越後製菓社長が推薦!ゆかいなおもち絵本『おもちのおふろ新装版』発売中! (Gakken)

文芸・カルチャー

公開日:2025/2/14

おもち業界で上位の越後製菓の社長が『おもちのおふろ新装版』を推薦!

「おもちの魅力がたっぷりつまった絵本です!」と絵本『おもちのおふろ新装版』を推薦してくれたのは、なんと、おもち業界で上位の越後製菓株式会社の吉原忠彦社長!! ご自身も大のおもち好き(※特にきなこもち)という吉原社長が、「この絵本を読んだらみんなおもちが好きになりますね」と太鼓判を押してくださった絵本を、ぜひご覧ください。

内容紹介

おもちのおふろ 新装版苅田澄子(作)、植垣歩子(絵)/Gakken

おもちのおふろ 新装版

作:苅田 澄子
絵:植垣 歩子
出版社: Gakken

 

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出版社からの内容紹介
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              い~い湯だ~な~♪
    しょうゆの足湯に、きなこの砂風呂、トースターのサウナ!?
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さむい、さむい日。おもちのもーちゃんとちーちゃんが、おふろ屋さんへ出かけます。「さむいね」「ゆっくりあったまろうね」 ところが醤油の足湯はおすしたちでいっぱいで、きなこの砂風呂もおだんごたちが転がりまわってゆっくり入れません。もう、のんびりできるおふろはないのかな?

ユニークな発想で定評のある苅田澄子さんと、絵のおとぼけ感が魅力の植垣歩子さんによる、おもち&おふろ絵本です。食べものたちが入るおふろと言えば、醤油の足湯、きなこの砂風呂、トースターのサウナ……と、おもしろいおふろがいっぱい! 子どもたちが大好きなおもちを主人公に、すみずみまでユーモラスに描かれたおもち&おふろ絵本をご堪能ください。きっといろいろな発見がありますよ!

*** 『おもちのおふろ』の見どころ ***
■スーパー銭湯のようにいろいろなおふろがある「ぽかぽかの湯」。どんなおふろがあるのかな? 銭湯内あちこちに貼られたポスターもお見逃しなく!

■もともと昭和レトロが大好きという植垣歩子さん。最初の見開きの銭湯は、江戸東京たてもの園の「子宝湯」をモデルに描いてくださいました。

■番台に座っているだいこんさん。手にしている「やさいしんぶん」に「畑野春菊氏」が「やさいむら そんちょうきまる」と書いてあります。じつは最後の見開きの中央で体を洗っているのが春菊さん。たくさんのキャラクターがあちこちに登場しているので、探して楽しんでくださいね。

*** 対象年齢 ***
読んであげるなら 3歳から
自分で読むなら 小学低学年から

▲さむいさむい日、もーちゃんとちーちゃんは、おふろやさんへ。ついたところは「ぽかぽかのゆ」

▲番台にいるのは、だいこんさん。おふろやさんには、いろいろな食べものがやってきます

▲まずはしょうゆの足湯へ。ところが、おすしたちで大混雑……

▲きなこの砂風呂も、おだんごたちがやってきて……

▲すっかり湯冷めした二人は、トースターのサウナへ。もう~、ゆっくり入れるおふろはないのかな?

本書のポイント

<1> 大人もハマる! 食べものの世界ならではの、ゆかいなおふろ

 スーパー銭湯のようにいろいろなおふろがある「ぽかぽかのゆ」。しょうゆの足湯にきなこの砂風呂、トースターのサウナ……。おもちが入りそうなユニークなおふろに、思わず「なるほどね~」と笑ってしまいます。このお話を考えた苅田澄子さんは、本書をおもちの気もちになって書いたそう。「おもちが入りたくなるおふろってどんなかな? おもちは焼けたらふくらんで困っちゃうかな……」。奇想天外でユーモラスな苅田澄子ワールド。食べものの世界ならではの、ゆかいな世界にハマる大人が続出しています。

<2> 昭和レトロな世界 細部まで見どころいっぱい!

『おもちのおふろ』の舞台は、どこか懐かしい昭和の雰囲気が漂うおふろ屋さん。絵を担当した植垣歩子さんは、もともと昭和レトロが大好きで、最初の見開きの銭湯は、江戸東京たてもの園の「子宝湯」をモデルに描きました。銭湯のなかも、招き猫や福助人形が飾られていたり、名画座や洋品店の広告ポスターが貼られていたりと、古きよき銭湯が見事に表現されています。細かく描き込まれた絵は、見どころがいっぱいです。例えば番台に座っているだいこんさん。手にしている「やさいしんぶん」をよく読むと、「畑野春菊氏」が「やさいむら そんちょうきまる」という記事が。入浴料が食べものによって違うのもおもしろいですね。絵本にはさまざまな脇役たちのサイドストーリーも同時進行していて、何度読んでも発見がある絵本です。

<3> 人気絵本作家がコンビを組んだ!

 ユニークな発想で定評のある苅田澄子さんと、絵のおとぼけ感が魅力の植垣歩子さん。人気絵本作家のお二人が、初めてコンビを組んだのが本作。じつは苅田澄子さんは、植垣歩子さんの絵をイメージしながら、このお話を書いたそう。植垣歩子さんも「文章をいただいて、すぐに世界が浮かんでしまって。早く描きたくて仕方なかったです」といいます。苅田澄子さんのシンプルなテキストから、ここまで奥行きのある絵が描けるのは、ほんとうにすごいと担当編集者も驚きを隠せません。お二人の息の合った絵本作り。続編も制作中とのことなので、もーちゃんとちーちゃんの今後が楽しみですね!

おもちのおふろ新装版』は、11月29日発売。どこか懐かしい銭湯をモチーフに、すみずみまでユーモラスに描かれたおもち&おふろ絵本は、読み聞かせにもぴったり。ご家庭で、保育園・幼稚園で、ぜひお子さんとお読みください。

本記事は「絵本ナビ」から転載しております