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タグ:文芸

過去の'文芸'タグの記事一覧(949件)

  • レビュー

    どうせいつか別れることになる。そして別れを切り出すのは、私からではない。

    『真夜中乙女戦争』(F/KADOKAWA) 人生ではじめてデートで行った場所は覚えている。十八歳、初恋。東京タワーだった。 なにを着て、なにを話したかはもう忘れた。夢中だ…

    恋愛・結婚

    2018/7/8

  • レビュー

    冷静沈着なイケメン高校生が謎の美女に翻弄される!? KZシリーズファンも必読! 藤本ひとみ『失楽園のイヴ』

    『失楽園のイヴKZ Upper File』(藤本ひとみ/講談社) 燃え盛る炎の表紙も含め、いろんな意味で衝撃的だった『失楽園のイヴKZ Upper File』(藤本ひとみ/講談社)。サブタ…

    文芸・カルチャー

    2018/7/8

  • 連載

    樋口一葉『たけくらべ』あらすじ紹介。吉原に暮らす少年少女の淡い恋物語

    『たけくらべ・にごりえ(角川文庫)』(樋口一葉/角川書店) 吉原に住む14歳の勝気でおてんばな少女美登利(みどり)は遊女の姉を持ち、自身もゆくゆくは遊女となることが…

    文芸・カルチャー

    2018/7/4

  • まとめ

    「人妻と少女の同性愛」「燃えるような不倫関係」小説の美しいベッドシーンまとめ

    小説に登場するベッドシーンは、グロテスクに性を炙り出したものから、爽やかな切り口でえぐみをまったく感じさせないものまで、実に多種多様だ。本稿ではそんな中から、…

    文芸・カルチャー

    2018/6/30

  • レビュー

    【連載】『真夜中乙女戦争』第一章  星にも屑にもなれないと知った夜に(3)

    『真夜中乙女戦争』(F/KADOKAWA) 初著書『いつか別れる。でもそれは今日ではない』が17万部を突破した「F」の待望の最新作『真夜中乙女戦争』。4月に発売されると即大重…

    エンタメ

    2018/6/29

  • レビュー

    【連載】『真夜中乙女戦争』第一章  星にも屑にもなれないと知った夜に(2)

    『真夜中乙女戦争』(F/KADOKAWA) 初著書『いつか別れる。でもそれは今日ではない』が17万部を突破した「F」の待望の最新作『真夜中乙女戦争』。4月に発売されると即大重…

    エンタメ

    2018/6/28

  • 連載

    安部公房『砂の女』あらすじ紹介。砂の地獄に囚われた男が辿る運命とは

    『砂の女 (新潮文庫)』(安部公房/新潮社) 31歳、教師の仁木順平という男は、8月に休暇を取って趣味の昆虫採集のために海岸の砂丘に行く。そこには今にも砂に埋もれそう…

    文芸・カルチャー

    2018/6/28

  • レビュー

    絶品ハンバーグを作るコツって? 身近な料理を美味しくする一工夫を学べるクッキング小説【ハンバーグ編】

    『星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き』(樋口直哉/講談社) この世で一番美味しい料理は、お母さんの作る料理かもしれない。レストランで食べる料理よりも舌が求めるの…

    文芸・カルチャー

    2018/6/28

  • レビュー

    【連載】『真夜中乙女戦争』第一章  星にも屑にもなれないと知った夜に(1)

    『真夜中乙女戦争』(F/KADOKAWA) 初著書『いつか別れる。でもそれは今日ではない』が17万部を突破した「F」の待望の最新作『真夜中乙女戦争』。4月に発売されると即大重…

    エンタメ

    2018/6/27

  • レビュー

    さびしいって、悪いこと?  三浦しをんが描く現代版『細雪』。独り身にとっての“理想郷”とは?

    『あの家に暮らす四人の女』(三浦しをん/中公文庫) 「○歳になってもお互い独り身だったら結婚しようぜ」なんて若者の軽口にくらべ、一定の年齢を超えた女同士でかわされ…

    文芸・カルチャー

    2018/6/26

  • レビュー

    ふわふわオムレツを焼くコツって? 身近な料理を美味しくする一工夫を学べるクッキング小説【オムレツ編】

    『星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き』(樋口直哉/講談社) 料理は観察。火にかけた食材の色の変化を見、音を聞き、絶妙のタイミングで次の工程をこなしていくのが、美…

    文芸・カルチャー

    2018/6/26

  • レビュー

    【第160回直木賞受賞】2018年エンタメ小説界の大本命! 沖縄の戦後と“革命”をソウルフルに描いた真藤順丈『宝島』

    『宝島』(真藤順丈/講談社) 2008年にダ・ヴィンチ文学賞などを受賞してデビューした真藤順丈は、今年ちょうどデビュー10周年を迎える。その間に上梓した小説は(ノベラ…

    文芸・カルチャー

    2018/6/23

  • レビュー

    20年後の自分から届いた手紙の正体とは? デビュー10周年の湊かなえが贈る、絶望と希望の物語『未来』

    『未来』(湊かなえ/双葉社) 身を寄せ合い、逃げるように夜行バスに乗り込む2人の少女。誰かに追われているのか、それとも何かをしでかしたのか。夜の闇に不穏な息遣いの…

    文芸・カルチャー

    2018/6/22

  • レビュー

    東京地検特捜部が現代の日本社会に蝕む“悪”と対峙! 伊兼源太郎の最新検察ミステリー『巨悪』

    『巨悪』(伊兼源太郎/講談社) 今年2月に刊行された『地検のS』では地方検察庁を舞台に正義のあり方を問うたミステリー作家・伊兼源太郎。この前作に続いて6月に刊行され…

    文芸・カルチャー

    2018/6/22

  • 連載

    谷崎潤一郎『痴人の愛』あらすじ紹介。少女の美しさに翻弄され堕ちていく男の物語

    『痴人の愛(角川文庫)』(谷崎潤一郎/KADOKAWA) 28歳独身の河合譲治は、模範的なエリートサラリーマンである。女性経験もなく、真面目すぎる彼は会社で「君子」と呼ばれ…

    文芸・カルチャー

    2018/6/21

  • レビュー

    富士山の見える町で介護士として暮らす男女――生まれた町に縛られた人々のせつない恋愛小説

    『じっと手を見る』(窪美澄/幻冬舎) 『ふがいない僕は空を見た』『晴天の迷いクジラ』などの作品で、現代人の抱える孤独を描いてきた窪美澄。彼女の小説に登場するキャ…

    文芸・カルチャー

    2018/6/16

  • レビュー

    大学生の時に知っておけばよかった、やっておけばよかったと思う後悔リスト

    『真夜中乙女戦争』(F/KADOKAWA) もし大学一年生の頃の自分に戻れたとして、右も左もわからず口を半開きにしていた自分に言いたいことが、山ほどある。下記に、それを勝…

    エンタメ

    2018/6/16

  • レビュー

    恋愛女子必読の「あたしレストラン」ってなに!? 蒼井ブルーが綴る“エモい日常”に癒される人々が続出中!

    『ピースフル権化』(蒼井ブルー/KADOKAWA) 「エモい」という言葉をご存じだろうか?エモーショナル(感情的、情緒的)から転じ、欧米では元々、エモーショナル・ハード…

    エンタメ

    2018/6/16

  • レビュー

    目玉焼きが上手に焼ければ、たいていの料理は上手くいく!? 身近な料理を美味しくする一工夫を学べるクッキング小説【目玉焼き編】

    『星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き』(樋口直哉/講談社) 卵料理は料理の基本であり、芸術であり、高尚な科学である。黄身の色みを美しく仕上げるにはどうしたら良い…

    文芸・カルチャー

    2018/6/16

  • レビュー

    人気歌人・穂村弘が感じた「昭和」そして「現在」――17年ぶりの歌集『水中翼船炎上中』

    夜ごとに語り続けた未来とは今と思えばふわふわとする 大人になって、私たちは途方に暮れる。ここは一体どこなのだろう。まるで知らない星にひとりぼっちで降り立ったよう…

    文芸・カルチャー

    2018/6/15

  • レビュー

    誰もが移民になりえる時代に。失われた言葉を探して旅する先で見つけるものとは『地球にちりばめられて』

    『地球にちりばめられて』(多和田葉子/講談社) 同じ日本語を話していると思うから喧嘩になるんだなあ、と思うことがある。言葉の力を信じすぎているのかもしれない。話…

    文芸・カルチャー

    2018/6/15

  • レビュー

    『万引き家族』是枝監督に師事した砂田麻美が書く、“末期ガンと宣告された父の死”の物語とは?

    『音のない花火』(砂田麻美/ポプラ社) 砂田麻美という映像作家をご存じだろうか。大学在学中から映像制作に携わり、卒業後はフリーの監督助手として是枝裕和らに師事し…

    文芸・カルチャー

    2018/6/14

  • 連載

    芥川龍之介『蜘蛛の糸』あらすじ紹介。地獄から抜け出すチャンスをもらった男の運命は?

    『蜘蛛の糸・地獄変 (角川文庫)』(芥川龍之介/KADOKAWA) ある日、お釈迦さまは極楽の蓮池のほとりを散歩していた。はるか下には地獄がああり、犍陀多(かんだた)という…

    文芸・カルチャー

    2018/6/14

  • レビュー

    湊かなえ、心理サスペンスの決定版! 港町で立場の違う3人の女性たちが出会う――たどり着くのは理想郷ではなく、歪んだ現実…

    『ユートピア』(湊かなえ/集英社) 誰かを打ちのめしてやろうという明確な悪意をもって、日々を過ごしている人などそう多くはいない。たいていの人は、自分の性格がよく…

    文芸・カルチャー

    2018/6/14

  • レビュー

    注目の新レーベル・メゾン文庫の創刊第1弾!「介護」というテーマの先に浮かび上がる明るさ、やさしさとは?

    『新卒ですが、介護の相談うけたまわります』(著:いぬじゅん、イラスト:uki/一迅社) いま、小説の中でもっとも熱いジャンルと呼ばれるキャラ文芸。多くの人気レーベルが…

    文芸・カルチャー

    2018/6/13

  • ニュース

    2つの新人賞を同時受賞! 驚異の新人が描く受賞小説が発売

    新人賞2冠に輝いた新星・路生よる。その期待の受賞作2作品が、2018年5~6月にかけて連続刊行される。新人賞W受賞という快挙を果たした路生よる作品の魅力とは何なのか? …

    文芸・カルチャー

    2018/6/12

  • レビュー

    旅×食がテーマ! おいしい記憶を呼び起こす原田マハ氏の飯テロ・エッセイ

    『やっぱり食べに行こう。』(原田マハ/毎日新聞出版) 「ごちそうさまでした」――読後に自然とこの言葉がこぼれてしまう『やっぱり食べに行こう。』(原田マハ/毎日新聞出…

    文芸・カルチャー

    2018/6/12

  • レビュー

    『仕事は2番』、あなたにとっての“1番”は? 疲れた心を癒すお仕事小説が登場!

    『仕事は2番』(こざわたまこ/双葉社) 新卒で入社した当日、そんな気持ちは抱かなかった。けれど、新人研修が終わり、ゴールデンウィークが過ぎ、配属先でひと通りのルー…

    文芸・カルチャー

    2018/6/11

  • 連載

    谷崎潤一郎『卍』あらすじ紹介。同性愛と不倫。卍模様に交錯する愛

    『卍』は文豪・谷崎潤一郎の代表作の一つとされる長編小説です。近代文学の名著と聞くと難しい内容と思われるかもしれませんが、不倫・同性愛・心理的マゾヒズムを描いた…

    文芸・カルチャー

    2018/6/11

  • レビュー

    性愛を赤裸々に描いた衝撃作『ダブル・ファンタジー』待望の続編! 夫ではなく別の男を選んだ、35歳女性脚本家の哀しくも逞しい生き様とは

    『ミルク・アンド・ハニー』(村山由佳/文藝春秋) 6月16日(土)より、水川あさみ主演でスタートするドラマ『ダブル・ファンタジー』。同名タイトルの原作は、作家・村山…

    文芸・カルチャー

    2018/6/8