『斜陽 (角川文庫)』(太宰治/KADOKAWA) 物語の舞台は終戦直後。没落した上流家庭のかず子とその母は、東京の家を売って伊豆で暮らし始めた。貴族的で美しい母だが、最近…
文芸・カルチャー
2019/3/3
『ヴィヨンの妻 (角川文庫)』(太宰治/KADOKAWA) 主人公の「妻」は、もうすぐ4歳になる息子と暮らしていた。貧困のせいか、息子の発育は悪い。詩人で大酒飲みの夫は放蕩…
文芸・カルチャー
2019/2/24
『人間失格 (角川文庫)』(太宰治/KADOKAWA) 主人公の葉蔵は、東北の裕福な家庭に生まれた。周りの人間と同じ感覚を持てずに苦悩し、それゆえ彼は道化を演じることに徹し…
文芸・カルチャー
2019/2/17
走れメロス (角川文庫)』(太宰治/KADOKAWA) 羊飼いのメロスは純朴で正義感の強い青年である。彼は妹の結婚式を挙げるため、シラクスの町へ買い物にきた。すると、昔は賑…
文芸・カルチャー
2019/2/11
『豊饒の海 第四巻 天人五衰 (新潮文庫)』(三島由紀夫/新潮社) 『豊饒の海』は三島由紀夫生涯最後の長編大作。「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の全4巻で構成…
文芸・カルチャー
2018/12/17
『豊饒の海 第三巻 暁の寺 (新潮文庫)』(三島由紀夫/新潮社) 『豊饒の海』は三島由紀夫生涯最後の長編大作。「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の全4巻で構成さ…
文芸・カルチャー
2018/12/13
『豊饒の海 第二巻 奔馬 (新潮文庫)』(三島由紀夫/新潮社) 『豊饒の海』は三島由紀夫生涯最後の長編大作。「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の全4巻で構成され…
文芸・カルチャー
2018/12/2
『豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫)』(三島由紀夫/新潮社) 『豊饒の海』は三島由紀夫生涯最後の長編大作。「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の全4巻で構成さ…
文芸・カルチャー
2018/11/28
『源氏物語を反体制文学として読んでみる』(三田誠広/集英社) 「世界最古の長編小説」ともいわれ、過去には谷崎潤一郎、円地文子、橋本治、そして最近では角田光代とい…
文芸・カルチャー
2018/11/27
『BL古典セレクション1 竹取物語 伊勢物語』(雪舟えま:訳、ヤマシタトモコ:イラスト/左右社) 『竹取物語』といえば、絶世の美女かぐや姫が、多くの男性に求婚される話…
文芸・カルチャー
2018/11/22
『仮面の告白 (新潮文庫)』(三島由紀夫/新潮社) 生まれつき肌が白く病弱な“私”は、祖母に溺愛され、女の子のように育てられた。幼少期、汚れた青年の下半身の膨らみを見…
文芸・カルチャー
2018/11/11
『雪国 (角川文庫)』(川端康成/角川書店) 親譲りの財産で生活を送る妻子持ちの文筆家・島村が、雪国の温泉旅館に通い、駒子という芸者との関係を深める様子を直接的に書…
文芸・カルチャー
2018/10/22
『藪の中・将軍 (角川文庫)』(芥川龍之介/KADOKAWA) 藪の中で起こった殺人事件に関して、尋問を受けた7人の証言を並べた話。それぞれの証言は微妙に食い違い、真相はま…
文芸・カルチャー
2018/10/15
『蜘蛛の糸・地獄変(角川文庫)』(芥川龍之介/角川書店) 平安時代の伝説的な画師、良秀(よしひで)の話。天下一の腕前として、彼は大殿様から気に入られていた。その一…
文芸・カルチャー
2018/10/1
『吾輩は童貞(まだ)である―童貞について作家の語ること』(キノブックス) どうてい【童貞】 経験していると主張する時期。(筒井康隆「現代語裏辞典」より) 男性にと…
エンタメ
2018/9/23
『三四郎 (角川文庫)』(夏目漱石/KADOKAWA) 熊本の高等学校を卒業し、東京帝国大学に合格した真面目な主人公の三四郎は、23歳だが女性経験がない田舎者。女性と共に相部…
文芸・カルチャー
2018/9/13
『羅生門・鼻・芋粥 (角川文庫)』(芥川龍之介/KADOKAWA) 物語の舞台は平安京。日暮れどき、ひとりの身分の低い男が、都の正門である羅生門の下で雨宿りをしていた。その…
文芸・カルチャー
2018/9/9
『村上春樹語辞典: 村上春樹にまつわる言葉をイラストと豆知識でやれやれと読み解く』(ナカムラ クニオ、道前宏子/誠文堂新光社) 作品数、実力はもとより、長年にわたり…
文芸・カルチャー
2018/9/8
『坊っちゃん(角川文庫)』(夏目漱石/KADOKAWA) 親譲りの無鉄砲で子供の頃から乱暴ばかりしている少年「坊っちゃん」は、両親と兄から疎まれていた。母親が亡くなったと…
文芸・カルチャー
2018/9/3
『草枕・二百十日(角川文庫)』(夏目漱石/KADOKAWA) 画家は山道を歩きながら、こう考えた。「智(ち)に働けば角が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮…
文芸・カルチャー
2018/8/20
『世界名作“ひとこと”劇場 読んどけばよかった、でもきっと読まない、名作文学の短すぎるあらすじ101選』(ジョン・アトキンソン:著、川合亮平、東 佑亮:訳/ハーパーコ…
文芸・カルチャー
2018/7/19
『新装版細雪上(角川文庫)』(谷崎潤一郎/KADOKAwA) 蒔岡家は大阪の名家だが、衰退しつつあった。四姉妹の中でいちばん美人である三女の雪子には多くの縁談があったが、…
文芸・カルチャー
2018/7/18
『春琴抄(角川文庫)』(谷崎潤一郎/KADOKAWA) 容姿端麗な春琴には舞の才能があったが、彼女は9歳の頃に病気で失明し、三味線を学ぶようになった。彼女は三味線の才能も持…
文芸・カルチャー
2018/7/9
『たけくらべ・にごりえ(角川文庫)』(樋口一葉/角川書店) 吉原に住む14歳の勝気でおてんばな少女美登利(みどり)は遊女の姉を持ち、自身もゆくゆくは遊女となることが…
文芸・カルチャー
2018/7/4
『作家のまんぷく帖』(大本泉/平凡社) 「食と人生」、そんな言葉を浮かべると、色彩ゆたかな思い出がつぎつぎやってきては消える。手の込んだ母の料理、祖父母宅でつま…
暮らし
2018/7/1
『砂の女 (新潮文庫)』(安部公房/新潮社) 31歳、教師の仁木順平という男は、8月に休暇を取って趣味の昆虫採集のために海岸の砂丘に行く。そこには今にも砂に埋もれそう…
文芸・カルチャー
2018/6/28
『痴人の愛(角川文庫)』(谷崎潤一郎/KADOKAWA) 28歳独身の河合譲治は、模範的なエリートサラリーマンである。女性経験もなく、真面目すぎる彼は会社で「君子」と呼ばれ…
文芸・カルチャー
2018/6/21
『蜘蛛の糸・地獄変 (角川文庫)』(芥川龍之介/KADOKAWA) ある日、お釈迦さまは極楽の蓮池のほとりを散歩していた。はるか下には地獄がああり、犍陀多(かんだた)という…
文芸・カルチャー
2018/6/14
『卍』は文豪・谷崎潤一郎の代表作の一つとされる長編小説です。近代文学の名著と聞くと難しい内容と思われるかもしれませんが、不倫・同性愛・心理的マゾヒズムを描いた…
文芸・カルチャー
2018/6/11
『潮騒 (新潮文庫)』(三島由紀夫/新潮社) 伊勢湾に浮かぶ、歌島という世間から隔絶されたような小さな島。父親を戦争で亡くした18歳の青年、新治は漁師をしながら、貧し…
文芸・カルチャー
2018/5/30
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乃木坂46・奥田いろは「歌うのが怖かった」ミュージカルとJ-POPの両立に悩んだ時期も。加入4年目、自身の成長を振り返る【インタビュー】
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江戸城で尾長鶏「家康」の密室殺“鳥”事件が発生! ミステリー作家・森晶麿の激ヤバ小説が読める投稿サイト「ネオページ」とは【インタビュー】
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9.11も3.11もコロナ禍も予言!? 世界中の都市伝説ファンが注目するカードゲーム「イルミナティカード」が日本語訳で復刻&裏解説本を刊行!
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