『プラスチックの恋人』(山本弘/早川書房) 日本の性風俗産業は世界的に見ても群を抜いて発展している。多くの男性が風俗店を利用するだけでなく、女性向け風俗も少しず…
文芸・カルチャー
2018/3/24
『なんちゃってシンデレラ 王都迷宮編異世界で、王妃殿下はじめました。』(著:汐邑 雛 、イラスト:武村ゆみこ/KADOKAWA) 汐邑 雛による大人気ノベルシリーズ「なんち…
文芸・カルチャー
2018/3/23
『みとりし』(髙森美由紀/産業編集センター) 「生き物の言葉が分かる」という女性が主人公の『みとりし』(髙森美由紀/産業編集センター)。死期の近づいた動物たちと、…
文芸・カルチャー
2018/3/15
『孤狼の血』(柚月裕子/KADOKAWA) 2018年5月、映画『孤狼の血』が全国公開される。「警察じゃけぇ、何をしてもええんじゃ」という挑発的なキャッチコピーを掲げた、白石…
文芸・カルチャー
2018/3/14
『おらおらでひとりいぐも』(若竹千佐子/河出書房新社) 第158回芥川賞を受賞した『おらおらでひとりいぐも』(若竹千佐子/河出書房新社)は、63歳の新人作家が織りなす…
文芸・カルチャー
2018/3/10
『時給三〇〇円の死神』(藤まる/双葉社) 読む前から、300円であることの意味をずっと考えていた。『時給三〇〇円の死神』(藤まる/双葉社)はタイトルどおり、高校生の…
文芸・カルチャー
2018/3/10
『村田エフェンディ滞土録』(梨木香歩/KADOKAWA) 梨木香歩さんの小説を読むと、どんな喧噪のなかにいても、不思議な静けさに包まれる。言葉のひとつひとつに感受性があ…
文芸・カルチャー
2018/3/9
『婚約迷走中』(群ようこ/角川春樹事務所) おだやかな味のスープとサンドイッチの店を営むアキコの日常を描く人気シリーズ「パンとスープとネコ日和」。その第4弾である…
文芸・カルチャー
2018/3/5
『1ミリの後悔もない、はずがない』 (新潮社) 「第15回女による女のためのR-18文学賞」で読者賞を受賞し、1月31日(水)に発売された小説『1ミリの後悔もない、はずがな…
文芸・カルチャー
2018/3/4
『カステラ』(パク・ミンギュ:著、ヒョン・ジェフン、斎藤真理子:訳/クレイン) 随分前から文学好きを自称していた私だが、お恥ずかしいことに隣国の「韓国文学」は、…
文芸・カルチャー
2018/3/2
2018年6月9日(土)、一迅社から20代~40代の働く女性をターゲットとした新しい文庫レーベル「メゾン文庫」が誕生する。「物語と、暮らそう。」をキャッチフレーズに、恋…
文芸・カルチャー
2018/2/28
『伴走者』(浅生鴨/講談社) 平昌冬季パラリンピックが3月9日から開幕する。メダルをかけて懸命に競技する選手を見ると、障がい者スポーツに関心を持っていなくても、き…
文芸・カルチャー
2018/2/27
『「本を売る」という仕事: 書店を歩く』(長岡義幸/潮出版社) 私が子供の頃には、近所に個人経営の他にチェーン店を含めて6軒の書店があった。それが今では書店に行こう…
文芸・カルチャー
2018/2/26
『AM/PM』(アメリア・グレイ:著、松田青子:訳/河出書房新社) 筆者の文学好きは、16歳の時に梶井基次郎の『檸檬』を読んで受けた衝撃から始まった。しかし、一体それの…
文芸・カルチャー
2018/2/25
『Q&A』(恩田陸/幻冬舎) 人の狂気は下手なホラー映画より戦慄させる。『Q&A』(恩田陸/幻冬舎)を読み終えた後も体はゾクゾクしていた。真夜中だったせいもあるかもしれな…
文芸・カルチャー
2018/2/25
『おらおらでひとりいぐも』(若竹千佐子/河出書房新社) 青春小説の対極に位置する「玄冬小説」が、第158回芥川賞を受賞した。『おらおらでひとりいぐも』は63歳にして小…
文芸・カルチャー
2018/2/24
『通天閣』(西加奈子/ちくま文庫) 『通天閣』(西加奈子/ちくま文庫)の始まりは、何だか暗い。 大阪ミナミのマンションに住む「俺」の生活は、わびしい中年男性の一人…
文芸・カルチャー
2018/2/24
『ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで』(真梨幸子/幻冬舎) 「お客様は、神様です」 そう初めに言ったのは、誰だっただろう。日本の会社ではこの精神が根強く、できる限…
文芸・カルチャー
2018/2/22
内定ゼロのまま大学を卒業したマヒコ。アパートの契約も切れ、いくあてのなかった彼が住むことになったのは、築100年の銭湯「刻の湯」だった。社会に馴染めない変わり者た…
文芸・カルチャー
2018/2/22
『なでし子物語』(伊吹有喜/ポプラ社) 『地の星 なでし子物語』(伊吹有喜/ポプラ社) 『天の花 なでし子物語』(伊吹有喜/ポプラ社) 自立――顔を上げて生きること。自…
文芸・カルチャー
2018/2/21
『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』(浅原ナオト/KADOKAWA) 高校生のジュンこと安藤純(あんどうじゅん)はクラスメイトの三浦紗枝(みうらさえ)が書店で、…
文芸・カルチャー
2018/2/20
『鳩の撃退法』(佐藤正午/小学館) 48歳とは思えない美しさを持ち、“奇跡のアラフィフ”とも形容される女優・石田ゆり子。そんな彼女が最近ハマった本があるという。 「散…
文芸・カルチャー
2018/2/17
『秀吉の活』(木下昌樹/幻冬舎) 『秀吉の活』(木下昌樹/幻冬舎)は日本人なら知らない人はいないであろう歴史上の人物・豊臣秀吉を題材にした小説だ。周知のとおり、秀…
文芸・カルチャー
2018/2/14
『銀河鉄道の父』(門井慶喜/講談社) 親というものは自らの子を甘やかさずにはいられないものなのか。たとえ親の威厳を保とうと平静を装うとも、子の一挙手一投足に心揺…
文芸・カルチャー
2018/2/10
『完璧じゃない、あたしたち』(王谷 晶/ポプラ社) 人は誰だって不完全な存在なのよとか、誰にだって悩みやコンプレックスはあるものよとか、外野からいくら言われたって…
小説・エッセイ
2018/2/9
『ダ・ヴィンチ』本誌の人気連載コーナー「この本にひとめ惚れ」から、コルク代表・佐渡島さんのひとめ惚れ本を紹介。『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』といった大ヒット作品を…
文芸・カルチャー
2018/2/8
『そのバケツでは水がくめない』(飛鳥井千砂/祥伝社) マンガ化もされたヒット作品『タイニー・タイニー・ハッピー』の著者最新作『そのバケツでは水がくめない』(飛鳥…
文芸・カルチャー
2018/2/7
恋のせつなさと愛の苦しみを独特の筆致と感性で綴る「花鳥風月」シリーズ。『ロミオとジュリエット』を下敷きに、家の呪縛と抗いながら愛しあう男女の軌跡を描いた「ノー…
文芸・カルチャー
2018/2/6
『たまうら~玉占~』(星乃あかり/小学館) 「これぞ“あやかしエンタメ”の隠し玉!」と、『みをつくし料理帖』の高田郁さんも推薦する小説『たまうら~玉占~』(星乃あ…
文芸・カルチャー
2018/2/3
『文豪の女遍歴』(小谷野敦/幻冬舎) 「しかし……しかし君、恋は罪悪ですよ」「私はね、心に一つ秘密がある」――文豪がつづる恋や愛の様相は、ときに共感から、ときに鮮烈…
文芸・カルチャー
2018/1/26
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金色のガッシュ!! 2【単話版】 Page 30