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タグ:文芸

過去の'文芸'タグの記事一覧(949件)

  • レビュー

    あなたが子どもの時、言葉にできなかった「モヤモヤ」が物語としてよみがえる! 西加奈子『円卓』3つの読みどころ

    『円卓』(西加奈子/文藝春秋) 『円卓』(西加奈子/文藝春秋)は、祖父母と両親、そして三つ子の姉たちに愛されて育った末っ子でありながら「孤独」を愛し、大らかで優し…

    文芸・カルチャー

    2017/11/13

  • レビュー

    太宰治、江戸川乱歩、芥川龍之介…こだわりのコーヒー屋さんが選んだ、すこぶる面白い随筆20編

    『コーヒーと随筆』(庄野雄治:編/ミルブックス) 湯気をたてる香り高いコーヒーを味わう時間は、優れた随筆を嗜む時間と似ているような気がします。まったりと、時間を…

    文芸・カルチャー

    2017/11/12

  • レビュー

    「Re:ゼロ」と同じく“時を越える能力”のみで戦う…タイムリープ小説『リライト』は真相が気になって眠れない!

    「このライトノベルがすごい!」2017年版で文庫部門第2位を獲得し、「SUGOI JAPAN Award 2017」ではアニメ部門・ラノベ部門の2部門で1位を獲得。同賞で複数部門を同時に制…

    文芸・カルチャー

    2017/11/12

  • レビュー

    「物語としてしか命を持ちえない作品」――エキセントリックな女性編集者が「恋」と「世界」を知る。読み手を選ぶ異色作!? 西加奈子『ふくわらい』

    『ふくわらい』(西加奈子/朝日新聞出版社) 暗闇での「福笑い」を唯一の趣味としている一風変わった女性・鳴木戸定(なるきど・さだ)が「世界に恋する」までを描いた小…

    文芸・カルチャー

    2017/11/12

  • レビュー

    宮崎あおい×向井理主演映画化原作『きいろいゾウ』――夫婦生活に陰りが…気づけそうで気づけない本当の「愛」とは?

    『きいろいゾウ』(西加奈子/小学館) 「夫婦の愛」が一つのテーマとなっている『きいろいゾウ』(西加奈子/小学館)は、映画化もした人気作だ。 西加奈子さんの作品の中…

    文芸・カルチャー

    2017/11/11

  • レビュー

    誰だってヒーローになれる!『ちょっと今から仕事やめてくる』作者がおくる、がんばる勇気をもらえるビタミンストーリー

    『続・ヒーローズ(株)!!!』(北川恵海/KADOKAWA) 「こんな平凡でつまらない人生を送ることになるとは思ってもみなかった」という失望感を抱えながら生きる人はどのくら…

    文芸・カルチャー

    2017/11/10

  • レビュー

    引きこもりの兄に苦しめられた弟が、人を愛する感情を取り戻す――心をえぐる、デビュー作『ひきこもりの弟だった』

    『ひきこもりの弟だった』(葦舟ナツ/KADOKAWA) 物語には2種類ある。一つは、現実ではあり得ないことが起こり、読み手の「こうなったらいいな」を描く「現実逃避」の物語…

    文芸・カルチャー

    2017/11/9

  • レビュー

    本好きの知的欲求を満たす一冊! ピザ職人、編集長、帽子作家、古書店主の「本棚の本」から見える人生

    『本棚の本』(赤澤かおり/アノニマ・スタジオ) 他人の家の本棚はとっても不思議におもしろい。私が読書好きの友人の自宅に初めてお邪魔したとき、「恥ずかしいからあま…

    文芸・カルチャー

    2017/11/8

  • レビュー

    爆弾犯と“パルチザン”だった父の人生が重なり合う――故・桐山襲の衝撃のデビュー作が刊行『パルチザン伝説』

    『パルチザン伝説』(河出書房新社) 小説家・桐山襲が亡くなってから25年もの月日が経過した。学生運動や左翼活動の敗北を冷徹に描き出した桐山の作風は、生前にはセンセ…

    社会

    2017/11/4

  • レビュー

    とびきりキュートな童顔女医がキャラノベ界を席巻中!新感覚の医療ミステリーとは?

    『天久鷹央の推理カルテ』(知念 実希人/新潮文庫) 「天才女医」というと、何故かアダルトな魅力あふれるクールビューティを想像しがちだが、今、キャラノベ界を席巻して…

    小説・エッセイ

    2017/11/4

  • レビュー

    人生で大切なことはすべて深夜のラジオが教えてくれた――実在のラジオ番組を題材にした珠玉の短編集『ラジオ・ガガガ』

    『ラジオ・ガガガ』(原田ひ香/双葉社) アルコ&ピースのラジオ番組が重要な役割を果たす『明るい夜に出かけて』(佐藤多佳子/新潮社)が第30回山本周五郎賞を受賞した。…

    エンタメ

    2017/11/3

  • レビュー

    めくるめく現実も空想もジワジワと爆笑に! あなたを誘う”北大路公子ワールド”とは?

    『私のことはほっといてください』(北大路公子/PHP研究所) 庭先から、キンモクセイの香りも漂う頃ではあるが、改めて今年の夏を振り返ってみる。7月は札幌でなんと125年…

    暮らし

    2017/11/3

  • レビュー

    本屋大賞ノミネート作『ツバキ文具店』の小川糸と、人気イラストレーター平澤まりこが紡ぐ! 神様が宿る「ミトン」を作り出した、ひとりの女性のつつましやかで美しい生涯

    『ミ・ト・ン』(小川糸/白泉社) 読み終えた本の裏表紙をそっとなでながら、背筋が伸び、無性に手が動かしたくなってくる。小川糸さんの小説には、そんな働きをする神様…

    文芸・カルチャー

    2017/11/2

  • レビュー

    冷めきった夫婦関係。“妻を殺してもバレない確率”を毎日調べる夫――未来に起こることの確率が調べられるとしたら、あなたは何の確率を調べますか?

    『妻を殺してもバレない確率』(桜川ヒロ/宝島社) 物騒なタイトルから、ドロドロミステリーものかと思いながら読んだ『妻を殺してもバレない確率』(桜川ヒロ/宝島社)。…

    文芸・カルチャー

    2017/11/2

  • レビュー

    自傷癖や不眠症、拒食症…心に傷を抱えた若者たちを描く 高橋弘希著『日曜日の人々』

    『日曜日の人々』(高橋弘希/講談社) 人が「生きたい」と思う理由はひどく些細なもので、ふとした瞬間にそれを見失ってしまうとしても不思議なことではない。年間約3万人…

    文芸・カルチャー

    2017/10/28

  • レビュー

    ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの『忘れられた巨人』が待望の文庫化!

    『忘れられた巨人』(カズオ・イシグロ:著、土屋政雄:訳/早川書房) イギリス人の作家カズオ・イシグロが2017年のノーベル文学賞を受賞した。本人もまったく予想してお…

    文芸・カルチャー

    2017/10/28

  • レビュー

    ベストセラー作家・伊坂幸太郎最新作『ホワイトラビット』の読みどころは?

    『ホワイトラビット』(伊坂幸太郎/新潮社) 読者はベストセラー作家・伊坂幸太郎の作品を読んだことがあるだろうか。ユーモラスで読みやすい文体とテンポの良いストーリ…

    文芸・カルチャー

    2017/10/28

  • ニュース

    SEKAI NO OWARI・藤崎彩織「この本が色んな方の手に渡れば良いなあと願っております」 初小説『ふたご』明日発売!

    「SEKAI NO OWARI」のSaoriこと藤崎彩織による初の小説『ふたご』が、2017年10月28日(土)に発売される。この発売を記念してトーク&サイン会を開催。11月2日(木)に「…

    文芸・カルチャー

    2017/10/27

  • ニュース

    “ラストのどんでん返し”も! 伊坂幸太郎作品のエッセンスが詰まった絵本『クリスマスを探偵と』――挿絵は松本大洋も注目するバンドデシネ作家マヌエーレ・フィオールが担当!

    『クリスマスを探偵と』(文:伊坂幸太郎、絵:マヌエーレ・フィオール/河出書房新社) 伊坂幸太郎が贈る聖夜の奇跡の物語『クリスマスを探偵と』が、2017年10月26日(木…

    文芸・カルチャー

    2017/10/26

  • レビュー

    絶海の孤島で6人死亡しビデオテープだけが残った…最後の一行まで読み飛ばせない 詠坂雄二著『T島事件』

    『T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのか』(詠坂雄二/光文社) 推理小説とは作者と読者の知恵比べだといわれる。解決篇を待たずして真相に辿り着けば、読者は作者…

    文芸・カルチャー

    2017/10/21

  • レビュー

    1582年6月1日。あの日、「本能寺」で一体何が起こったのか――。重く激しい一日を描いた、迫真の時代小説『信長の二十四時間』がついに文庫化

    『信長の二十四時間』(富樫倫太郎/講談社文庫) 「織田信長は家臣の明智光秀に攻められて、本能寺で自害した」……というのは、誰もが知っている歴史の話だ。しかしこの裏…

    文芸・カルチャー

    2017/10/21

  • レビュー

    ラストシーンが強烈!?  発売前から話題の『僕はロボットごしの君に恋をする』【山田悠介氏インタビュー】

    作家・山田悠介氏4年ぶりの書き下ろし長編小説『僕はロボットごしの君に恋をする』(以下『僕ロボ』)が、10月21日の発売前から注目を集めている。 20歳のときに自費出版…

    エンタメ

    2017/10/20

  • インタビュー・対談

    元夫からの僅かな慰謝料とビストロ勤務の収入で細々と暮らす女――あの直木賞作家が覚悟した「一度しか書けない話」とは?

    書けても恥、書けなくても恥――。作家デビュー10周年を迎えるにあたり、桜木さんが選んだのは「作家へと化けてゆく女性」が主人公の物語。一人の強烈な女性編集者との出会…

    小説・エッセイ

    2017/10/12

  • レビュー

    母が死んで、父は料理を始めた――とある雪国で日々巻き起こる、様々な家族のカタチ

    『みさと町立図書館分館』(髙森美由紀/産業編集センター) 田舎の図書館(分館)に勤務する契約職員の山本遥(やまもと・はるか)。33歳独身(ちょっとぽっちゃり)。実…

    小説・エッセイ

    2017/10/12

  • インタビュー・対談

    「大事な人を抱えて生き抜く強さがほしい」女性たちの成長と自立の物語『地の星 なでし子物語』

    南アルプスの山並みのなかに、清らかな水と豊かな森に囲まれた峰生という集落がある。そこで江戸時代から栄えた名家・遠藤一族。本家の豪壮な邸宅・常夏荘は一族の繁栄の…

    小説・エッセイ

    2017/10/12

  • インタビュー・対談

    話題の恋愛×ミステリー『崩れる脳を抱きしめて』 知念実希人×げみトーク&サイン会

    『崩れる脳を抱きしめて』(知念実希人/実業之日本社) 『仮面病棟』で知られるミステリー界の俊英、知念実希人さんの新作『崩れる脳を抱きしめて』(知念実希人/実業之日…

    小説・エッセイ

    2017/10/10

  • レビュー

    落語に隠された彼女の「嘘」とは? 嫌とは言えない男子高生に訪れた、運命の出会い『君の嘘と、やさしい死神』

    『君の嘘と、やさしい死神』(青谷真未/ポプラ社) いやなことは、はっきり嫌だと言う。自分自身を損ねてまで、他人とかかわりあう必要はない。そんな当たり前のことを、…

    小説・エッセイ

    2017/10/10

  • レビュー

    東野圭吾の出世作! 見た目は娘、中身は妻!?「秘密」を抱えた夫婦の切なすぎる“すれ違い”ストーリー

    『秘密』(東野圭吾/文藝春秋) 男女のすれ違いを描いたラブストーリーは数え切れないほどあるが、こんなにも切ないすれ違いの物語は他にあるのだろうか。『秘密』(文藝…

    小説・エッセイ

    2017/10/9

  • レビュー

    西加奈子の出世作『さくら』――兄の事故、家庭崩壊…神様からの「打てないボール」に苦しめられた家族の、再生の奇跡

    『さくら』(西加奈子/小学館) 西加奈子さんを一躍有名にした出世作『さくら』(西加奈子/小学館)。壊れた家族と愛犬「サクラ」の物語は、今もなお、読み継がれている感…

    小説・エッセイ

    2017/10/9

  • インタビュー・対談

    幻の焼物「曜変天目」を再現した陶芸家が殺された!? 藝大出身・美人作家一色さゆり第2作

    『嘘をつく器 死の曜変天目』(一色さゆり/宝島社) 2016年に『神の値段』で宝島社『このミステリーがすごい!』大賞大賞を受賞してデビューした一色さゆりさん。東京藝術…

    文芸・カルチャー

    2017/10/6