「今村彩夏」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】

アニメ

更新日:2015/7/9

今村彩夏

これからの活躍が期待される声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのミニグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第46回となる今回は、TVアニメ『アブソリュート・デュオ』の穂高みやび役などを演じる今村彩夏さんです。

――声優を目指したきっかけは、どんなことでしたか?

今村:学生のころから、漠然と漫画とアニメが好きだったんです。アニメをたくさん観て、声優さんにも詳しくなってきたころに、「声がかわいいね」って褒められることが増えて。それで、演劇部に入ったら演技が好きになって、次は声優になるための学校に入って…。漫画やアニメが好きっていう気持ちを生かして、オタク道をまっすぐに歩んできました(笑)。

――ちなみに、オタクとして漫画やアニメの制作に携わることを考えたことは?

今村:私、絵がヘタなんですよ(笑)! ほんと、絵が書けない(笑)。じつは、私がオタクになったきっかけは、中学校1年生のときに“絵がうまくなりたい”と思って買った漫画なんです。そのとき、たまたま買った『MÄR – Märchen Awakens Romance(のちに『MÄR-メルヘヴン-』としてアニメ化)』っていう少年サンデーで連載されていた漫画の模写をして。そしたら読むほうにすっかりハマッちゃって。同じ作者の安西信行さんの『烈火の炎』とか、最初は少年誌、それから青年誌も読むようになって、絵がきれいな漫画が好きなので女性向けもたくさん読んで。


――今思い出せるタイトルは。

今村:『咲-Saki-』『BLEACH』『銀魂』、あとは『あまつき』とか『隠の王』とか。『戦国BASARA』は声優さんをいちばん意識した作品ですね。今ハマッているのは『ハイキュー』。影山飛雄くんがすっごく好きで(笑)。

――声優としてのデビュー作は『一週間フレンズ』でしたね。

今村:はい。収録現場で、何もわからないから挨拶だけはちゃんとしていました(笑)。マイクの前では、もう記憶にないくらい緊張してましたね。セリフが二言あって、テンポよくしゃべるところだったので、これはミスれない!って(笑)。もしセリフがもっと多かったら、生きて帰ってこれなかったかも(笑)。

――そして、現在放送中のTVアニメ『アブソリュート・デュオ』では、メインキャラの穂高みやび役を演じていますね! この作品の魅力って、どんなところだと思いますか。

今村:1つは、物語として1人1人にスポットがあたるので、それぞれのキャラクターに思い入れができるところだと思います。ヒロイン4人はそれぞれ設定が面白くて、性格が個性的なんです。魂を具現化した《焔牙(ブレイズ)》という武器で戦うんですけど、みんな出てくるものも違って。例外もありますが、武器が魂の象徴になるなんて、夢がありますよね。

2人1組で戦う《絆双刃(デュオ)》で描かれる絆もいいんですよね。それぞれ練習や戦いを重ねるたびに関係性が変わっていくのも、またよくて。私が演じるみやびちゃんの相方は、巴ちゃん(CV:諏訪彩花)っていう強くてしっかりした女の子なんですけど、2人の恋人みたいな絡みが面白くて(笑)。巴ちゃんが男前すぎて、現場でよく、リーリス役の山崎(はるか)さんから「彼氏か!」ってツッコまれます(笑)。巴ちゃんって本当に、みやびちゃんにとってはホッとする存在なんですよね~。


>>みやびちゃん自身はどんなキャラクターですか?