聞かせ屋。けいたろう×accototo おもちの絵本『もっちーん』発売! (Gakken)
公開日:2025/2/6

読み聞かせのプロとして活躍する聞かせ屋。けいたろうさん。非常勤で保育士として働くなか、低年齢向けの行事絵本がほしいという思いから、おもちの絵本を制作。絵は、『うしろにいるのだあれ』でおなじみ、accototoさん。ページをめくると、かわいいおもちが「もっちーん!」とのびる様子がユーモラスで、思わず子どもたちも声を出してしまいます。子どもたちの好きなおもちがモチーフで、保育園・幼稚園でのもちつき行事や、お正月にぴったりな絵本です。
内容紹介
ぺったん、ぺったん、おもちがつきあがりましたよ。どんな風に食べよかな? のりとしょうゆ? あま~いきなこ? ページをめくると、おもちがもっちーんとのびるよ。おもちって楽しいね、おいしいね。赤ちゃんから楽しめるはじめてのおもち絵本。

もっちーん
作:聞かせ屋。けいたろう
絵:accototo
出版社: Gakken
出版社からの内容紹介
***********************************
どんなふうに たべよかな?
3、2、1、もっちーん!とページをめくれば、おもちがのびるよ!
***********************************
ぺったん、ぺったん、おもちがつきあがりましたよ。どんな風に食べよかな? のりとしょうゆで食べよかな? きっきっきなこで食べよかな? 縦にページをめくると、おもちがもっちーんとのびるよ。おもちって楽しいね、おいしいね。赤ちゃんから楽しめる初めてのおもち絵本。
読み聞かせで大人気の聞かせ屋。けいたろうさんと、『うしろにいるのだあれ?』でおなじみ、accototoさんのコンビによる、赤ちゃん絵本です。子どもたちが大好きな食べものをモチーフに、絵がわりの楽しさ、オノマトペの面白さが味わえます。おもちがのびる様子が縦開きでよくわかり、感覚的に面白いのが魅力的。さあ、お子さんと一緒に「もっちーん!」してみませんか。
*** 『もっちーん』の見どころ ***
■初めておもちを食べる子どもたちにも、おもちが大好きな子どもたちにも、ぜひ読んでほしい楽しい絵本ができました! 子どもたちは「5、4、3、2、1、発射!」とカウントダウンするのが大好き。3、2、1、もっちーん!とページをめくれば、思わずみんな声が出て、体をぐーんと伸ばしたくなっちゃいます。保育園や幼稚園での読み聞かせにもぴったりです。
■accototoさんのおもちの可愛いことと言ったら! くりくりした目と、髪の毛にみえる海苔やずんだなど、どのおもちもとってもキュートです。丁寧な貼り絵も必見で、なんと納豆の糸まで貼り絵になっているんですよ。
■赤ちゃんから楽しめる、はじめての行事絵本。保育園に通う子どもたちが増えているなか、「低年齢向きの行事絵本があったらいいな」と思っていた聞かせ屋。けいたろうさん。全国の保育士さんたちからもそんな声が届いていたということで、本書が生まれました。食育や親子のコミュニケーションにもぴったりです!

▲ぺったんぺったん、もちつきのシーンから始まります

▲縦開きなのでページをめくると、おもちがのびるのがよくわかります

▲のりとしょうゆ、納豆、ずんだ、あんこ……、バリエーションもゆたか

▲もちつきについて説明できるよう、裏表紙に臼と杵の絵が
本書のポイント
1)保育の現場から生まれた
読み聞かせのプロとして全国で活躍する聞かせ屋。けいたろうさんは、非常勤で保育士としても働いています。「低年齢向けの行事絵本があったらいいな」と感じていたそう。例えばお正月や、ひな祭り、七夕などを0~2歳児にどう伝えたらいいんだろう、導入に使える絵本はないかな、など。職場や全国のイベントで会う保育士さんたちからも、同様の声が聞かれたといいます。そんなとき、働いている保育園で毎年やっているもちつきを見て、「そうだ、お正月に、おもちがのびる絵本はどうだろう」とひらめきました。それから幾度となくダミーを作り、つきたてのおもちでおもちののびを確認したり、子どもたちに試し読みをしたりしながら、本書を作っていきました。
2)赤ちゃんから楽しめる
はじめておもちを食べる子どもたち、保育園のなかでも低年齢の子どもたち(0~2歳児)にも楽しんでほしいという思いから、おもちがのびる前、のびた後の絵の変化や、「もっちーん」と声に出す楽しさを味わえる構成に。特に子どもたちはロケットの「5、4、3、2、1、発射!」とカウントダウンするのが大好きなので、おもちがのびるときの掛け声に「3、2、1、もっちーん!」を採用。ページをめくれば、思わずみんな声が出ます。保育園や幼稚園での読み聞かせにもぴったりです。
3)はじめての行事絵本として
本書は、お米が蒸しあがり、ぺったんぺったんとつきはじめるシーンから始まります。そしておもちがつきあがると、のりとしょうゆ、納豆、ずんだなど、いろいろな食べ方を絵で見せていきます。裏表紙には「臼と杵」も描かれています。おもちは最初からおもちなのではなく、もち米を蒸して、臼と杵でついてできあがること、おもちにはいろいろな食べ方があることを、視覚的にも、体験的にもわかるように見せているのです。園やご家庭で小さいお子さんたちに、もちつき行事やおもちについて伝えたいときにおすすめです。
4)「いつか一緒に仕事をしたかった」accototoさんの思い
accototoさんは、かわいい貼り絵とコラージュ作品を手がける、ふくだとしおさん、あきこさんのご夫婦ユニット。代表作は『うしろにいるのだあれ』などの絵本です。聞かせ屋。けいたろうさんとは以前から親交があり、いつか一緒に絵本を作りたいと思っていたそう。「今回絵のオファーがあって、とっても嬉しかったんです。テキストを読んで、まあるくて目がきょろっとしたかわいいおもちのキャラクターを思いつきました」といいます。背景の色をおもちごとに変えてポップな印象に。おもちがのびる前と後も、お椀やお皿の位置を固定しおもちの動きを大きくすることで、視覚的な効果を狙いました。絵はもちろん貼り絵で、なんと納豆の粒や糸まで貼り絵。細部までこだわった丁寧な仕事ぶりは必見です。

5)聞かせ屋。けいたろうさんが、『もっちーん』の楽しい読み方を公開!
聞かせ屋。けいたろうさんが、ご自身の働く保育園で『もっちーん』の読み聞かせをしました。子どもたちは「もっちーん!」「おれ納豆がいい」「きなこがいい」など、口々に声をあげ、とってもにぎやか。その様子をぜひご覧ください。
『もっちーん』は、11月14日発売。保育園・幼稚園でのもちつき行事や、お正月にぴったりな、赤ちゃんから楽しめるはじめてのおもち絵本です。ご家庭で、保育園・幼稚園で、ぜひお子さんと一緒に「もっちーん」してみませんか。