あなたには、魔術のチカラを借りてでも叶えたい願いがあるだろうか。

「憧れの人と結ばれたい」「大好きだった相手と復縁したい」「運命の男性を見つけたい」など……。恋愛や人間関係に悩んでいる人も多いはず。

　大人気の恋愛マスター・美湖氏の新刊『禁断の恋魔術 好きな男の心理をブラックパワーで自在に操る』（KADOKAWA）では、人生の望みがズルいくらいに叶っていく「禁断の魔術」が紹介されている。

　本書は、片思いばかりの女性・リコが、著者の伝授する魔術を通じて生まれ変わる“小悪魔”養成ストーリーだ。読者も実践できるよう、魔術のやり方や説明も詳しく載っている。リコとともに「禁断の魔術」を駆使して、ぜひあなたも魅力や魔力を高めていってほしい。

ズルいくらいにうまくいく「禁断の恋魔術」とは？

　そもそも、「禁断の恋魔術」とは何か。それは「心のブラックパワーを高めることで、望みを引き寄せるための魔術」と著者は述べている。

　恋魔術の実践にあたって最も重要なのは、自己嫌悪などの心の闇（ブラックパワー）を受け入れること。ありのままの自分を受け入れることでブラックパワーを増大させて、魔術の効果を高めていくのだという。

　本書ではブラックパワーを取り戻し、恋愛をはじめとした人生のあらゆる望みを叶える方法として、6つの魔術が紹介されている。どれもすぐに実践できる内容となっており、リコとともに読者も成長していくことができそうだ。

　本記事では、6つの恋魔術の中から2つをピックアップして紹介しよう。

執着を手放す「モグラ叩きの魔術」

　1つ目は、執着状態から自分を取り戻す「モグラ叩きの魔術」。やり方は以下のとおりだ。

1　相手に対する執着心を抱いた自分に気づく（執着以外にも寂しさや怖さ、妄想や思い込みなどのネガティブ感情でもいい）。

2　その瞬間に「……って思っちゃう私、可愛いね！」と心の中でモグラ叩きのように反射的に自分に言ってあげる（「面白いね」「頑張ってるね」など、自分に意識を向ける言葉なら何でもOK。そのときの自分に最もしっくりくる言葉で）。

　ネガティブな思考をしている自分を「可愛い」と褒めることで、ありのままの自分を受け入れ、自己嫌悪を少しずつ改善していくのに最適な魔術といえる。

小悪魔ムーブで相手を虜にする「ワガママの魔術」

　2つ目は、小悪魔のような言動で相手を夢中にさせる「ワガママの魔術」。やり方は以下のとおりだ。

1　言葉で相手に伝えるときは、「△△してくれてありがとう。でも私は××は嫌（苦手、悲しいなどの感情）なの。だから〇〇してくれたら嬉しい。どうかな？」のカタチで、お願いスタンスで言う。また、〇〇の部分を具体的な行動で伝える。

2　そのお願いがカタチになったときのポジティブな感情を先取りする。

3「あなたはどうしたい？」と相手の意見も聞く。

4　嬉しい気持ちや感謝を伝える。

　この魔術は恋愛に限らず、家族や職場の同僚など、あらゆる人間関係に応用できそうだ。何度も繰り返していくことで効果を発揮するので、ぜひ日々の生活に取り入れてみよう。

　紹介した2つ以外にも、本書では「鏡の酔い魔術」「生まれ変わりの風呂魔術」「キズナ作りの魔術」「ツインクリスタルの魔術」が掲載されている。どれも効果てきめんのメソッドばかりだ。

　本書の内容を実践することでブラックパワーを高めれば、その効果は恋愛にとどまらず、人生のさまざまな場面で発揮されるはず。ぜひあなたも禁断の魔術を使いこなし、心に描いた夢や願いを実現してもらいたい。

文＝大野咲