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タグ:文芸

過去の'文芸'タグの記事一覧(949件)

  • レビュー

    映画『あん』で多くの人の感動を呼んだドリアン助川。最新刊では、生きることの美しさと厳しさを描き出す!

    『カラスのジョンソン(ポプラ文庫)』(ドリアン助川/ポプラ社) ジョンソンの記憶の始まりは、千々のきらめきと、葉のこすれる乾いた音だった 『カラスのジョンソン(ポ…

    文芸・カルチャー

    2018/6/6

  • レビュー

    『大水滸伝』を完結させた作家・北方謙三、待望の新作! 稀代の英雄チンギス・カンの生涯を描く『チンギス紀』1・2巻同時刊行

    『チンギス紀 一 火眼』(北方謙三/集英社) 『チンギス紀 二 鳴動』(北方謙三/集英社) 約17年という歳月をかけて『水滸伝』『楊令伝』『岳飛伝』の3作から成る全51巻「…

    文芸・カルチャー

    2018/6/6

  • ニュース

    角川文庫 創刊70周年「みんなで選ぶ、復刊総選挙」開催中! 中間結果1位は、『たけくらべ・にごりえ』

    KADOKAWAは、角川文庫の創刊から70年の間に刊行された数多くの名作の中から、読者投票で選ばれた上位5作品をスペシャル新カバーで復刊する、「みんなで選ぶ、復刊総選挙」…

    文芸・カルチャー

    2018/6/5

  • レビュー

    エロを期待すると気持ちよく裏切られる!?「家出JKと26歳サラリーマン」の青春を描く、『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』

    『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』(しめさば・ぶーた/角川スニーカー文庫) ひげという男性を象徴する言葉と、女子高生を「拾う」という危険さを感じさせる言葉。…

    文芸・カルチャー

    2018/6/2

  • レビュー

    三浦しをんの新たなる最高傑作『ののはな通信』! 運命の恋に導かれ大人になる少女たちの甘美で残酷な関係を描く

    『ののはな通信』(三浦しをん/KADOKAWA) 女同士の友情は、恋に似ている。彼女の“いちばん”が自分であってほしいと願い、ほかの誰かと親しくしているのを見るだけで嫉妬…

    文芸・カルチャー

    2018/6/2

  • 連載

    三島由紀夫『潮騒』あらすじ紹介。大きな壁を乗り越えて結ばれる純愛小説

    『潮騒 (新潮文庫)』(三島由紀夫/新潮社) 伊勢湾に浮かぶ、歌島という世間から隔絶されたような小さな島。父親を戦争で亡くした18歳の青年、新治は漁師をしながら、貧し…

    文芸・カルチャー

    2018/5/30

  • 連載

    夏目漱石『吾輩は猫である』あらすじ紹介。猫の目から見た人間のおかしさ

    『吾輩は猫である(角川文庫)』(夏目漱石/KADOKAWA) 物語の語り手は、珍野(ちんの)家で飼われている雄猫。彼に名前はなく、自分のことを吾輩と呼んでいる。生まれてす…

    文芸・カルチャー

    2018/5/28

  • レビュー

    男は「豆腐の角に頭をぶつけて死んだ」のか…? 世にも奇妙な事件の真相は――

    『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』(実業之日本社) ミステリ小説とは不思議なもので、謎が提示された瞬間の読者は興奮を抑えられなくなるのに、いざ謎解きが終わ…

    文芸・カルチャー

    2018/5/26

  • まとめ

    中毒性にハマる人続出!? 初心者でも読みやすい警察小説5作品を厳選

    パズルのピースがピタッと合うときのような快感が病みつきになる警察小説。原作がドラマ化・映画化されることが多く、それだけ人気が高く、裾野の広いジャンルであると言…

    文芸・カルチャー

    2018/5/25

  • レビュー

    衰退産業だなんて言わせない! 理容女子が床屋さん業界に革命を起こす!?

    『キリの理容室』(上野歩/講談社) お仕事小説が人気の昨今、今度は、理容師女子が話題となるかもしれない。上野歩氏著『キリの理容室』(講談社)は、女性も通える大人…

    文芸・カルチャー

    2018/5/24

  • レビュー

    ガンで入院した先生に会いたい――3人の少年の心温まる道中を描く、大人が読んでも泣ける児童書

    『カーネーション・デイ』(ジョン・デヴィッド・アンダーソン:著、久保陽子:訳/ほるぷ出版) 真実は、重要なのは最後の日じゃないということだ。絶え間なくつづく日々…

    文芸・カルチャー

    2018/5/22

  • レビュー

    恩田陸文句なしの最高傑作『蜜蜂と遠雷』! ピアノコンクールが舞台。才能とは何なのか?【「2017年本屋大賞」大賞作】

    『蜜蜂と遠雷』(恩田陸/幻冬舎) 文字を追っているはずなのに、音楽が聴こえてくる。読者は時にコンサートの聴衆になり、時にピアニストにもなれる。メロディが聴こえて…

    文芸・カルチャー

    2018/5/21

  • まとめ

    東野圭吾の小説からおすすめを厳選・9作品

    ドラマ化、映画化など豪華競演陣による映像化でもたびたび話題となってきた作家・東野圭吾。その小説作品は、社会派ミステリーから空想科学、またコミカルなものまで幅広…

    文芸・カルチャー

    2018/5/21

  • レビュー

    ネットで注文したモノが届かない…! 格差社会への警鐘を鳴らす『バルス』

    『バルス』(講談社) 『再生巨流』『ラストワンマイル』(ともに新潮社)といった作品で物流業界を描き、『ドッグファイト』(KADOKAWA)でグローバルなネット通販企業と…

    文芸・カルチャー

    2018/5/20

  • レビュー

    出会い系サイトでその人にぴったりの本をすすめる?! 現役書店員が贈る予測不能の実録私小説

    『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(花田菜々子/河出書房新社) 本を読みたい、買いたいと思ったとき、私たちがと…

    文芸・カルチャー

    2018/5/18

  • レビュー

    カタツムリが食べる音って? 難病患者に生きる希望を与えた1匹のカタツムリ

    『カタツムリが食べる音』(エリザベス・トーヴァ・ベイリー:著/高見 浩:訳/飛鳥新社) 人間が犬や猫と心を通わせていく物語は数多くあるが、本書『カタツムリが食べる…

    文芸・カルチャー

    2018/5/17

  • レビュー

    どんな遺体も生きているかのように修復する天才エンバーマーの秘密 ラストに衝撃が走る『天才遺体修復人M』

    『天才遺体修復人Mこの夜(よ)の果てで、君を葬送(おく)る。』(葉月 香/ポプラ社) 誰もが美しく死を迎えられるとは限らない。どんなに清廉に生きていても、凄惨な事…

    文芸・カルチャー

    2018/5/17

  • レビュー

    現代のソウルにおける『火垂るの墓』―女装ホームレスとして四つ角に立つ少年の物語

    『野蛮なアリスさん』(ファン・ジョンウン:著、斎藤真理子:訳/河出書房新社) いきなり結論を言ってしまうと、『野蛮なアリスさん』(ファン・ジョンウン:著、斎藤真…

    文芸・カルチャー

    2018/5/16

  • レビュー

    復讐と救済の狭間で、なんのために戦う――。どこまでも真っ直ぐな青春系異能バトル小説、ここにあり

    『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』(著:石川博品、イラスト:米山舞/KADOKAWA) ある日不意にやってきて日常を根こそぎ奪い去っていく〈厄災〉。現実世界におい…

    文芸・カルチャー

    2018/5/16

  • 特集

    「一度からまった糸って、なかなかほどけないものね…」母×娘の確執物語

    『食堂かたつむり(ポプラ文庫)』(小川 糸/ポプラ社) 親子の形は、一体どこで歪みが生じてしまうのだろう。親子が理解し合うことの難しさを巧みに描いている『食堂かた…

    文芸・カルチャー

    2018/5/15

  • 特集

    「私を救って」 母に怯え恋人に救いを求めたら…山本文緒が描く家族の闇

    『群青の夜の羽毛布(角川文庫)』(山本文緒/KADOKAWA) 家庭問題は、家族の心を殺していく。『群青の夜の羽毛布(角川文庫)』(山本文緒/KADOKAWA)は、そんな思いを抱…

    暮らし

    2018/5/14

  • ニュース

    驚きと感動のシリーズ最終話! 『利き蜜師物語4 雪原に咲く花』プレゼント企画開催

    『利き蜜師物語4雪原に咲く花』(小林栗奈/産業編集センター) 利き蜜師最高位・金のマスターである仙道と、その弟子まゆが暮らす穏やかな田舎の村「カガミノ」に、突如、…

    文芸・カルチャー

    2018/5/14

  • インタビュー・対談

    勝つのはどっちだ!? 乱歩賞作家2人のガチンコ対決もいよいよ佳境! 下村敦史×呉勝浩“RANPOの乱”スペシャル対談

    「通訳捜査官」の葛藤を描いた“裏切りの黒いミステリー”『叛徒』(下村敦史/講談社)と、不可解な誘拐事件を扱った“贖罪の白いミステリー”『ロスト』(呉勝浩/講談社)。1…

    文芸・カルチャー

    2018/5/13

  • レビュー

    知っている話なのに心揺さぶられる! 読者を感動の渦に包む原田マハ版『奇跡の人』

    『奇跡の人 The Miracle Worker』(原田マハ/双葉社文庫) 盲目で、耳が聞こえず、口も利けない少女と、教師が起こした奇跡の物語…といえば、ヘレン・ケラーとアン・サリ…

    文芸・カルチャー

    2018/5/10

  • レビュー

    お尻の穴から見える社会とは? 究極のジェンダーフリー文化論

    『アナル・アナリシス――お尻の穴から読む』(ジョナサン・A・アラン:著、北 綾子:訳/太田出版) ミステリー漫画を描いている漫画家さんに、自分が物語のお尻の方から読…

    社会

    2018/5/10

  • レビュー

    “スリップ”って、知ってますか? 113枚のスリップから読む「書店を楽しむノウハウ」

    『スリップの技法』(久禮亮太/苦楽堂) 皆さんは書籍の“スリップ”をご存じだろうか。本に挟んである短冊上の紙片である。知っているあなたは書店員か元書店員だろうと思…

    暮らし

    2018/5/10

  • 連載

    坂口安吾『堕落論』あらすじ紹介。戦中と戦後の違いから明確になった人間の本性、「生きるということ」

    『堕落論(角川文庫)』(坂口安吾/KADOKAWA) 第二次世界大戦直後の日本社会の倫理観を観察し、戦時中の体験を踏まえながら、これからの人々の生きる指標を示した坂口安吾…

    文芸・カルチャー

    2018/5/9

  • レビュー

    「好きで出世したわけじゃないのに…」セクハラ・パワハラの横行する男社会で次長になったら…

    『駒子さんは出世なんてしたくなかった』(碧野 圭/キノブックス) 「女性の社会進出」が政府から推進される一方で、大きな矛盾点も露になりつつある。つまり、「働く女性…

    文芸・カルチャー

    2018/5/8

  • 連載

    川端康成『伊豆の踊子』あらすじ紹介。少女の純粋な美しさに触れることでほぐれていく憂鬱な少年の心

    『伊豆の踊子(角川文庫)』(川端康成/KADOKAWA) 孤児として育ったせいで自分の性格が歪んでいるということに気付いた主人公の学生「私」は、その思いに耐えかねて伊豆の…

    文芸・カルチャー

    2018/5/7

  • レビュー

    婚活、友情…。女を縛る呪いとは? アラサー女性のリアルを描いた柚木麻子最新作

    『デートクレンジング』(柚木麻子著/祥伝社) 就職・結婚・出産――人生にはいくつものステージがある。誰にとっても重要な分岐点だが、特に女性にとっては、ひときわ大き…

    文芸・カルチャー

    2018/5/6