『PRIZE―プライズ―』(村山由佳/文藝春秋) とんでもない小説を読んでしまった、と誰もが思うのではないだろうか。本屋大賞を受賞し、作品のおもしろさのみならず、いつ何…
文芸・カルチャー
PR 2025/1/10
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年9月号からの転載です。 大沢在昌のデビュー作、私立探偵・佐久間公シリーズの初期4作が双葉文庫から刊行されることになった。第1回…
文芸・カルチャー
2024/8/9
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年9月号からの転載です。 直木賞受賞作『極楽征夷大将軍』では、室町幕府の初代将軍・足利尊氏はなぜ天下を取れたのか……という日本史…
文芸・カルチャー
2024/8/8
『ともぐい』(新潮社) “少しだけ、人の股座の臭いに似ていると思う。命の匂いだ” 読み初めてすぐに現れた言葉で、この小説は傑作だと確信した。 河﨑秋子さんの『ともぐ…
文芸・カルチャー
2024/2/9
『コメンテーター』(奥田英朗/文藝春秋) 2023年5月11日に、奥田英朗氏の最新刊『コメンテーター』(文藝春秋)が刊行された。表紙を見た途端に「みんなーっ!おっまたせー…
文芸・カルチャー
2023/5/11
『文豪、社長になる』(門井慶喜/文藝春秋) 1923(大正12)年1月に創刊され、小説や評論、手記、インタビュー、ルポルタージュ、社会批評、そして世紀のスクープから軽妙…
文芸・カルチャー
2023/3/24
2023年1月19日、第168回芥川賞と直木賞の受賞作が決定する。直木賞では雫井脩介氏・凪良ゆう氏の2人が初のノミネートとなったが、一体今回はどの作家のどんな作品がこの…
文芸・カルチャー
2023/1/19
『しろがねの葉』(千早茜/新潮社) 深い悲しみに身を置きながら、生き長らえようとすることは容易ではない。人生とは難儀なもので、何かの拍子に、生きるのも地獄、死ぬ…
文芸・カルチャー
2023/1/14
『はじめての』(水鈴社) 小説『はじめての』という画期的な試みは、2020年に新たな出版社・水鈴社を立ち上げた篠原一朗氏と、YOASOBIの生みの親とも言えるソニーミュー…
文芸・カルチャー
2022/10/2
島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都という直木賞受賞作家4名による小説集『はじめての』(水鈴社)。この4人の作家による4つの小説を題材に、4曲の新曲を書き下ろす…
文芸・カルチャー
2022/10/1
『黒牢城』(米澤穂信/KADOKAWA) 歴史小説にミステリーを掛け合わせた米澤穂信氏の新境地に、今、多くの人が圧倒されている。4大ミステリーランキングを完全制覇し、第16…
文芸・カルチャー
2022/2/9
第165回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は7月14日(水)、都内で開催され、「芥川龍之介賞」は石沢麻依『貝に続く場所にて』、李琴峰『彼岸花…
文芸・カルチャー
2021/7/14
『芥川賞ぜんぶ読む』(菊池良/宝島社) 『芥川賞の偏差値』(小谷野敦/二見書房) 今年も上半期の芥川賞・直木賞の受賞作発表の時期が近づいてきた。とはいえ、この2つの…
文芸・カルチャー
2021/7/14
『八月の銀の雪』(伊与原新/新潮社) 人生とは、こんなにもままならないものなのか。年を重ねるごとにそんな思いが募っていく。周りの人はどうしてみんな幸せそうなのだ…
文芸・カルチャー
2021/2/6
第164回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は1月20日(水)、東京・築地の新喜楽で開かれ、「芥川龍之介賞」は宇佐見りんの『推し、燃ゆ』に、「…
文芸・カルチャー
2021/1/20
日本文学振興会が主催する「第164回芥川賞・直木賞」のノミネート作品が、2020年12月18日(火)に発表された。それぞれの候補作を一挙紹介。「どんな作品があるのか気にな…
文芸・カルチャー
2020/12/18
『ホテルローヤル』(桜木紫乃/集英社文庫) 大人になって、驚いたことがいくつかある。子どものころ憧れた自由は、輝かしいだけのものではなかった。恋愛だって、楽しい…
文芸・カルチャー
2020/10/14
本日発売の「文庫本」の内容をいち早く紹介! サイズが小さいので移動などの持ち運びにも便利で、値段も手ごろに入手できるのが文庫本の魅力。読み逃していた“人気作品”を…
文芸・カルチャー
2020/9/2
第163回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は7月15日(水)、東京・築地の新喜楽で開かれ、「芥川龍之介賞」は高山羽根子の『首里の馬』と遠野遥…
文芸・カルチャー
2020/7/15
日本文学振興会が主催する「第163回芥川賞・直木賞」のノミネート作品が、2020年6月16日(火)に発表された。この記事ではそれぞれの候補作について、読者からの反響を交…
文芸・カルチャー
2020/6/18
『火定』(澤田瞳子/PHP研究所) こんなにも“今”と重なる小説があるだろうか。2017年下半期の直木賞候補作となった『火定』(澤田瞳子/PHP研究所)の舞台は、奈良時代。民…
文芸・カルチャー
2020/4/16
本日発売の「文庫本」の内容をいち早く紹介! サイズが小さいので移動などの持ち運びにも便利で、値段も手ごろに入手できるのが文庫本の魅力。読み逃していた“人気作品”を…
文芸・カルチャー
2020/4/15
『熱源』(川越宗一/文藝春秋) 極寒の地を舞台にした熱い小説が話題となっている。『熱源』(川越宗一/文藝春秋)は、著者の書き下ろし長編の2作目にして第162回直木賞を…
文芸・カルチャー
2020/4/6
第162回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は1月15日(水)、東京・築地の新喜楽で開かれ、「芥川龍之介賞」は古川真人の『背高泡立草(せいたか…
文芸・カルチャー
2020/1/15
『渦妹背山婦女庭訓魂結び』(大島真寿美/文藝春秋) 人形浄瑠璃の作家・近松半二の生涯を描いた、直木賞受賞作『渦妹背山婦女庭訓魂結び』(大島真寿美/文藝春秋)。浄瑠…
文芸・カルチャー
2019/8/10
『むらさきのスカートの女』(今村夏子/朝日新聞出版) 学生時代、最寄り駅のホームにはいつも、伝線した白タイツを穿いている女性がいた。卒業して数年が経ち、久しぶり…
文芸・カルチャー
2019/7/28
第161回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は7月17日(水)、東京・築地の新喜楽で開かれ、「芥川龍之介賞」は今村夏子の『むらさきのスカートの…
文芸・カルチャー
2019/7/17
編集I のっけから私事で恐縮なのですが、何を隠そうわたくし辻村さんの大ファンなんです! 中学校の図書館で辻村作品と出会い、高校時代はなけなしの貯金をはたいて文庫本…
特集番外編2
2019/3/7
第160回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は1月16日(水)、東京・築地の新喜楽で開かれ、「芥川賞」は上田岳弘の『ニムロッド』と町屋良平の『1…
文芸・カルチャー
2019/1/16
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「面白くなるのなら、手を加えてもらって構わない」芳根京子主演ドラマ『波うららかに、めおと日和』原作者が語る実写化への想い【原作者・西香はちインタビュー 後編】
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芳根京子と本田響矢が新婚夫婦に。ドラマ『波うららかに、めおと日和』衝撃の「写真」との結婚式はこうして生まれた【原作者・西香はちインタビュー 前編】
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