

    立派なあごひげ、「板垣死すとも自由は死せず」の名ゼリフ──板垣退助は、日本史の教科書に見る人物の中でも、とくに印象の強い政治家だ。しかし、教科書にある板垣につい…

    文芸・カルチャー

    2020/1/15

  • 連載

    スマホ普及とともに消えた「ガールズ官能」。ケータイ小説から生まれた官能小説家・逢見るいが目指す場所【官能小説家という生き方】

    2000年代、中高生の間では新たな文学の形として「ケータイ小説」が流行した。人気のさきがけは、2000年10月からYoshiさんが個人サイトで連載していた『Deep Love』である…

    文芸・カルチャー

    2020/1/14

  • レビュー

    【第162回芥川賞候補作】「抱かれればいいのに。いい男に」――気鋭の哲学者による“哲学×青春”小説

    『デッドライン』(千葉雅也/新潮社) 自分らしく生きるとはどういうことかを示唆した『勉強の哲学 来たるべきバカのために』が、“東大・京大でいま1番読まれている本!”…

    文芸・カルチャー

    2020/1/13

  • 連載

    「物置倉庫で育った姉妹」ルポ『最貧困女子』著者による感涙必至の小説『里奈の物語』①

    物置倉庫で育った姉妹(里奈と比奈)は、朝の訪れを待ちわびた。幾つもの暗闇を駆け抜けた先に、少女がみつけた希望とは―。ルポ『最貧困女子』著者・鈴木大介が世に放つ、…

    文芸・カルチャー

    2020/1/11

  • レビュー

    歌野晶午『間宵の母』の後味がトラウマに……! 2つの家庭が崩壊した後に待ち受けるものとは?

    『間宵の母』(歌野晶午/双葉社) また一作、しみじみ嫌な小説(褒め言葉)が誕生した。 歌野晶午の新刊『間宵の母』(双葉社)である。 歌野晶午といえば本格ミステリー…

    文芸・カルチャー

    2020/1/11

  • レビュー

    東大生多数輩出の超名門校で、3階の窓枠から吊るされるハードなイジメが発生⁉︎ 天才集団の中でもがく味の濃すぎる青春小説

    『灘校物語』(和田秀樹/サイゾー) 「十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人」という言葉があるように、子どもの頃は誰もが自分のことを天才だと思っていた。そう…

    文芸・カルチャー

    2020/1/11

  • レビュー

    愛さなければ誰も死ななかったのに……。悲劇が連鎖する恐怖の「禁止」シリーズ最新『恋愛禁止』

    『恋愛禁止』(長江俊和/KADOKAWA) 人を愛するのは、どうしてこんなにも難しいのだろう。相手が自分のことを受け入れてくれるとは限らないし、愛が相手の負担になってし…

    文芸・カルチャー

    2020/1/7

  • レビュー

    財政状態は火の車。突如トップの座につかされたあなたならどうする?――浅田次郎『大名倒産』

    『大名倒産』(浅田次郎/文藝春秋) ちょっと想像してみてほしい。 あなたは小規模、けれども伝統ある会社の社長だ。父親が先代社長だったので後継者に選ばれた。だが、実…

    文芸・カルチャー

    2020/1/2

  • インタビュー・対談

    壇蜜さん「背徳的なことをして、傷つくのも得をするのも自分なら、動かないのは損」“亡き夫の遺骨”と暮らす日々を描いた『はんぶんのユウジと』

    壇蜜さんの初小説『はんぶんのユウジと』(文藝春秋)は、27歳・結婚3か月にして夫が突然死してしまった「イオリ」が、「遺骨」とともに暮らす日々を描いた表題作をはじめ…

    文芸・カルチャー

    2020/1/1

  • インタビュー・対談

    又吉直樹「僕ももう、何者かである必要はない、って気がする」『人間』の次はどんな作品を書く?【後編】

    【前編】しんどかった青春時代を肯定し、これからを生きていく。又吉直樹、最新作『人間』を語る 青春のきらめきと儚さを、デビュー作『火花』、第2作『劇場』描いてきた…

    文芸・カルチャー

    2019/12/31

  • インタビュー・対談

    しんどかった青春時代を肯定し、これからを生きていく。又吉直樹、最新作『人間』を語る【前編】

    青春のきらめきと儚さを、デビュー作『火花』、第2作『劇場』描いてきた又吉直樹。だが、第3作にして初となる長編小説『人間』の主人公は、著者と同じ38歳という設定。自…

    文芸・カルチャー

    2019/12/30

  • レビュー

    邪悪で残忍な殺意がまさか感染!? ドラマで話題「リカ」シリーズのおぞましい最新作が解禁

    『リメンバー』(五十嵐貴久/幻冬舎) 「私と一緒にいるの幸せでしょ?」――2019年の秋ドラマ「リカ」は、この謳い文句と高岡早紀さんの怪演で作中の登場人物だけでなく、…

    文芸・カルチャー

    2019/12/29

  • レビュー

    怪物と戦い深淵を覗き込む者は、自らの心の底を知る――気鋭が放つ人間心理ミステリー! 『深淵の怪物』

    『深淵の怪物』(木江恭/双葉社) 大沢在昌、本多孝好、永井するみ、湊かなえを輩出したミステリーに特化した新人文学賞の最高峰、小説推理新人賞。第39回の同賞で応募作2…

    文芸・カルチャー

    2019/12/28

  • まとめ

    【文芸・カルチャー編TOP10】2019年人気記事ランキング

    日本出版販売(日販)とトーハンが発表した「2019年 年間ベストセラー」によれば、2019年もっとも売れた文芸書は、瀬戸まいこ氏著の『そして、バトンは渡された』(文藝春…

    文芸・カルチャー

    2019/12/28

  • まとめ

    年末年始の移動中に読みたい! 重厚ミステリー小説5作

    帰省や旅行の移動時間に楽しめる読み応えのあるミステリー小説を5作品紹介! ラスト1ページまで楽しんでみてほしい。 この記事の目次 ・『ワルツを踊ろう』 ・『逃亡者』 …

    文芸・カルチャー

    2019/12/28

  • レビュー

    ホラー、SF、青春、ミステリ…『蜜蜂と遠雷』の恩田陸がおくる“最新型”短編集。あらゆるジャンルを網羅した18の名編

    『歩道橋シネマ』(恩田陸/新潮社) 夕暮れだろうか、それとも夜明けか。ひんやりとした建築物の合間からのぞく鮮やかな空の装丁が美しい『歩道橋シネマ』(恩田陸/新潮社…

    文芸・カルチャー

    2019/12/28

  • レビュー

    「いいね!」のためなら何でもやります。窓際部署のアラサーOLとドS上司が大奮闘――『#誰か『いいね!』を押してくれ』

    『#誰か『いいね!』を押してくれ』(星奏なつめ/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 恋に不器用な社会人たちの恋愛模様を洒脱に綴った『チョコレート・コンフュージョン』…

    文芸・カルチャー

    2019/12/26

  • ニュース

    夏帆と妻夫木聡の濃厚シーンに期待!? 過激な愛の描写と衝撃展開に“賛否両論の問題作”『Red』――小説と映画で異なるラストとは

    現代女性の恋愛心理描写を巧みに表現し、女性から圧倒的な支持を得る直木賞作家・島本理生が、センセーショナルな表現で新境地を開いた『Red』(中央公論新社)。刊行当…

    エンタメ

    2019/12/25

  • レビュー

    佐竹美保さんの美しいイラストでハリーの冒険が蘇る! 新装版「ハリー・ポッター」で、あの興奮をもう一度

    新装版『ハリー・ポッターと賢者の石』(J.K.ローリング:著、松岡佑子:訳、佐竹美保:イラスト/静山社) 「ハリー・ポッター」シリーズと言えば、もはや説明不要の世界…

    文芸・カルチャー

    2019/12/24

  • ニュース

    「死んだかもって時にこの回想は泣いちゃう」 ドラマ「シャーロック」最終回、岩田剛典とディーン・フジオカの回想シーンが話題

    ドラマ「シャーロック アントールドストーリーズ」 2019年12月16日(月)に、ドラマ「シャーロック アントールドストーリーズ」の最終回となる第11話が放送。クライマック…

    エンタメ

    2019/12/23

  • レビュー

    作家・法月綸太郎が、偏愛する東西の名作9篇に捧ぐ、オマージュ連作短編集『赤い部屋異聞』

    『赤い部屋異聞』(法月綸太郎/KADOKAWA) 心がザワついて眠れない夜は、身の毛のよだつようなミステリーを読みたい。恐ろしさに眠れなくなってしまうのは百も承知。だが…

    文芸・カルチャー

    2019/12/23

  • レビュー

    今最も高い評価を受けているSF作家アリエット・ド・ボダール初の邦訳短編集『茶匠と探偵』

    『茶匠と探偵』(アリエット・ド・ボダール:著、大島 豊:訳/竹書房) この出版を、首を長くして待っていたSFファンは多かったのではないだろうか。 11月末に刊行された…

    文芸・カルチャー

    2019/12/23

  • レビュー

    平凡な女性に起こった悲惨な転落劇。「すべてはあの男の魔性のせいでした…」

    『魔性』(明野照葉/PHP研究所) 「理想の彼氏って、どんな人?」そう聞かれたら、多くの女性はやさしくて誠実で自分を大切にしてくれる人と答えるだろう。もしかしたら、…

    文芸・カルチャー

    2019/12/22

  • レビュー

    猫に寄り添われ、救われた女性を描いた唯川恵の短編集『みちづれの猫』

    『みちづれの猫』(唯川恵/集英社) 猫、というのは不思議な存在だ。気まぐれで、ときに冷たさも感じてしまうほど愛想がないが、なぜか一緒にいるだけで心が安らぐ。辛い…

    文芸・カルチャー

    2019/12/21

  • レビュー

    フェイクのはずの歌姫の才能は本物だった!? 才能と成功をめぐるトラジックコメディ『うたかた姫』

    『うたかた姫』(原宏一/祥伝社) 公演費用を代表に持ち逃げされた「劇団ゆうまぐれ」のメンバーは、起死回生を懸け、舞台の脚本をリアルな世界で実行しようと計画する。…

    文芸・カルチャー

    2019/12/21

  • 連載

    敵派閥の真っ只中に放り込まれた優蘭。自分よりも女らしい夫と帰宅の途に…/『後宮妃の管理人』⑧

    勅旨により急遽結婚と後宮仕えが決定した大手商家の娘・優蘭。お相手は年下の右丞相で美丈夫とくれば、嫁き遅れとしては申し訳なさしかない。しかし後宮で待ち受けていた…

    文芸・カルチャー

    2019/12/20

  • レビュー

    13歳で先生に強姦された作家が自殺――台湾社会を震撼させた、“性的虐待”の実話にもとづく衝撃的な小説!

    『房思琪(ファン・スーチー)の初恋の楽園』(林奕含:著、泉京鹿:訳/白水社) 2019年10月、衝撃的な小説『房思琪(ファン・スーチー)の初恋の楽園』(林奕含:著、泉…

    文芸・カルチャー

    2019/12/20