マーティン・スコセッシ最新作『沈黙―サイレンス―』の予告映像に反響続々「予告見ただけで涙が出そうになる…」

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公開日:2017/1/2

 遠藤周作の『沈黙』が、巨匠マーティン・スコセッシによって「沈黙―サイレンス―」のタイトルで映画化され、2017年1月21日(土)に公開される。このほど日本オリジナル予告が解禁されたのだが、「うわぁぁ、この重厚さは凄い!」「劇場で絶対見るべき映画だな」という声が上がっている。


 舞台は、幕府の方針でキリスト教が弾圧されている長崎。布教のために来日しながらも棄教させられたという高名な宣教師フェレイラの行方を追い、弟子のロドリゴたちが日本を訪れる。そこで目にするキリシタン弾圧の壮絶な様子に驚愕しつつ、“隠れキリシタン”と出会うという物語。読者からは「宗教について考えたことなかったけど、ロドリゴの苦悩や葛藤に身悶えした…」「こんなに人の心の深部を描いている作品があったなんて! 傑作と言われるのも納得」といった声が上がり、長きにわたり読書家からの熱い支持を得ている。

 特報映像ではまず「初めて原作を読んだあの日から28年 ずっとこの作品のことを考えてきました」というスコセッシの言葉が。その後、海の中ではりつけにされた日本人信徒の様子や、ロドリゴたちに救いを求める信徒の姿、さらには残虐な拷問シーンが映し出される。信徒が踏み絵を踏む姿を眺めるロドリゴの悲痛な表情は非常に痛ましく、踏み絵を踏んだ信徒の打ちひしがれる姿は見る者の心を締め付けずにおかない。

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 特報を見た人からは「予告見ただけで涙が出そうになる…」「こんな本気の作品、スクリーンで見ないわけにはいかない!」「泥だらけのわらじ履いた足で踏み絵踏んでる姿がツラすぎる… 正直映画見るのこわい… けど見たい!」「キャストの表情でもう圧倒される、スコセッシの熱量が半端ないわ」と絶賛の声が続出。

 ロドリゴを待ち受ける過酷な運命、理不尽な弾圧が圧倒的な映像で描かれている「沈黙―サイレンス―」。アカデミー賞最有力作品と呼び声高い同作を見逃すわけにはいかないだろう。

■映画「沈黙―サイレンス―」
原作:遠藤周作
監督:マーティン・スコセッシ
映画「沈黙―サイレンス―」公式サイト(http://chinmoku.jp/)