『キッズファイヤー・ドットコム』(講談社) 哺乳瓶から白い液体を必死に嚥下しつづける生あたたかい小さな存在が、だんだんと人間とは思えなくなっていく。三時間ごとに…
文芸・カルチャー
2017/7/27
〈春は化け物。二年生になった初日の朝、水無月中学の生徒たちは、こぞってこの化け物にやられていた〉。第6回ポプラ社小説新人賞の選考会をにぎわせた、この書き出しから…
文芸・カルチャー
2017/7/25
『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』(松岡圭祐/講談社) 2010年以降、BBC放映のドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』をきっかけに、全世界で巻き起こったシャーロック・…
文芸・カルチャー
2017/7/22
先日まで、推理しない探偵がテレビドラマを賑わせていたが、探偵=事件を解決するものというのは万人共通の見解だろう。ところがここに、またニュータイプの探偵が登場し…
文芸・カルチャー
2017/7/21
『水鏡推理6 クロノスタシス』(松岡圭祐/講談社) 加計学園問題、森友学園問題など、なにかと話題の絶えない文部科学省。一体何が真実なのか、誰が本当のことを言ってい…
文芸・カルチャー
2017/7/19
『dele ディーリー』(本多孝好/KADOKAWA) 作家・本多孝好の手がけた「生と死」「記憶と記録」をめぐる連作ミステリー『dele ディーリー』が2017年6月29日(木)に発売さ…
文芸・カルチャー
2017/7/17
(C)Yusaku Furuya/Bunkyosha (C)2017 NAMCO All rights reserved. 話題の『うんこ漢字ドリル』初の大型イベントが、東京・池袋の「ナンジャタウン」で2017年7月20日(…
エンタメ
2017/7/15
『Next creator book文芸翻訳入門―言葉を紡ぎ直す人たち、世界を紡ぎ直す言葉たち』(藤井光:編/フィルムアート社) 昔から英語や外国語はからっきしだが、私は海外文学…
文芸・カルチャー
2017/7/13
スマートフォンやパソコンには、持ち主のプライバシーが詰まっている。恥ずかしい画像や文書、SNSの裏アカウント、メールの履歴。もしあなたが死んだら、秘密のデータが遺…
新刊著者インタビュー
2017/7/11
『わたしからわらうよ』(押切もえ/ロクリン社) 人気モデル・押切もえが自身初となる児童読み物を手がけた『わたしからわらうよ』が、2017年7月4日(火)に発売された。 …
文芸・カルチャー
2017/7/11
■原作の“外側”も描き出す舞台版『スロウハイツの神様』 辻村深月(以下、辻村)『スロウハイツの神様』の脚本も、成井さんからは事前に「環と公輝の物語に絞っていいです…
文芸・カルチャー
2017/7/10
演劇集団「キャラメルボックス」と、作家・辻村深月のコラボレーションがこの夏、実現する。小説『スロウハイツの神様』が、脚本・演出家の成井豊の手により舞台化され7月…
文芸・カルチャー
2017/7/10
『筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。鎌倉の花は、秘密を抱く』(谷春慶/宝島社) 人間嫌いの毒舌美青年・東雲清一郎(しののめ・せいいちろう)が「文字」から様…
文芸・カルチャー
2017/7/10
電撃文庫が真・エンタテイメントノベルとして打ち出す『86―エイティシックス―』。 第23回電撃小説大賞≪大賞≫を受賞し、その魅力的なキャラクター、重厚な世界観や設定の数…
文芸・カルチャー
2017/7/8
2016年に出産した山崎ナオコーラさん。出産・育児の第一歩は“母親としてのあるべき理想像”からの脱却だった。母らしさ、女らしさにとらわれる女性のみならず、男性さえも…
ピックアップ
2017/7/7
『まるまるの毬』(西條奈加/講談社) 「一気読み」は、面白い小説の代名詞みたいなもので、書店にはそれがうたい文句の物語が増えている。だが、「じっくり読みたい」と…
文芸・カルチャー
2017/7/7
『名称未設定ファイル』(品田遊/キノブックス) Twitterのフォロワーが7万人を超える品田遊の2年ぶりの新作『名称未設定ファイル』が、2017年6月30日(金)に発売された…
エンタメ
2017/7/6
『サイレント(上・下)』(カリン・スローター:著、田辺千幸:訳/ハーパーBOOKS) 真冬のような11月の早朝、凍える冷たさの湖の底で女子大生アリソンが遺体となって発見…
文芸・カルチャー
2017/7/6
『二千七百の夏と冬』(双葉文庫) 北関東のダム建設予定地で、縄文人の古人骨が発見された。推定される年齢は10代半ば、性別は男性。新聞記者の佐藤香椰は、この発見を連…
文芸・カルチャー
2017/7/6
『クマのプー』(A. A.ミルン、森絵都:訳、村上勉:絵/KADOKAWA) 百エーカーの森に住む愛らしいテディベアと動物たちの日常の冒険を描き出した物語『クマのプー』。ディ…
エンタメ
2017/7/4
産業編集センターが開催する第5回「暮らしの小説大賞」の一般公募が、2017年6月23日(金)から開始された。 2013年に設立された「暮らしの小説大賞」のコンセプトは、「生…
文芸・カルチャー
2017/6/23
夏恒例の角川文庫フェアが今年も開催!KADOKAWAの電子書籍では、毎年恒例の角川文庫の電子版フェア、「電子版カドフェス2017」が6月16日(金)より9月7日(木)まで12週にわ…
文芸・カルチャー
2017/6/23
50台以上の愛車遍歴を誇り、車に関する書籍も多数出しているテリー伊藤。車への造詣が深く、最新刊『犬の報酬』(中央公論新社)では“自動運転”をモチーフにした作家の堂…
文芸・カルチャー
2017/6/20
『『アカシックリコード (Novel 0)』(水野良/KADOKWA) 物語を書く人にとって、生み出したキャラクターや世界は自分の一部であり、宝だ。「愛する自分のキャラクターが目…
文芸・カルチャー
2017/6/20
2017年5月29日(月)に発売された古川日出男の新作書きおろし小説『平家物語 犬王の巻』の刊行を記念して、「古川日出男×町田康 朗読&トークライブ」が2017年7月4日(火…
文芸・カルチャー
2017/6/19
『政と源』(三浦しをん/集英社) 6月22日、三浦しをんの小説『政と源』(集英社)が文庫化される。『まほろ駅前多田便利軒』『舟を編む』『神去なあなあ日常』などのヒッ…
文芸・カルチャー
2017/6/19
『ぐるりと』(島崎町/ロクリン社) 前代未聞! ひっくり返して読む大回転ノベル『ぐるりと』が2017年5月30日(火)に発売された。 同書は、シナリオライター・島崎町が描…
文芸・カルチャー
2017/6/9
『警察(サツ)回りの夏』(堂場瞬一/集英社) 4月30日よりWOWOWで全5回にわたって放映された連続ドラマ『社長室の冬、巨大新聞社を獲る男』。原作になっているのは、堂場…
文芸・カルチャー
2017/6/8
『神様の願いごと』(沖田円/スターツ出版) 夢を描くことは、特出した才能を持つ人間だけに与えられた特権ではない。目をみはるような能力があろうとなかろうと、夢は本…
文芸・カルチャー
2017/6/6
カンヴァスを床に置き、俯瞰しながら絵具を絵筆からしたたらせる。縦横無尽に色彩をまき散らし、動きの軌跡をそのまま絵にとどめる──。ジャクソン・ポロックは、そんな「…
新刊著者インタビュー
2017/6/6
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金色のガッシュ!! 2【単話版】 Page 30