『男ともだち』(千早茜/文藝春秋) 久しぶりに会った男友達が、煙草を吸いながら「ウイスキーが好き」と言った。まだ22歳くらいの頃だ。いつ、どこでそんなことを教わっ…
文芸・カルチャー
2019/5/28
『慈雨』(柚月裕子/集英社) 深い霧の山中で、腰丈まである笹を捜査棒でかき分けながら進む警察官の男。ふと気がつけば、男の周囲では男の父や旧友、かつての同僚が同じ…
文芸・カルチャー
2019/5/28
『裸の華』(桜木紫乃/集英社) ついさっきまでオーダーを取ってお酒を運んでいた女性が、ショータイムになった途端、ステージで踊り出す。そして汗を拭って、何食わぬ顔…
文芸・カルチャー
2019/5/28
『ひと』で本屋大賞2位にランクインした小野寺史宜さんの最新刊『ライフ』(ポプラ社)は、会社を二度やめ、今はアルバイトを掛け持ちしながらアパートで暮らす27歳・幹太…
文芸・カルチャー
2019/5/28
『ストロベリーナイト』(誉田哲也/光文社) 5月16日(木)に二階堂ふみ、亀梨和也がダブル主演を務めるドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』第6話が放送され、犯人の悲…
エンタメ
2019/5/27
西島秀俊と西田敏行のW主演で制作される映画「任侠学園」の特報映像が公開。東京スカパラダイスオーケストラが手がける主題歌も解禁となり、「任侠コメディとスカパラって…
エンタメ
2019/5/27
『後宮の夜叉姫』(仁科裕貴/ KADOKAWA) 人気のジャンル“中華後宮もの”。華やかな舞台設定、異国情緒香る描写は、これまでも安定して愛されてきた。ここで紹介する『後宮…
文芸・カルチャー
2019/5/27
三浦春馬主演映画「アイネクライネナハトムジーク」の予告映像が公開された。斉藤和義が手がける主題歌を使用した映像には、「やっぱりこの人の音楽がないと始まらない」…
エンタメ
2019/5/26
『託された子は、陰陽師!? 出雲に新月が昇る夜』(望月麻衣/ポプラ社) 2019年5月2日(木)に、小説『託された子は、陰陽師!? 出雲に新月が昇る夜』が発売された。読者か…
文芸・カルチャー
2019/5/26
綾野剛主演映画「楽園」の“超特報”動画が公開。物語の始まりとなるY字路や人が炎に包まれる衝撃的なシーンが登場し、「綾野さんの表情の演技がすごい」「こういう重厚な映…
エンタメ
2019/5/25
『傑作はまだ』(瀬尾まいこ/ソニー・ミュージックエンタテインメント発行、エムオン・エンタテインメント発売) 本屋大賞受賞をきっかけに『そして、バトンは渡された』…
文芸・カルチャー
2019/5/25
『カモフラージュ』(松井玲奈/集英社) 4月5日(金)に発売された、女優・松井玲奈さんによるデビュー短編集『カモフラージュ』(集英社)。発売即日で重版がかかるなど…
文芸・カルチャー
2019/5/25
きっと今日はピクニック日和なのだろう。「ちょうど今、息子を学校に送り出したところなんですよ」。電話の向こうの辻さんの声も弾んでいる。スピーカーは、開け放した窓…
小説・エッセイ
2019/5/24
柄本佑と瀧内公美が出演する映画「火口のふたり」の本予告が解禁。2人が裸で抱き合う刺激的な映像が、「予告だけでめっちゃドキドキする」「エロさよりもの悲しい雰囲気に…
エンタメ
2019/5/23
2019年8月30日(金)公開の星野源主演映画「引っ越し大名!」の予告編が公開。ユニコーンが手がける主題歌「でんでん」も解禁となり、「源さんとユニコーンとか最高の組み…
エンタメ
2019/5/23
いま、SNS上を騒がせているひとつのSF小説がある。『SFマガジン』6月号で発表された、作家・小野美由紀さんによる『ピュア』だ。本作はWEB上で全文公開するという、紙とWE…
文芸・カルチャー
2019/5/22
『偶然仕掛け人』(ヨアブ・ブルーム:著、高里ひろ:訳/集英社) 世の中にはたくさんの偶然が存在し、ほんの些細な偶然によってその後の人生が大きく変わってしまうこと…
文芸・カルチャー
2019/5/22
『文豪ナンバーワン決定戦』(福田和也:監修/宝島社) 今、文豪たちはアニメやゲームのキャラクターになっている。ご本人たちは天国でさぞやびっくりしているだろう。し…
文芸・カルチャー
2019/5/19
『うちの子が結婚しないので』(垣谷美雨/新潮社) 「親婚活」を知っているだろうか? 親婚活とは、「未婚の子供の写真、年齢、職業、年収、結婚相手への希望などを記載し…
文芸・カルチャー
2019/5/18
『コンフィデンスマンJP ロマンス編』(古沢良太:脚本、山本幸久:小説/ポプラ社) 5月17日より全国ロードショーされる『コンフィデンスマンJP』。昨年4月期の人気ドラマ…
エンタメ
2019/5/17
『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(江國香織/集英社) 小説は、ときに私たちの夜をゆったりとほぐしてくれる。 日中に歩く街の喧騒、次から次へと届くメール、謝…
文芸・カルチャー
2019/5/17
『うちの執事が言うことには』(高里椎奈/KADOKAWA) デビューシングルの「シンデレラガール」が話題となり世間の注目を浴びたKing & Prince(愛称:キンプリ)は、今をと…
文芸・カルチャー
2019/5/16
『魔法を召し上がれ』(瀬名秀明/講談社) 読後、「青春時代に読みたかったなあ」と感じる本があるが、瀬名秀明の新刊『魔法を召し上がれ』(講談社)はまさにそれだ。 物…
文芸・カルチャー
2019/5/16
『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(青柳碧人/双葉社) 桃太郎や一寸法師、鶴の恩返しといった昔話は、誰もが一度は読んだことがある王道の物語。正義が…
文芸・カルチャー
2019/5/15
『めぐり逢いサンドイッチ』(谷瑞恵/KADOKAWA) ふわふわの食パンにさまざまな具材を挟み込み、美しく切りそろえられたサンドイッチ。断面の色鮮やかなコントラストは見…
文芸・カルチャー
2019/5/15
『あずかりやさん 彼女の青い鳥』(大山淳子/ポプラ社) 学生時代のテスト前、つい手にしてしまったコミックやゲームのせいで、何時間も勉強をせずに過ごした。ああ、この…
文芸・カルチャー
2019/5/14
『君は月夜に光り輝く』『ちょっと今から仕事やめてくる』など映像化も相次ぐ日本最大級の新人賞・電撃小説大賞。本年度、応募総数4843作品の中で頂点に輝いたのは、美味…
小説・エッセイ
2019/5/10
『15歳のテロリスト』(松村涼哉/KADOKAWA) 世の中は、負の感情で満ち溢れている。徹底した悪叩き。誰もが被害者にも加害者になりうる可能性を秘めている時代だ。ネット…
文芸・カルチャー
2019/5/10
上川隆也さん主演のドラマでも知られる「佐方貞人」シリーズ。その6年ぶりとなる待望の新作『検事の信義』がついに発売された。著者である柚月裕子さんにとっても、特別な…
小説・エッセイ
2019/5/8
『大人になったら、』(畑野智美/中央公論新社) 年を重ねるにつれて、考えなければならない事柄は増えてくる。結婚、出産、仕事――。自分は誰とどんな人生を送りたいのか…
文芸・カルチャー
2019/5/8
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はじまりは夫の不倫を告発するメールだった。慰謝料を勝ち取るために奮闘する令嬢サレ妻の復讐劇『慰謝料1億円をクズ旦那に払わせる作戦』【書評】
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初めての妊娠に付きまとう不安。忙しいと言って寄り添わない夫との間に妙なズレが/それでも家族を続けますか?③
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2025年本屋大賞受賞作『カフネ』はどう生まれた? 著者・阿部暁子が語る、執筆の原動力と自身の体験【インタビュー】
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「君はやがてループを抜けて、その記憶を失うの」繰り返す1日と消えない想い。“刹那”で“永遠”なひと夏のラブストーリー【書評】
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人見知りの高校生がアメリカへ。留学、仕事、恋愛、国際結婚を通して見つけた、自分に嘘をつかない自分らしい生き方とは?
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