『真夜中乙女戦争』(F/KADOKAWA) 人生ではじめてデートで行った場所は覚えている。十八歳、初恋。東京タワーだった。 なにを着て、なにを話したかはもう忘れた。夢中だ…
恋愛・結婚
2018/7/8
『失楽園のイヴKZ Upper File』(藤本ひとみ/講談社) 燃え盛る炎の表紙も含め、いろんな意味で衝撃的だった『失楽園のイヴKZ Upper File』(藤本ひとみ/講談社)。サブタ…
文芸・カルチャー
2018/7/8
『たけくらべ・にごりえ(角川文庫)』(樋口一葉/角川書店) 吉原に住む14歳の勝気でおてんばな少女美登利(みどり)は遊女の姉を持ち、自身もゆくゆくは遊女となることが…
文芸・カルチャー
2018/7/4
小説に登場するベッドシーンは、グロテスクに性を炙り出したものから、爽やかな切り口でえぐみをまったく感じさせないものまで、実に多種多様だ。本稿ではそんな中から、…
文芸・カルチャー
2018/6/30
『真夜中乙女戦争』(F/KADOKAWA) 初著書『いつか別れる。でもそれは今日ではない』が17万部を突破した「F」の待望の最新作『真夜中乙女戦争』。4月に発売されると即大重…
エンタメ
2018/6/29
『真夜中乙女戦争』(F/KADOKAWA) 初著書『いつか別れる。でもそれは今日ではない』が17万部を突破した「F」の待望の最新作『真夜中乙女戦争』。4月に発売されると即大重…
エンタメ
2018/6/28
『砂の女 (新潮文庫)』(安部公房/新潮社) 31歳、教師の仁木順平という男は、8月に休暇を取って趣味の昆虫採集のために海岸の砂丘に行く。そこには今にも砂に埋もれそう…
文芸・カルチャー
2018/6/28
『星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き』(樋口直哉/講談社) この世で一番美味しい料理は、お母さんの作る料理かもしれない。レストランで食べる料理よりも舌が求めるの…
文芸・カルチャー
2018/6/28
『真夜中乙女戦争』(F/KADOKAWA) 初著書『いつか別れる。でもそれは今日ではない』が17万部を突破した「F」の待望の最新作『真夜中乙女戦争』。4月に発売されると即大重…
エンタメ
2018/6/27
『あの家に暮らす四人の女』(三浦しをん/中公文庫) 「○歳になってもお互い独り身だったら結婚しようぜ」なんて若者の軽口にくらべ、一定の年齢を超えた女同士でかわされ…
文芸・カルチャー
2018/6/26
『星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き』(樋口直哉/講談社) 料理は観察。火にかけた食材の色の変化を見、音を聞き、絶妙のタイミングで次の工程をこなしていくのが、美…
文芸・カルチャー
2018/6/26
『宝島』(真藤順丈/講談社) 2008年にダ・ヴィンチ文学賞などを受賞してデビューした真藤順丈は、今年ちょうどデビュー10周年を迎える。その間に上梓した小説は(ノベラ…
文芸・カルチャー
2018/6/23
『未来』(湊かなえ/双葉社) 身を寄せ合い、逃げるように夜行バスに乗り込む2人の少女。誰かに追われているのか、それとも何かをしでかしたのか。夜の闇に不穏な息遣いの…
文芸・カルチャー
2018/6/22
『巨悪』(伊兼源太郎/講談社) 今年2月に刊行された『地検のS』では地方検察庁を舞台に正義のあり方を問うたミステリー作家・伊兼源太郎。この前作に続いて6月に刊行され…
文芸・カルチャー
2018/6/22
『痴人の愛(角川文庫)』(谷崎潤一郎/KADOKAWA) 28歳独身の河合譲治は、模範的なエリートサラリーマンである。女性経験もなく、真面目すぎる彼は会社で「君子」と呼ばれ…
文芸・カルチャー
2018/6/21
『じっと手を見る』(窪美澄/幻冬舎) 『ふがいない僕は空を見た』『晴天の迷いクジラ』などの作品で、現代人の抱える孤独を描いてきた窪美澄。彼女の小説に登場するキャ…
文芸・カルチャー
2018/6/16
『真夜中乙女戦争』(F/KADOKAWA) もし大学一年生の頃の自分に戻れたとして、右も左もわからず口を半開きにしていた自分に言いたいことが、山ほどある。下記に、それを勝…
エンタメ
2018/6/16
『ピースフル権化』(蒼井ブルー/KADOKAWA) 「エモい」という言葉をご存じだろうか?エモーショナル(感情的、情緒的)から転じ、欧米では元々、エモーショナル・ハード…
エンタメ
2018/6/16
『星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き』(樋口直哉/講談社) 卵料理は料理の基本であり、芸術であり、高尚な科学である。黄身の色みを美しく仕上げるにはどうしたら良い…
文芸・カルチャー
2018/6/16
夜ごとに語り続けた未来とは今と思えばふわふわとする 大人になって、私たちは途方に暮れる。ここは一体どこなのだろう。まるで知らない星にひとりぼっちで降り立ったよう…
文芸・カルチャー
2018/6/15
『地球にちりばめられて』(多和田葉子/講談社) 同じ日本語を話していると思うから喧嘩になるんだなあ、と思うことがある。言葉の力を信じすぎているのかもしれない。話…
文芸・カルチャー
2018/6/15
『音のない花火』(砂田麻美/ポプラ社) 砂田麻美という映像作家をご存じだろうか。大学在学中から映像制作に携わり、卒業後はフリーの監督助手として是枝裕和らに師事し…
文芸・カルチャー
2018/6/14
『蜘蛛の糸・地獄変 (角川文庫)』(芥川龍之介/KADOKAWA) ある日、お釈迦さまは極楽の蓮池のほとりを散歩していた。はるか下には地獄がああり、犍陀多(かんだた)という…
文芸・カルチャー
2018/6/14
『ユートピア』(湊かなえ/集英社) 誰かを打ちのめしてやろうという明確な悪意をもって、日々を過ごしている人などそう多くはいない。たいていの人は、自分の性格がよく…
文芸・カルチャー
2018/6/14
『新卒ですが、介護の相談うけたまわります』(著:いぬじゅん、イラスト:uki/一迅社) いま、小説の中でもっとも熱いジャンルと呼ばれるキャラ文芸。多くの人気レーベルが…
文芸・カルチャー
2018/6/13
新人賞2冠に輝いた新星・路生よる。その期待の受賞作2作品が、2018年5~6月にかけて連続刊行される。新人賞W受賞という快挙を果たした路生よる作品の魅力とは何なのか? …
文芸・カルチャー
2018/6/12
『やっぱり食べに行こう。』(原田マハ/毎日新聞出版) 「ごちそうさまでした」――読後に自然とこの言葉がこぼれてしまう『やっぱり食べに行こう。』(原田マハ/毎日新聞出…
文芸・カルチャー
2018/6/12
『仕事は2番』(こざわたまこ/双葉社) 新卒で入社した当日、そんな気持ちは抱かなかった。けれど、新人研修が終わり、ゴールデンウィークが過ぎ、配属先でひと通りのルー…
文芸・カルチャー
2018/6/11
『卍』は文豪・谷崎潤一郎の代表作の一つとされる長編小説です。近代文学の名著と聞くと難しい内容と思われるかもしれませんが、不倫・同性愛・心理的マゾヒズムを描いた…
文芸・カルチャー
2018/6/11
『ミルク・アンド・ハニー』(村山由佳/文藝春秋) 6月16日(土)より、水川あさみ主演でスタートするドラマ『ダブル・ファンタジー』。同名タイトルの原作は、作家・村山…
文芸・カルチャー
2018/6/8
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金色のガッシュ!! 2【単話版】 Page 30
シャングリラ・フロンティア(22) ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~ (週刊少年マガジンコミックス)