元SKE48須田亜香里、約7年ぶりの写真集は「かじりつきたくなるお尻を見て」。グループ卒業後の2拠点生活には「仕事それぞれが気分転換に」《インタビュー》
公開日:2025/3/26
グループ卒業後の変化「気持ちがすごく楽に」

――ここからはグループ卒業後のお話もうかがえたらと思います。須田さんは、東京と地元・名古屋の2拠点生活をされているそうですね。
須田:そうなんです。東京でお仕事をしていると、実家になかなか帰れなくなる人も多いと思うんですけど、私は地元でのお仕事もいただけているので、そのたびに帰ることができています。改めて考えると、すごく恵まれた環境だと思います。
――どれくらいのペースで行き来しているんですか?
須田:週のうち3日くらいは名古屋で、それ以外は東京や大阪でお仕事をしています。地方ロケが入ることもあるので、どちらにもいないときもありますね。アイドル時代はグループとの兼ね合いで、ロケで遠征するのが難しかったんですけど、卒業してからはいろんな場所に行けるようになりました。
――場所が変わるとメリハリもできそうですね。
須田:そうなんです。違ったジャンルのお仕事ばかりなので、それぞれが気分転換になっています。バラエティ番組の現場に行ったかと思えば、コメンテーターのお仕事のためにニュースの勉強をしたり、麻雀番組のアシスタントMCを務めているので、毎日の試合をチェックしたり。あとは文章を書くお仕事もありますね。毎日いろんなことをやらせてもらえて、本当にありがたいです。
――グループを卒業してからは2年ほどが経ちますが、心境の変化はありますか。
須田:ハッピーオーラが増したなって思います。前から明るく楽しく生きてきたつもりですけど、今は以前より肩の力を抜いて、一つひとつのお仕事に向き合えるようになりました。
――グループ時代は肩の力が入っていた?
須田:前はぎちぎちに詰まっているスケジュールを「とにかく頑張ってこなさなきゃ!」という気持ちが強くて、常に走り続けていた感じでした。でも今は、一つひとつに丁寧に向き合って、「頼んで良かった」と思っていただけるお仕事をしたいと思っています。
卒業してからも、ほとんどのレギュラー番組を継続していただいていて、7~8年続いている番組もあるんです。前は「レギュラーから外されないように頑張らなきゃ」と思っていましたけど、今は「変わらず続けさせてもらえる幸せ」を実感するようになりました。
――気持ちに余裕ができたことがプラスに働いているんですね。
須田:卒業するときに「生まれ変わってもアイドルになりたい?」と聞かれて、「なりたくないです。できないです」って正直に答えたんです。普通ならファンの方を思って、「またアイドルになりたい」って答えると思うんですけど、私は「こんな大変なこと、もうできない」と思って言えませんでした。
ステージではどんなにつらいことがあっても笑顔を見せるのが当たり前でしたし、同じ曲でもポジションが頻繁に変わるから、いくつもの振りを覚えなきゃいけない。お仕事が終わって、夜に帰宅してから朝まで振り入れをして、結局1時間しか寝られない…みたいな生活を送っていました。当時の大変さを思うと、今は気持ちがすごく楽になったと思います。
忙しい日々は相変わらずですけど、自由に生きられる環境にありますし、ちゃんと寝られていますし、心に余裕ができました。
――ここまでお話をうかがってきて、現在の充実ぶりが伝わってきました。18歳でグループに加入し、芸能活動をスタートしてから、今年で15周年。最後に今後の活動への思いを聞かせてください。
須田:今を楽しく生きるので精いっぱいなので、これからどうなっていくのかはわからないですけど、お芝居にもっと挑戦したいなと思っています。去年、映画の撮影に参加させてもらって、もっと“表現”をしたいと感じたんです。子どもの頃からクラシックバレエを13年間やっていて、アイドル時代にはステージに立って、常に体を使って何かを表現してきた人生でした。今はその機会が減って、表現への欲が出てきているんです。
それともう1つ。実は父から「小説を書け」って言われたことがあって。コラムを書くお仕事をさせてもらっていますけど、父は文章を書いている私が好きらしいんです。私は書けるわけないと思ってるんですけど…。
――やってみたらわからないですよ。
須田:いや…! ダ・ヴィンチWebさんの取材だから話してみたんです。でも才能はないと思います(笑)。
取材・文=堀タツヤ