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82件

注目の新刊(2015年2月)

本誌『ダ・ヴィンチ』2月号では、映画『海月姫』の公開を記念して原作者の東村アキコさんとの対談を行っている篠原ともえさん。そんな彼女の新刊『宙(そら)ガール☆篠原ともえの「星の教科書」』が刊行された。天文宇宙検定3級・星空博士や星空準案内人などの検定にも合格するなどその知識は折り紙つき。解説の他にも写真、イラストも篠原さんが手がけている。女優、歌手、衣装デザイナーなどで活躍する篠原さんの新たな一面を垣間見ることができる1冊。

地図とスイッチ

昭和47年9月8日。同じ日、同じ病院で生まれたふたり、「ぼく」蒲生栄人と「おれ」仁村拓郎。進学、就職、結婚、離婚……。毎日、無数にあるスイッチの中からその都度選択を繰り返したふたりは、どんな人生の「地図」を描いたのか。40年の「ぼく」と「おれ」の物語。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

陰陽師 螢火ノ巻

稀代の陰陽師・安倍晴明と心優しき笛の名手・源博雅が活躍する、おなじみの時代小説シリーズ第14巻。今巻の特徴は「山神の贄」「筏往生」「産養の磐」など、晴明の好敵手にして酒をこよなく愛する法師陰陽師・蘆屋道満の旅先での活躍がみられる作品も多い点だ。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

インデックス

池袋署強行犯捜査係担当係長・姫川玲子。詐欺、売春、刺殺事件。所轄に異動し、続発する事件と、終わることのない捜査が続く日々の中、玲子は、捜査一課へ復帰のチャンスをつかむ。だが、気になるのはあの頃の仲間たち……。2年ぶりのシリーズ最新刊は、8編の短編集。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

アニー

初演から40年近く、リメイク版映画も公開されるブロードウェイミュージカル『アニー』。本書はその脚本家が自ら小説化したもので、舞台や映画では語られなかったエピソードも含まれている。孤児院に暮らすアニーの両親を探す旅は、本で読むとまた別の味わいがある。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

デビルズ・ピーク

「ドイツ・ミステリ大賞」など、華麗な受賞歴を誇る南ア出身の作者。ひとりの男が息子を殺され、刑事は連続殺人の捜査に当たる。刑事と殺人者、娼婦……それぞれの人生模様が複雑に絡み合い、壮大なミステリーの構図を浮かび上がらせる。圧巻の警察小説だ。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

ハガキ職人タカギ!

広島県の高2・高木正広は、学校では最下位層に属するオタクながら深夜のラジオではちょっと名が知れた常連投稿者(ハガキ職人)だった。ハガキ職人同士の交流から、リアルな学校生活にも変化が生じ……。第15回小学館文庫小説賞を受賞した、明るくポップな青春小説。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて

失職した橘良太は、溝ノ口で「なんでも屋」稼業に転身。ある日、依頼人の指示で有名画家の家に行き、殺人事件に巻き込まれてしまう。そんな中、名探偵一家・綾羅木家を訪れると、10歳の生意気な探偵少女がいて、二人で事件解決にあたるのだが……。

ニルヤの島

第2回「ハヤカワSFコンテスト」大賞受賞のSF長編小説。死後の世界がないことが証明された時代。ミクロネシアを訪れた文化人類学者ノヴァクは、死出の舟を造り続ける日系の老人と出会う。民俗学を学ぶ大学院生である著者が、その知識を活かした文化人類学SFだ。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

シェイクスピア名作劇場4 マクベス

  • 著者名 : ウィリアム・シェイクスピア/原作 斉藤 洋/文 佐竹美保/絵
  • 発売元 : あすなろ書房
  • 価格 : 1,404円
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シェイクスピア生誕450年を記念して誕生した新シリーズの第4弾。シェイクスピア四大悲劇の中でも、最高傑作と評価も高い『マクベス』。不気味な魔女の予言に翻弄され、狂気の世界に堕ちていく男の恐ろしくも哀しい物語は、シェイクスピア入門編としても最適だ。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

舎人の部屋

電気機器メーカーに契約社員として勤務する一方で、マゾヒストとしての愛欲生活に耽り続ける男・舎人憲夫。小説家志望の自称モデル・宮島弥生を描いた『浄夜』の登場人物・舎人のマゾヒスト的独白を、虚実入り乱れた叙述によって描いた衝撃作。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

店長がいっぱい

他人丼をメインメニューとする外食チェーン「友々家」。30年で120店舗を超えるまでに成長した大手だが、それぞれの店には各々の事情を抱えた店長がおり……。東京、北海道、海外など、さまざまな店長の切なくも温かい物語を7編紡ぎ合わせた連作短編集。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

K体掌説

「K体掌説」とは、小噺、簡潔、奇態、つまりKなる体の掌編小説のこと。簡潔に書かれた、ちょっと変わった、ジャンルでいえばショートショートのような物語だ。明快だけど奥が深く、奇妙な味わいを残す、話題の小さな物語たち。是非お楽しみあれ!

決戦!関ヶ原

  • 著者名 : 伊東 潤、吉川永青、天野純希、上田秀人、矢野 隆、冲方 丁、葉室 麟
  • 発売元 : 講談社
  • 価格 : 1,728円
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豪華執筆陣7名による贅沢な競作。各々が徳川家康や石田三成、織田有楽斎、宇喜多秀家、可児才蔵、島津義弘、小早川秀秋を描き、「関ヶ原」という史上最大の決戦を辿る。乱世を終わらせる運命を背負ったのは誰だったのか。魅惑の長編に酔いしれたい。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

化石少女

名家の子女が通う京都の私立ペルム学園で、次々に起きる殺人事件。古生物部の美形部長にして奇人として知られる神舞まりあは、幼なじみで唯一の部員・桑島彰に奇想天外な推理を披露するのだが……。本格ミステリー界の鬼才が、キャラ感豊かに描いた学園ミステリー。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

ご恩、お売りします。 恩屋のつれづれ商売日誌

都市伝説としてひそやかに語られる「恩屋」さんは、どんな願いも無償で叶えてくれる存在だ。今日も様々な事情を抱えた人々が、若き恩屋・幸太郎の事務所のドアを叩く……。第1回ラノベ文芸賞審査員特別賞受賞作「恩屋の流儀」を改題した、読ませるオムニバス小説。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

信じる者は、救われず やぶ医師天元世直し帖

「世直し組」の朴念、竜次、練馬の三人は、それぞれに奇妙な出来事に遭遇し、仲間の天元の元に集う。三つの出来事には、奇しくも怪しげな薬や謎の女祈祷師など、共通する危険な匂いが……。庶民を惑わす悪に「世直し組」の鉄槌が振り下ろされる、好評シリーズの第6弾。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

かぜまち美術館の謎便り

香瀬町の「かぜまち美術館」館長に赴任したばかりのイクメンパパと娘のかえで。隣人のカホリはかえでの通う保育園の先生。18年前、カホリの兄で絵描きの卵だったヒカリは亡くなった。カリスマ学芸員のパパは、その死の真相、絵に託した思いを読み解くのだが……。

放課後に死者は戻る

さえない小山のぶおは崖から突き落とされ、目覚めると美形の高校生・高橋真治の体に移り変わっていた。犯人は同級生の誰かに違いないと調べを進めるのぶおのもとに、「真実を知る者」からのメールが届き……。文化祭の夜にすべてが明らかになる、軽快なミステリー。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

TATSUMAKI 特命捜査対策室7係

新人刑事として鬼切壮一郎が配属されたのは、「未解決事件」ばかりを扱う特命捜査対策室。5年前の失踪事件の情報をほのめかす窃盗犯のタレコミがあり、傍若無人な女性刑事を中心として、過去の事件を洗い直すが……。乱歩賞作家が放つ本格警察ミステリー。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

ブルース

没落した社長夫人が新聞の社告の欄に見た訃報、それはかつて焦がれた六本指の少年のものだった。深い霧たちこめる北の街の「崖の下」で生まれた男が、自らの過剰を切り落とし、釧路の夜の支配者へのしあがる。謎めく「彼」をめぐる8人の女たちの物語。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

彫千代 Emperor of the Tattoo

明治の横浜に、その腕の確かさで欧米諸国に広く知られた伝説の彫り師がいた。実在の刺青師・彫千代の生涯を、本人や弟子の清吉の視点などを交えて描いた長編小説。著者初の歴史小説ながらも、当時の町の空気や人々の情感、彫り師の色気がびしびしと伝わってくる。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

花野に眠る 秋葉図書館の四季

図書館ミステリー『れんげ野原のまんなかで』続編。文子は、れんげ野原のまんなかにある秋庭市立秋葉図書館で働く新人司書だ。ある時、地元の名家・秋葉家の裏山から白骨死体が出現し、のどかな街の過去が明らかにされてゆく。誰が、何故埋められたのか?

偉大な罪人の生涯 続カラマーゾフの兄弟

その序文で続編を予告されながら、著者の死によって叶わなかったドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』。事件の13年後から始まるこの物語は、彼の死後に起きたさまざまな歴史を踏まえ、原典に依拠しながら原典を超える、「小説によるドストエフスキー論」。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

クトゥルフ少女戦隊 第二部

究極少女、限界少女、例外少女、そして実存少女。人類を守るため「進化コロシアム」で戦う、人間未満人間以上の4人のクトゥルフ少女たち。絶大な人気を誇るクトゥルフ神話の世界観と本格SFが奇跡のコラボを遂げた、戦闘美少女アクション小説。待望の第2弾!

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

あの子が欲しい

新進IT企業「クレイズ・ドットコム」の来年度採用プロジェクト・リーダーに抜擢された志帆子。優秀な学生を獲得するため、ネット戦略を練り、裏工作や心理戦を駆使して成果を上げていく。採用者の視点から就活戦線をリアルに描いた、新しい就職小説。1月14日発売予定。

悪い恋人

自宅裏の森を伐採する宅地造成工事。その開発業者として現れたのは、沙知の中学時代の同級生だった。抗うこともないまま彼と肉体関係を持ってしまった沙知と、告知を機に変わってゆく家族――。日常にひそむ正常と異常の空隙、そこから現れる光景をとらえた傑作長編。

拝啓 彼方からあなたへ

親友の響子に「自分が死んだらこの手紙を投函してほしい」と託された詩穂。響子の死を知った詩穂は手紙を開封し、響子の過去にまつわる事件に巻き込まれてゆく……。「異人館画廊」「思い出のとき修理します」などのシリーズが人気のベストセラー作家、初の単行本作品。

月光のスティグマ

この傷痕にかけて俺が一生護る――。月夜に誓った幼なじみは、時を経て謎多き美女へと羽化していた。再会したのは愛しき女か、それとも兄を殺した悪魔か。愛欲と疑念に揺れる二人は、やがて試練の時を迎える。震災孤児の命運を描いた著者初の恋愛サスペンス!

乙霧村の七人

かつて凄惨な殺人事件が起きた乙霧村。22年後、事件を題材に『乙霧村の惨劇』という作品を書いた作家と、彼が顧問を務める文学サークルのメンバー6人が村を訪れた。事件当時と同じ豪雨の中、彼らは斧を持った男に襲われ……。閉鎖された村での恐怖を描くミステリー。

私はテレビに出たかった

巨大外食チェーンの人事部に勤める倉本恭一は、本人役で会社のCMに出ることに。しかし、収録当日まさかの遅刻。「テレビに出たかった」気持ちが爆発した恭一のとった行動とは。普通に生きてきたサラリーマンの人生の歯車が狂い出す。著者10年のぶりの長編小説。

オネスティ

幼馴染のカイとミノリが交わした約束。それは「どんな秘密もつくらない。お互い大好きだけど、恋愛も結婚もしない」。特別な関係を築く二人に、周囲の人間は困惑するが――。『池袋ウエストゲートパーク』の著者が贈る、『娼年』『逝年』に続く危険な純愛小説。

あなたは、誰かの大切な人

メキシコを代表する建築家の邸までやってきたのは、ビジネスパートナーだった彼の「目」になるためだった――。『楽園のカンヴァス』『奇跡の人』などでさまざまな人生の形を描いてきた著者が贈る、小さな幸福論を集めた短編集。あなたもきっと誰かの大切な人になれる。

愛される資格

大手文具メーカーに勤めるサラリーマン・兼吾は、普段から自分に厳しい体育会系上司・下永に不満を持っていた。ある日、酒に酔った下永を送ることになった兼吾は、下永の妻・秀子と出会う。そのとき、兼吾の心に復讐のためのある企みが芽生え……。過激な長編小説。

5人のジュンコ

篠田淳子は中学時代の同級生、佐竹純子が連続不審死事件の容疑者となっていることを知る。彼女は淳子の人生を、そして淳子の家族を崩壊させた張本人だった。親友だった女、被害者の家族、事件を追うジャーナリストのアシスタント。容疑者と同じ名をもつ4人の運命は?

婚活1000本ノック

南綾子、32歳。売れない作家。彼氏ナシ。ヤリ逃げして去ったサイテー男の幽霊を成仏させるため、本気で婚活することに。お料理合コン、お見合いパーティ、婚活サイト……次々に現れるダメ男に爆笑必至! 崖っぷち女の魂の叫びが心を震わす、ガチンコ婚活小説。

何が困るかって

嫉妬から始まる「いじわるゲーム」の行方。居住者の日常を見守るけなげな「洗面台」の独白。「鍵のかからない部屋」から出たくてたまらない私の物語――などなど。『青空の卵』『短劇』で人気を博す稀代のストーリーテラーが贈る、ふしぎな18の物語。

いちばん近くて遠い

女にはもう一つの顔がある――。3組の男女の揺れる恋心を繊細な筆致で描き、女のさがを浮き彫りにしていくミステリアスな恋愛小説。『エンキョリレンアイ』『誰もいない』『アップルソング』などの作品で人気を博してきた著者による、男女のめくるめく恋愛模様。

目玉焼きの丸かじり

アボカドの方向性について悩んだり、やきそば牛丼にチャレンジしたり、冷やし中華のスープをゴクゴク飲んでみたり。食べ物を通して日本の世相を切り取ってきた「丸かじり」シリーズの37弾。今回もユーモラスで鋭いショージくんの視点を堪能できる。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

Ai 愛なんて 大っ嫌い

貧しく、愛に飢えていた幼少期、長身ゆえにいじめられた思春期を経て、すさんだ反抗期のなかで見つけたモデルへの道。怒りだけをバネにのし上がっていったトップモデル・冨永愛が、衣装を脱ぎ、メイクを脱いで初めて語る、不安と孤独の中で居場所を求め続けた半生。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

村岡花子エッセイ 美しく生きるために

連続ドラマ『花子とアン』の主人公・村岡花子は、「赤毛のアン」シリーズの翻訳者として有名。本書は、当時の人気少女雑誌『ひまわり』や『それいゆ』で少女や女性向けに、読書や友情など美しい生き方について発信した随筆を集めたもの。気高い生き方指南書だ。

ラスト・ワン

スポーツノンフィクションの第一人者が義足のアスリート中西麻耶に密着取材した挫折と再生のヒューマンドラマ。事故からわずか2年でのパラリンピック出場と入賞。活動資金難からセミヌードカレンダーを製作した彼女は世間からの手酷いバッシングに晒されるが……。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

新しい音楽とことば 13人の音楽家が語る作詞術と歌詞論

「J-POPの歌詞が劣化した」と嘆かれる昨今、音楽のプロフェッショナル13名のロング・インタヴューを敢行したのが本書だ。石野卓球や菊地成孔、じんや高城晶平らが熱く語る。社会の変容とともに変わっていく歌詞のリアリティ。そんな考察が興味深い。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

マイ・リトル・世田谷

人生における圧倒的な時間を、世田谷ですごした著者。なんでもないような日常の風景であったり、小学校や中学校の思い出であったり、家族のきずなであったり。素直な言葉で切り取られた46通りの風景は世田谷のものだけとは限らないが、なんだか温かくほっとする。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

おやつのない人生なんて

真夜中に食べるとさらに美味しいチョコレートケーキ、幅広い年齢層に愛されるいちごショート、飛騨で出会った山ぶどうジュース。「おやつのない人生なんてさみしい」という著者が、愛してやまないおやつの数々を写真とともに紹介したエッセイ集。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

社会不満足 乙武洋匡 対談

『五体不満足』から16年。ライターや教育の現場に関わりながら、社会問題と向き合ってきた著者が各分野の著名人8人と教育、子育て、ネット社会などについて対談したもの。『R25』『Web R25』連載「乙武洋匡の自問多答」を大幅加筆・再構成したものだ。

気になちょるモノ

豆腐に壇蜜、撮影現場での空き時間の過ごし方。古田新太と河原雅彦という二人の個性派俳優が世の中の「気になちょるモノ」について、ユニークな持論を展開している爆笑&発見のエッセイ集。『週刊朝日』誌上での人気リレー連載が待望の単行本化。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

細野晴臣 とまっていた時計がまたうごきはじめた

『分福茶釜』以来、5年ぶりに始まった「ご隠居」と「熊さん」の対談は、音楽の話から、お笑い、隕石、演歌、原発、敬愛する友の死などを巡り、また音楽の話へと戻ってくる。震災以降のもやもやを喫茶店でつれづれに語り明かした、3年にわたる雑談ドキュメント。bishimori

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

ウィ・キャン・スピーク福岡ことば 博多弁・北九弁・筑後弁の世界

宮崎県民の著者が大学生活6年間を費やした「博多」のことばを、地域活性化の観点から解説した書。歴史や地域性のみならず、実際に使われたエピソード、LINEやTwitterですぐに博多人ぶれる言葉遣いや若者の方言傾向まで網羅。博多を少し身近に感じられるようになる。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

つながった世界 僕のじゃがたら物語

  • 著者名 : OTO、こだまたけひろ
  • 発売元 : Pヴァイン/発行 日販アイ・ピー・エス/発売
  • 価格 : 2,376円
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伝説のバンド「じゃがたら」でギターを弾いていたOTOは、現在は熊本県で農作業中心の生活を送っている。幼少期の思い出、多くのミュージシャンとの交流、東日本大震災への思いと熊本での暮らし。自然と音楽への愛が伝わってくる、ロックファン必読の半生記。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

わたしの中の自然に目覚めて生きるのです あたらしい暮らしのちいさな魔法

「自然の法則」に気づいてからは、毎日が楽しくて仕方ないという著者。そのヒントは、自然とつながるということ。こころ、からだ、うつくしさ、友だちや恋人、暮らし。迷った時は自然の力に任せるという彼女のシンプルな言葉に、生きる力が湧いてくるような一冊。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

忙中閑語

著者の目の前で赤ん坊がとった行動、故・井上ひさしの思い出、スイスのレストランで出会ったウェイターのこと。抱腹絶倒から悲憤慷慨まで、著者の経験と知恵、人生観がじんわり伝わってくる短めのエッセイ285本+α。数学にまつわる話題も興味深い。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

人生に迷ったら知覧に行け 流されずに生きる勇気と覚悟

行商からスタートし、日商25万円のたこ焼き屋としてメディアにも数多く取り上げられた著者。本書は今や数多くのセミナーを開催するニューリーダーが、かつて鹿児島県・知覧から飛び立った特攻隊員たちの姿に思いをはせ、流されずに生きる勇気と覚悟を説く一冊である。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

ほんとうに70代は面白い

聡明な女は素敵に老いる! 海外生活、結婚、離婚、文筆の仕事。自分らしく生きるというスタイルを貫き、多くの女性に影響と刺激を与えてきた桐島洋子。今、70代を生きる著者は、何を目指すのか? 「森羅塾」を開き、暮らしと人間関係、人生を活性化する!

洋子さんの本棚

人生50年。少女時代の思い出から、これまで踏みしめてきた女の踊り場、抱腹絶倒の人生の極意まで――。ともに読書家として知られる作家・小川洋子とエッセイスト平松洋子。ほぼ同世代である二人の「洋子」が、本と人生を名著とともに語り尽くす実践的対話集。

和歌のルール

初めて和歌にふれる人にむけて、高校の教科書にも載るような有名作を中心に「枕詞」「序詞」など10のルールをやさしく説明した一冊。わかりやすくて、かつ本格的な和歌のガイドブックである。あらためて和歌の世界を学び、楽しみたいという人々にもおすすめだ。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 工藤渉

大人の肉ドリル 家で「肉食」を極める! 肉バカ秘蔵レシピ

「うまい肉が食べたい!」この欲求を満たすため、「家の肉をおいしくする」と思われる論文や文献をひもとき、家庭の台所でも応用できそうな手法を徹底検証。「調理の科学」に基づいて、普遍的に使える要素を抽出してまとめた、肉バカおすすめの35の究極の肉レシピ集。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

前菜食堂

主菜や副菜、そしておつまみにもなる惣菜105のレシピを美しい写真付きで紹介。渡仏し、パリ有数のホテルで学んだだけあり、いずれも野菜たっぷりの本格料理だが、誰でも真似できそうなのが嬉しい。肉、魚、野菜、豆、パスタなど、多彩な素材も食欲をそそる。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 田島薫

次の本へ

『深夜特急』から『わしらは怪しい探険隊』へ、『風の歌を聴け』から『猫のゆりかご』へ。作家や学者、企業家や会計士など84人が、いかにして「次の一冊」と巡り合ってきたのかを綴った読書入門。ふと手に取った本が新たな一冊へとつながる楽しさにあふれている。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 土田美樹

京都で日本美術をみる【京都国立博物館】

「千年の古都」で観るべきものは、神社仏閣、名所、旧跡など多々あり、あちこちに日本美術に繋がる入口が開いている。中でも京都国立博物館は京都中の国宝級美術品の宝庫だ。日本の伝統美、美しい美術品の数々をトリビアな雑学を交えてわかりやすく解説してくれる本。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 桑島まさき

赤坂「まめ多」女将のおつまみレシピ 春夏秋冬

赤坂の知る人ぞ知る割烹料理店の女将による、初心者にも簡単ですぐに作れて思わず酒が進むおつまみレシピ本。季節の野菜や魚介をふんだんに取り入れたつまみの数々がカラー写真とともに紹介される。眺めるだけで楽しいが、実際にキッチンに立ってもみたくなるはず。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 工藤渉

いちばんやさしい 基本の鍋レシピ

簡単なのにおもてなしにもなる、便利な「鍋」料理。超定番の水炊き、しゃぶしゃぶ、すき焼きから、トマト鍋や豆乳鍋などのアレンジまで、44種の鍋料理をバリエーション豊かな味別に紹介。出汁の取り方や具材の合わせ方、シメの楽しみ方もわかる、初心者向けレシピ集。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

化物で楽しむ江戸狂歌~『狂歌百鬼夜狂』をよむ~

天明5年(1785年)、写楽のプロデューサーとして名高い版元・蔦屋重三郎が企画した狂歌会をもとに刊行された『狂歌百鬼夜狂』。その各歌の原文と現代語訳、語釈、そして140点あまりの化け物の挿絵を収録し、江戸の絢爛たる狂歌の世界が楽しめる一冊。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 田島薫

どならない子育て それでもやっぱり どなっちゃいそうなとき編

茅ヶ崎市役所で子育て相談などの業務を行う著者による、親支援プログラム「コモンセンス・ペアレンティング(CSP)」の解説書。2013年刊の『どならない子育て はじめてのコモンセンス・ペアレンティング』の実践編で、前作とあわせて読むことが推奨されている。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 土田美樹

行ってはいけない!危険な絶景

立ち入り禁止、アクセス困難、極限の環境。「危険だから行ってはいけない」と言われる場所ほどなぜか行きたくなるもの。しかもその場所が、絶景で神秘的であればあるほど。世界中の高所、異世界、灼熱と極寒、廃墟の絶景を集め、あなたを誘うガイドブックだ。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 桑島まさき

ニッポン弁当

冷たくても美味しく食べられる味の加減、繊細な盛り付けなど、日本的な美徳が詰まっているお弁当。本書はその魅力を、食欲をそそる写真とコラムで紹介したもの。京都の花見弁当、東京の穴子弁当、駅弁、手作りの弁当まで、さまざまなお弁当が大集合。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 朝宮運河

宙ガール☆篠原ともえの「星の教科書」

天文部時代に培った知識を活かし、天文宇宙検定3級・星空博士や星空準案内人(準ソムリエ)に合格した宙ガール・篠原ともえ。本書は彼女が自ら撮影した写真、自筆のイラストなどをふんだんに用いて、星の見つけ方、星座のとっておきの話を披露した宙の入門書。

ホームレス農園 命をつなぐ「農」を作る!若き女性起業家の挑戦

子供の頃から農家や農業に憧れ、ついに夢を叶えた女性起業家のチャレンジの物語。「ホームレスをファーマーに!」を合い言葉に、路上生活者やニートが働ける農園を始める。貧困問題の解決と農業の再生に賭けて走り続ける彼女の、きれいごとなしの奮闘記だ。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 田島薫

左ハンドル国産車が日本を救う 日本経済V字再生のための国富戦略シミュレーションと提言

日本社会では自動車の「左側通行、右ハンドル」というルールが定着している。本書は、国産車の左右ハンドルを自由に選択できるように規制緩和することが日本経済の再生に貢献すると提言、具体的に解説している。国の膨大な債務を解消する鍵は、左ハンドル自動車にあり。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 桑島まさき

友だちの数で寿命はきまる 人との「つながり」が最高の健康法

孤独な人は、死亡率が2倍になる。健康と寿命を決めるのは、運動でも、喫煙でもない。今まで人類が見逃していた、病気を引き起こす大きな“サムシング”こそ、人との「つながり」だった! 予防医学の専門家が教える、科学が証明する「つながり」の驚くべき健康力とは。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

夕張再生市長 課題先進地で見た「人口減少ニッポン」を生き抜くヒント

2011年の市長選当選時に著者が注目を集めたのは、当時国内で最も若い首長であったからだけではなく、全国で唯一の「財政破綻した自治体」だったからだ。コンパクトシティ化と住民参加型のまちづくりを進める市長の姿に、今後の日本の問題を解決するヒントがある。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 工藤渉

ぼくらは働く、未来をつくる。向井理×12人のトップランナー

俳優として活躍することの手ごたえを向井が感じ始めた2013年春から、週刊誌『AERA』で連載を開始したインタビュー企画。サービスや農業、作家、ジュエリー、若者の就労を支援するNPO。各分野で活躍する同世代12人に、彼らの仕事場で話を聞いた記録。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 土田美樹

大前研一 日本の論点2015-16

「啓発された市民」にならなければ、この国は何も変わらない。給与格差、集団的自衛権、少子化問題、エネルギー危機……。各論はさまざまあれど、今の日本の最大の論点は、1000兆円を超える巨大債務をどうするか。現代を代表する論客が、「日本の論点」を整理する。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 石森康子

「本が売れない」というけれど

「活字ばなれ」「読書ばなれ」といわれて久しいが、果たしてそれは事実だろうか。出版界を長年観察し続けてきた著者が、出版不況の実態、アマゾンやブックオフの影響、電子書籍のこれからなどの具体例を通して、「本」と「読者」の未来を考えた一冊。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 朝宮運河

木に持ちあげられた家

  • 著者名 : テッド・クーザー/作 ジョン・クラッセン/絵 柴田元幸/訳
  • 発売元 : スイッチ・パブリッシング
  • 価格 : 2,052円
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植えたての芝生に囲まれた家に住む父と2人の子ども。父は丹念に芝生の手入れをし続けていた。やがて子どもたちは巣立っていき、老いた父も家を売って街に引っ越すのだが……。時間、記憶、自然の不思議さが胸に迫ってくる絵本。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 桑島まさき

ムーミンやしきはひみつのにおい

  • 著者名 : トーベ・ヤンソン/文 ペル・ウーロフ・ヤンソン/写真 渡部 翠/訳
  • 発売元 : 講談社
  • 価格 : 1,944円
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真夜中に、ムーミン屋敷に忍び込んだ黒い小さなかげ。事件のにおいを嗅ぎつけたミイは、ムーミントロールと一緒に屋敷の探索をはじめるが……。キャラクターの人形はもちろん、屋敷の家具までトーヤ・ベンソンが自ら手がけた、最後にして唯一の写真絵本がついに刊行。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 石森康子

クリムのしろいキャンバス

クレヨンで描いた雪の世界に入り込んだ少女クリムが、そこで出会ったクマやウサギなどの動物らにすてきなプレゼントを描く……。出かけて帰ってくる、ただそれだけの物語が愛らしい絵とシンプルな文章で綴られると、読み聞かせにもぴったりの素敵な絵本になる。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 工藤渉

「あ・そ・ぼ」やで!

フランスから転校してきたユキ。なかなかクラスに馴染めない彼女に手をさしのべたのは、震災を経て転校してきたショウだった。元小学校教諭という児童文学作家と、『夕凪の街 桜の国』のマンガ家がコラボし、人が人に優しくできる尊さを温かく伝える絵本だ。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 田島薫

おおかみだって きをつけて

狩りに出かけた、はらペこのおおかみ。だけど、返り討ちにあわないように気をつけて! 子やぎ、こぶた、赤ずきん。森で出会った相手に対し、絵本で先を読んで気をつけるのだが……。繊細な描画とパロディを巧みに取り込んだ展開に、思わずにやりとしてしまう絵本。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 土田美樹

宇野亞喜良クロニクル

繊細かつエロティックな画風で、日本のイラスト界に大きな影響を与えてきた宇野亞喜良。その60年以上に及ぶ膨大な作品から、各時代を象徴するイラストレーション・デザインを厳選した年代記的作品集。作風の変遷とともに、時代の空気が立ち上ってくる。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 朝宮運河

キキ&ララの「幸福論」幸せになるための93ステップ

哲学者アランの『幸福論』をおなじみのキャラクターとともに学べる一冊。目の前の幸福に気づかずに、幸福探しを続けているとしたら……? 自分で「考えて」仕事をすれば「やらされている」なんて思わないし辛くない。落ち込んだ時ページを開くと、きっと励まされるはず。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 桑島まさき

ぼくの好きなコロッケ。

2013年におなじみ『ほぼ日刊イトイ新聞』に掲載した原稿や、ツイートから選び抜いたテキストで構成された一冊。著者自ら撮影し更新している「気まぐれカメら」の写真も取り上げられている。糸井重里ファン、イトイ新聞ファンなら読んでおきたい写文集である。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 工藤渉

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。

日本人のモギサンと、台湾人のリンちゃん。ふたりの出会いはFacebookだった。とにかく日本とモギサンが大好きなリンちゃん。そしてクールなようで実は熱いモギサンの幸せ感が満載。日本と台湾で人気爆発、楽しい写真がいっぱいのノンフィクション・ラブストーリー。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 田島薫

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